シアトル・タコマ国際空港には、ほぼ定刻の午後1時前にシアトルに到着しました。今回の旅行は、シアトル近郊のオリンピック国立公園をめぐることが目的なので、シアトルの空港でレンタカーを借りるべく、ハーツレンタカーに予約を入れてありました。
ハーツ(Hertz)でレンタカーを借りる
ハーツレンタカーは、日本語サイトがあり、出発前に日本で予約を入れることができます。なので、車種や保険、ロードサービス、ガソリン満タン免除など英語では難解な予約をあらかじめ済ませておくことができます。
さらに、ハーツには免許証翻訳フォームというものがあり、ハーツの公式サイトからあらかじめ発行してもらうことができます。
これを作ると、運転免許試験場などで発行してもらう国際免許を取得する必要がないため、面倒な手続きや費用がかからないメリットがあります。
空港に着き入国審査をぬけたら、ターミナルから出てホテルやレンタカー、駐車場のシャトルバス乗り場で、レンタカーの無料シャトルバスを待ちます。
シアトル・タコマ国際空港では、主要なレンタカー各社のオフィスは、空港から少し離れたところにあるビルにまとまって入っていて、各社共通のシャトルバスは24時間体制で頻繁に運行されています。
このバスに乗って10分ほど走ると、バスが大きなビルの4階フロアに到着します。

建物に入ると、

主要なレンタカーのカウンターがずらっと並んでいます。
ハーツの黄色い看板を目指していきます。今回は、ANAのプレミアムメンバーの特典でハーツNo.1クラブのゴールド会員資格で予約したので、カウンターによる必要はなく、この看板にあるように、

直接3階に行って、「ゴールドディレクトリーボード」を見ろ、とあります。
指示に従ってエスカレーターで3階に降りると、

このようなボードがありました。名前を探すと、

黄色の矢印のところに、”BOUBOU(仮名)”と私の名前があり、ZONE3と書いてあります。ZONE3のところに停まっている車の中から好きな車を選んで乗っていっていい仕組みになっています。
ZONE3に行ってみると3台の車が止められていました。

その中から、真ん中のこの車にしました。

車種は、日産のVERSAでした。

他には韓国のKIA(起亜)の車もありましたが、やはりここは日本製が安心。
一泊目のホテルは、デュポンのHome2 Suites by HILTON
シアトルに着いた日の一泊目は、シアトル・タコマ国際空港から南の方へ1時間弱のデュポン(DuPont)という街にあるHome2 Suites by HILTON DuPontを予約していました。
空港からオリンピック国立公園の入り口のポートエンゼルスまでは200km超あり、車で3時間ほどかかります。時差のあるアメリカで現地についていきなり3時間のドライブは、ちょっと心配でした。

しかも、空港近くのタコマ(Tacoma)の街や、ポートエンゼルスはホテル代が高いので、道中でホテル代の安いところを探した結果、1泊目はここに泊まることにしました。
途中のスーパーマーケットで夕飯の食材を購入してから、ホテルへ向かいました。
Home2 Suites の客室と設備を紹介
ホテルに着き早々にチェックイン。

Home2 Suites by HILTON DuPontの客室を紹介します。
1キングベッドルームです。

1キングベッドの部屋でしたが、Suitesというにふさわしくベッドコーナーとリビングコーナーがカーテンで仕切られ、

リビングコーナーには大きなソファー。そして、

ドアを入ったすぐのところに簡易キッチンがあり、コンロこそありませんが、流しや電子レンジ、大きな冷蔵庫、コーヒーメーカーなどがあり、コーヒーカップなどがあり、引き出しには、

カトラリーや

お皿などもそろっています。バスルームはシャワーのみでバスタブはありません。

洗面台は、

広々としていて清潔。クローゼットには金庫もあり、

必要最低限の設備は整っていて、広く使い勝手のよい客室でした
スーパーで買い出した食材で夕飯
市内にもレストランはあるのですが円安でとても高いので、我が家は、食事は地元のスーパーで買ってきたもので簡単に済ませることにしました。現地初日の夕飯は、

味付け牛ひき肉を分けてそのまま小鉢に入れて、電子レンジで加熱し、

雑穀パン、カット野菜のサラダ、日本から持参した、

わかめスープなどで、

ハンバーグのディナーです。フードコートなど外食すれば、ソフトドリンクなどを付ければ、すぐに一人25ドル(約3,800円)近くなってしまうので、かなり節約できます💛
時差ボケで夕方には眠気が来るため、早々に休みました。
Home2 Suites の朝食
Home2 Suitesはどこでもたいてい無料朝食が付いています。
朝食会場はロビー横にあります。テーブル席や、

カウンター・テーブルの席などがありました。

料理台です。

奥の方にはソフトドリンク、

セルフのワッフルメーカー、

左のポットはオートミール。ワッフルは右のポットから生地をカップ一杯とり、真ん中のワッフルメーカーに注いで蓋をして、180℃ひっくり返すとタイマーがスタート。1分半待つだけで焼きあがります。

隣には、シロップやジャム、バター、はちみつ、レーズン、ドライフルーツなどのトッピングがあります。
パンのコーナーには、

食パン2種とイングリッシュマフィン、くるみのチョコマフィンと、バナナ、オレンジなどが用意されていました。
その隣には、

ベーコンや平たいソーセージ、丸く焼かれた卵などが保温ケースに入れられており、その上には、こんなプレートが。

”本日のおすすめ バハ・ビストロ・クラブ”として、作り方の絵が描いてありました。
Home2 Suitesシリーズのホテルでは、「究極の朝食サンドイッチ作り」として、セルフでいろいろなサンドイッチを作ってお楽しみください、というのが朝食の売りになっています。
これを見て、私も作ってみました。

バターミルクビスケットの間に、チーズ2種、地鶏卵の卵焼き、ベーコン、ソーセージを挟みます。

おいしそうです。
断面です。

おいしくいただきました。さらに、マフィンとパイをいただき、

妻はワッフルを焼いてうれしそうに食べていました。

お腹のために、ヨーグルトも少々。

お腹を満たして、ポートエンゼルスに向けて出発です。
ポートエンゼルスまで
デュポンからポートエンゼルスまでは、118マイル190kmほどの道のりです。

結構なきょりですが、途中、街あり森あり大きな橋を渡ったり海辺の道を走ったりと変化があり、渋滞もなく快適なドライブでした。

片側1車線で、街中こそ35マイル/h制限だったりしますが、街から出れば片側1車線でも65マイル/h(105km/h)の速度制限のところも多いので、快適に走れます。
昼前には、ポートランドに到着しました。
次回からは、オリンピック国立公園の見どころを紹介します。
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