がんばれ!ひばりが丘高校うどん部

グルメ

前回は、吉田のうどんの紹介と、良く行くお店を紹介しました。

今回は、その中でも特筆すべき、「ひばりが丘高校うどん部」について紹介したいと思います

山梨県立ひばりが丘高校 うどん部

富士吉田にある山梨県立ひばりが丘高校には、「うどん部」があります。珍しい名前にたがわず、高校生の部活としては、とてもユニークな活動をしています。

うどん部の生い立ちは良くわかりませんが、私たち夫婦が、吉田のうどんに興味を持ったのは、2010年ごろからで、吉田のうどんのお店に行くと、どこの店にも「うどんナビ」という一帯のお店をくまなく紹介する冊子が置いてあり、その制作者が「うどん部」だったことから、その存在を知りました。ちょうどそのころ、ひばりが丘高校うどん部のX(旧twitter)もはじまったようです。

吉田のうどんを讃岐うどんを超える存在にしたい

うどん部は、「吉田のうどんをもっと多くの人に知ってもらい、讃岐うどんに負けないような存在にしたいからです。」という趣旨のもと、まず、「うどんナビ」という吉田のうどんの紹介サイトを立ち上げ、

吉田のうどんの紹介を始めたそうです。そして、それにとどまらず、Xのアカウントを立ち上げたり、

「吉田のうどん観光大使」を宣言したり、

FacebookやInstagramなど幅広く活動しています。

高校生が運営するうどん店をオープン!

私たち夫婦も、吉田のうどんのファンだったので、吉田のうどん店に行くとおいてある「うどんナビ」を手に取って、「今度はここのお店に行ってみようか」などど相談していました。

そして、ついに、うどん部は2018年の春に自分たちの吉田のうどんの店をオープンさせるという快挙を成し遂げたのです。

ひばりが丘高校の先生方や県の教育委員会などの理解と協力も並々ならぬものだったと想像しますが、なにより、そういった壁を実績と熱意で乗り越えてきただろう、うどん部の面々に頭が下がります。

日曜日限定 スーパーのフードコートの一角で

オープン当日の産経新聞の記事です。

記事にもあるように、うどん部のお店は富士吉田市のスーパーマーケット「セルバ」本店のフードコートで、日曜限定で開店します。

いつも、お客さんがたくさん来ているので、お店の雰囲気の写真は撮れず、紹介できませんが、オープン当初の2018年の6月に食べに行ったときは、ベーシックなかけうどんから、肉うどん、肉天うどんなど、ひととおりのラインナップと、追加トッピングとしてのゆできゃべつや馬肉、ちく天、わかめ、きんぴらなどがあったように記憶しています。

名物MAGMAうどん

温かいうどんもだしが効いていておいしいのですが、この年何度目かに伺ったときに見つけた、うどん部イチオシの「MAGMA」うどんを食べてみました。

MAGMAうどんは、麺に唐辛子を練り込んであり、ごわごわの麺がオレンジ色に染まっています。供されたうどんはこんな感じです。

MAGMAうどんは、ひやしで、特製のつゆ(たれ)とゴマ油、生卵とともに供されます。そして、テーブルには、食べ方が。

「発想は自由だ!」ですが、最初は書いてある通りに💦、たれを2回し。ごま油を少々かけ、混ぜるために面を取り出してみると、

鮮やかなオレンジ色の極太の麺が現れました。一口目はそれほど辛みを感じませんでしたが、食べ進むにつれ、練り込んだとうがらしが効いてきて、だんだん辛みが増してきて、さらに半分ほど食べ進むころには、胃袋までが、ほくほくして顔から汗が出てきます。

でも、たれはとてもおいしく、冷やしなので最後までごわごわの麺も楽しめ、おいしくいただけました。

うどん部のすごいところは、ここからです。

日に日に進化するうどん部

当時のTwitter(現X)では、「SNSにうどん部のお店を投稿すると、キャベツ大盛無料」とか、「特製すりだねプレゼント」などのキャンペーンをしていて、PRにも力を入れていました。

また、毎回、お客様アンケートが渡され、お店の良かったところ、改善点などを集めているところもうどん部らしく、次に行くときは少しずつ改善されているのです。

たとえば、最初は注文した時に、レジ係がテーブルNo.を伝票にひかえるだけだったのですが、次に行くと、注文すると大きく番号を書いた札を渡され、テーブルに置くようなシステムになっていたりします。

最初は一種類だったすりだねも、だんだんバリエーションが増えていきます。

それぞれ、由来がありそうな名前がついています。是非、その由来や特徴も解説してほしいですね。

白MAGMA登場!

何回か「MAGMA」を食べたとき、冷やし系で麺のコシがより強く、おいしいのですが、はたと、「うどんにすりだねをかけて食べるのは、少量でも結構効くのですが、MAGMAうどんの場合はあれだけ麺がオレンジ色になっているということは、かなりの量の唐辛子を食べていることになるのでは?っと思ったのです。時間がたってもいつまでもお腹が熱いし。

そこで、ある日思いついて、注文のときに「MAGMAうどん」を普通の白い麺で作ってもらえませんか?」とお願いしてみました。レジ係の生徒さんは、奥の部員としばし相談して、「同じ値段でよろしければおつくりします!」っと応じてくれました。

これなら、おいしいたれはそのままで、辛みは自分で調整できる、私好みの麺のコシを味わえる冷やしうどんができました。

そして、その次の機会にうどん部に食べに行くと、メニューに「白MAGMA」なるものが登場していたのです。しかも、「MAGUMAうどん」より少しお安い値段です。わかりにくいですが、メニューの一番右上です。

部分拡大です

同じような要望が多かったのかもしれませんが、ひそかに「私が白MAGMA」のきっかけを作った一人に違いないと、むふむふしています。これが白マグマです。

私の好みにドハマリです。よくぞやってくれたうどん部さん!

その後も、新型コロナ対応で、アクリルパネルが設置されたり、一人客が多くても相席にならないよう、カウンター的に使えるようついたてを付けて、収容客数を増やしたり、月極めの定額で一部のメニューが食べ放題になる、「うどんのサブスク」を始めたりと、日々進化して、新型コロナも乗り越えていく、楽しいお店です。うどん部のこれからの活躍が楽しみです。

がんばれ、ひばりが丘高校うどん部!

私たち夫婦は、うどん部の大ファンです。いつも盛況なので、ファンはたくさんいると思います。また、今年もシーズン中に食べに行って最新情報を紹介したいと思います。

吉田のうどんは、富士吉田市や富士河口湖町へのふるさと納税でお取り寄せもできます。こちらは、楽天ふるさと納税の富士吉田市のサイトです↓

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