ちょっとシカゴ② ーファーストクラス搭乗記 機内食ー

グルメ

前回から、忘忙日記で初めての海外旅行記を書いています。

今回は、ANA羽田-シカゴ線NH112便のファーストクラスの機内食を紹介していきます。

ちょっと悔しいアルコールメニュー

水平飛行に移ってほどなくすると、CAさんが、ドリンクと食事のメニューを配ってくれます。ドリンクメニューは、食事のメニューより分厚く、中はこんな感じです。まずは日本酒。

次いで焼酎、

おすすめの飲み方が解説してあります。もちろん、機内でも作ってもらえます。そしてシャンパン、

写真が切れてしまいました。すみません。興味がないのがバレバレです。

きっと、高級なんだろうな。そして、ワインです。

どれも、これも、5行ずつ紹介文が書いてある、こだわりのセレクションです。が、アルコールを飲まない私たち夫婦には、猫に小判、いやっ、犬系の私🐶には犬に論語です💦 たくさん写真を載せてしまったので、アルコール好きの方、どうか楽しんでください。

ソフトドリンクも充実

私に価値があるのは、こちらのページです! ソフトドリンクと、こだわりのお茶と、

そして、紅茶とコーヒーです。

紅茶はDallmaiyr、コーヒーはillyです。どうです、illyのコーヒーの能書きは6行もあります!
でも、お酒好きの人も、コーヒー・紅茶は飲みますよね…  ちょっと悔しい💦

スタートは、伊藤園のほうじ茶をお願いしました。

あらためてこのようなシチュエーションで飲むほうじ茶は美味しく感じられます。冷たいおしぼりも供されました。

洋食・和食のメニュー

シカゴ往きの出発は昼前の10:40、水平飛行に移って食事が提供が始まるのは、日本時間のちょうど12時ごろとなり、豪華ランチタイムの始まりです。メニューはこちらです。

和食と洋食のコースから選べますが、お肉が好きな私は当然洋食をチョイス。妻は、「日本発の機内食は日本食がおいしい」と、日本食を選びました。

写真を撮らなかったので、ANAホームページからお借りしました。https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202403/hnd_ord_nh112_f_202403_m.pdf

和食のメインは、和牛黒糖煮と焼き玉葱です。

まず、アミューズが運ばれてきました。

ANAオリジナルスティックが、カリカリで美味しいです。周りの皆さんは、シャンパンやワインを楽しまれている様子。CAさんが、頃合いを見計らってテーブルをセットしてくれます。

テーブルが大きいです。しっかりとのりが効いたテーブルクロスです。奥には、塩・胡椒とパン用のバター、オリーブオイルの小皿。パンは、CAさんがリベイクされた熱々のものをバスケットに入れて持ってきてくれます。

4~5種類ぐらいありましたが、選んだのは、「長時間発酵のカンパーニュ」と「桜ブレッド」。桜ブレッドは、中までピンク色で、甘くはないですがほんのり桜餅のような風味があり美味しいものでした。

前菜

最初は、アペタイザー。3種類のうち、私が選んだのは、「蟹と帆立のサラダとグリーンピースのピューレ アニスクリームソース キャビア添え」です。鴨肉とビーフや、アスパラとシーフードなどほかの2品も魅力的でしたが、”キャビア添え”に負けてしまいました。

外観から味の想像がつきません。まるでデザート。キャビアは、瓶のまま出てきました。

キャビアといえば、ロシア産が有名ですが、瓶の裏を見ると、ベルギー産とありました。今ではロシア原産のチョウザメをベルギーで養殖しているそうです。少し緑色が買った黒く大粒のキャビアです。

アペタイザーの本体アップです。

緑はグリーンピースのピューレ、クリームソースはほんのりアニスの香りが付けられ、オリーブオイルがかかていますが、いずれも味は控えめ。そして、中は、

たっぷりの蟹のほぐし身と、さいころ状の帆立のお刺身が詰まっています。キャビアで塩味とうまみを添えながらいただきます。キャビアとの相性が良く、とても美味しい一品でした。

続いては、ガーデンサラダ。ドレッシングは中華とフレンチがあり、フレンチを選びました。

程よくパルメザンチーズがかかっています。

スープは、

濃厚なコーンスープが熱々で供されました。この熱々というのが実は大事で、機内、特に海外の航空会社では、料理も飲み物も、熱々ということがあまりありません。もちろん、揺れる機内で熱々は危険ということもあると思いますが、私は「熱々」がうれしいです。日本の航空会社ならではだと思います。

メインはステーキ

メインは、肉料理は「和牛フィレ肉のグリル 国産編笠茸”モリーユ”ソース」、魚料理は「マトウダイのレタス包み蒸し 木の芽風味の白ワインソース」でした。

他の方のファーストクラス搭乗記のブログなどを拝見すると、両方頼んでしまうツワモノもいらっしゃる(それも可能なようです)ようですが、そこまで大食漢ではないので、ここは肉料理をチョイス。

こちらも、熱々の結構ボリュームのある一品が運ばれてきました。
ミディアムレアでお願いした焼き加減は、

期待通りのピンク色。これだけ大きな和牛フィレステーキをいただくのは、久しぶりです。和牛の霜降りの強いものより、赤身の強いほうが好みの私にはピッタリ。繊維が細かくやわらかいお肉でした。ソースはキノコの風味がほんのり漂う、お醤油ベースのもの。これはこれで美味しいですが、ソースなしで、塩コショウだけでお肉そのものの味を楽しむのもありかと思いました。

メインのあとは…

私も、妻も食事を食べるスピードは遅いので、周りの方がお酒を飲みながら食事を楽しみ、とっくにデザートにとりかかっていころ、やっとメインを食べ終わりました。CAさんから「お食事のあとに、デザートのアイス、ケーキやフルーツはいかがですか?」とお声がけがありました。

私は、大好きなチーズプレートとフルーツをお願いしました。さすがに、お腹いっぱいで、アイスクリームやケーキは無理💦

チーズは4種で、シェーブルチーズ(左 山羊乳のチーズ)、ブルーチーズ(手前)、グリュイエールチーズと思われるセミハードチーズ(右)、フレッシュチーズ(奥)だそうです、CAさんからに丁寧に説明がありました。

一緒に供されたナッツ類も、カラメルでコーティングされ、カリッ(間)カリッのもので、食べ始めると止まりません。


普段、スーパーのいろいろな種類が並んだチーズコーナーを、おいしそうだけと高いなーっと素通りしている私には天国でした。特に、塩味や香りが強すぎないブルーチーズは美味しかったです。

最後にフルーツです。どれも甘く、特に、パイナップルは透き通るほどで熟れ熟れ。また、サクランボはキラキラ光っていてこれも甘く、食後の幸せ感を倍増させてくれました。

あとは寝るだけ

デザートを食べ終わって一息ついたころ、CAさんから「食後にコーヒなどお飲み物はいかがでしょうか?」と訊かれましたが、もう、お腹いっぱいでそんな余裕はありませんでした。

米国行きのフライトは、シカゴに朝8:40に着くので、機内では少しでも寝ておいたほうが着いてから楽と思い、歯磨きセットを持って席を立つと、すかさずCAさんが、「お休みになられるのでしたら、ベッドをお造りしましょうか?」と声をかけてくれました。
ベッドメイクをお願いして席を立ちます。

化粧室もこんな写真がとれるほど広々。歯ブラシセット、マウスウオッシュ、フェイスシートなどが用意され、布の手拭きタオルが用意されています。これも、使用後は屑籠に入れることになるので、「使い捨てかぁ、もったいないな」と思い、つい、ペーパータオルを使ってしまいます💦

さっと歯磨きを終えて席に戻ると、座席がベッドになっていました。

ANAホームページの案内によれば、西川の「エアー」ベッドパットと、同じく西川の羽毛掛け布団、ハンガリー産ホワイトダックダウンの枕だそうです。

機内で、水平に足を延ばせるとだけでも幸せですが、寝具もまた至れり尽くせりです。

フライトの途中で

うとうとすること3時間ほど。ちょうどフライトの中間ぐらいで目が覚めました。少し本でも読もうと明かりをつけると、すかさずCAさんから、「なにか暖かいお茶などお持ちしましょうか?」っと、タイムリーなお声がけ。

そこで、先ほどパスしたデザートのアイスと、ミルクティーをお願いしました。

アイスクリームの盛り合わせです。きんきんに冷えたお皿に黒糖のかき氷。その上に、桜風味の寒天が座布団のように置かれ、さらにバニラと抹茶のアイスが盛られています。機内でかき氷まで食べることになるとは思いませんでした。かき氷と濃厚なアイスクリームがとても上品で美味しいものでした。

事後の妻の報告によれば、メインのあとのデザートに食べた「タルトカラメル」が、いままで食べたケーキの中でも1、2をあらそうおいしさ、ということでした。これがその写真です。

カラメルで和えたナッツのタルトの上に、たっぷりのバニラアイス、そしてピスタチオソースの組み合わせです。食べてみたかったなぁ…

この後、また少し横になりました。

朝食

しばらくうとうとしていると、周りの食器とカトラリーの当たる音や、おいしそうなカレーの香りで目が覚めました。映画などを見ていると、CAさんから、「到着まであと3時間ほどですが、到着前のお食事はいかがされますか?」とお声がけがありました。
2度目の食事のメニューはこんな感じです。

こちらもANAホームページからお借りしました。
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202403/hnd_ord_nh112_f_202403_m.pdf

2度目の食事は、好きな時に、ここに挙げてあるものから、好きなものを頼むことができます。右側のページは、私が乗ったNH112便は、鯖みぞれ煮の和朝食、または、チーズオムレツ洋朝食のセットになっています。

ベッドを片付けてもらいながら、メニューを見てひとしきり迷います。さすがに、最初のコースが重く、お腹が疲れ気味だったので、少し軽めにしようと、「ビーフハンバーガー黒胡椒ソース」とトマトジュースをお願いしました。

どこが軽め?っと突っ込まれそうな、分厚いパテのハンバーが-が出てきました。

食べたのはハンバーガー、機は、バンクーバー上空あたりです。

朝からハンバーガーも、ちょっと重かったかなと反省しつつ、おいしくいただきました。映画を見終わるころには、降下を始めました。

あと30分ほどでシカゴに到着です。あたりは低い雨雲が立ち込め、シカゴのお天気はイマイチかもしれません。

次回は、シカゴ市内の様子を紹介します。

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