さわやかニューヨーク① ー出発 成田~ソウル編ー

グルメ

8月の週末は、台風の隙間を縫って忘忙庵を楽しみましたが、

今年の夏休みは、7月と9月に3日ずつ、2回に分けていただいて、7月は石垣島で昔のダイビング仲間の同窓会。

そして9月には、ニューヨークに行ってきました。この時期にニューヨークに行くことになったのは、スターアライアンスのアシアナ航空の、ビジネスクラス格安チケットを見つけたからです。今回から数回に分けて、ニューヨーク旅行の様子を書いていきたいと思います。

Google Flightでチケット検索

今年の3月のとある日、妻と、「今年の夏は、休みを取ってどこに行こうか?と相談しつつ、GoogleFlightを使って、何か安いチケットはないかと、あれこれ検索していて、アシアナ航空で、東京ーニューヨークのセール運賃があるのを発見したのです。

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GoogleFlightは、北米とかヨーロッパとか、オセアニアなどぼんやりとした行や先や、だいたいの時期、などの条件を入れれば、航空会社の指定をしなくても、各地の最安航空券を検索することができます。また、私の場合、ANAのマイルをためているので、スターアライアンスを条件に入れるなど、アライアンスを限定して調べることもでき、大変便利に利用しています。

例えば、時期を指定せず、ヨーロッパ方面だけを指定すると、このような画面になります。

GoogleFlight画面より

ここでは、目的地アイスランドのレイキャビクにしてみます。目的地を決めてそこをクリックし、「日付指定なし」をonにして、「料金グラフ」をクリックすると、今度は、航空券が最安となる時期をグラフで探すことができます。

レイキャビク往きのフライトでは、2月と5月にエコノミー料金の安い時期があることがわかります。フライトのリストに戻れば、このチケットがブリティッシュエアであることがわかります。

往復はアシアナ航空

半年前の3月に、スターアライアンス系でこんな検索をしていて、アシアナ航空のセール運賃を発見、成田(NRT)ーソウル(仁川)ーニューヨーク(JFK)のビジネスクラスのチケットをゲットしました。

往路は成田のANASuiteラウンジから

ここ数年の日本発は羽田空港ばかりだったので、久しぶりの成田。保安検査場の入り口は機械化され、すっかり様子が変わっていました。

今回は、オンラインチェックインだったので利用しませんでしたが、Face Expressという、航空会社のチェックインカウンターで、顔を登録すれば、保安検査のパスポート&搭乗券チェックを、顔パスで通過できるようになるシステムも導入されていました。

ANAダイヤモンドメンバーなので、ANASuiteラウンジでひと息入れます。

おいしそうなものがいろいろ並んでいますが、アシアナ航空の機内食が待っているので、食べ物はほどほどにしておきます。

いただいたのは、サラダとバゲットショコラ(フランスパンにチョコレートとバターをサンドしたもの)、そして、ハーゲンダッツのストロベリーアイスと栗羊羹です。

「どこが、”ほどほど”なんだ!」と怒られそうです💦

ANAのFlyingHONUなどを見ながら搭乗開始を待ちます。

搭乗時刻の8:30になり、搭乗開始です。

アシアナ航空OZ107 エアバスA330-300ビジネスクラス

成田ーソウル間のOZ107便の機材は、A330-300です。ビジネスクラスは、2-2-2の配置。古い機材だったようで、シート回りには少し疲れが感じられますが、このようなシートでした。

キャビンは、ベージュ、ブラウン、オレンジ系でまとめられていて、明るく落ち着くデザインです。シートモニターは、最新機種に比べると少々画質が劣っていました。シートコントロールパネルはこんな感じ。

なんだか、ボタンがいっぱいで、とてもビジーです。でも、よーくシートの絵を見ながら操作すれば、背もたれや座面、フットレスト、ランバーサポートをパーツごとにきめ細かく調整できるので、食事や映画を見る、スマホを見るなど、やりたいことに応じて姿勢をばっちり決められるので、これはこれでOKです。

アシアナ航空 成田-仁川便 機内食は洋食と韓国食

成田ーソウル間は、フライト時間が2時間半、水平飛行をしている時間は1時間ちょっとぐらいしかありません。フライト前にメニューが配られ、CAさんが食事と飲み物の希望を聞いて回ります。この日のメニューは、

小さくてすみません💦

洋食がサラダと牛肉の蒸し煮、韓国食が五穀鶏粥とあります。アシアナ航空を利用するのは、2010年以来ですが、以前乗ったときの機内食の印象がとても良かったので、期待していました。私は、洋食を選択。

牛肉の蒸し煮は、いわゆるビーフシチューで、ほろほろに煮込まれた分厚い牛肉がとても美味しかったです。

妻は、アシアナ航空ならばと、韓国食を選択。

五穀米のおかゆに、蒸し鶏とえだまめが入っています。ちょっと具が寂しいですが、チキンの出汁とゴマ油が良く効いて、一口で韓国料理の世界に引き込まれます。キムチもついています。

のんびり食事を味わい、食後にお茶で一息入れていると、間もなく降下が始まり、ソウル仁川国際空港に到着です。

ソウルの乗り継ぎは雲西で一泊

仁川には昼前に到着、乗り継ぐニューヨーク往きは、次の日の朝9:50発。ソウルで一泊することになります。

午後一杯をソウルの街なかに出て過ごすか、空港近くにホテルを取って空港近くで過ごすか迷いましたが、空港近くなら、移動時間も短く、それなりの街があり、ホテルも安いので、仁川空港から地下鉄で2駅目の雲西(ウンソ:Unseo)駅近くのホテルを予約していました。

雲西駅前は、こんな感じです。

雲西で韓国スイーツと韓国料理

雲西駅周辺は、仁川空港での乗り継ぎや早朝発、深夜着の人向けに比較的低料金のホテルがたくさんあります。なんとなく派手で、ちょっとあやしい雰囲気のところもありますが、旅行者には便利です。

そして、そうした旅行客を目当てにか、駅周辺に飲食店やコンビニもあります。また、少し歩くと、大規模な団地もあり、駅前に大きなスーパー、ロッテマートもあり、大変便利なところです。

せっかく韓国に来たので、まずは韓国スイーツを食べようと、目星をつけていた、「Sulbing(雪氷)雲西駅店」に行くことにしました。大きなビルの2Fにあります。韓国かき氷「ピンス」のお店です。

ピンスは、氷を削る日本のかき氷と違い、ー50℃とキンキンに冷えた金属ドラムに水や果汁などをたらし、薄く凍り付いた氷をそぎ落として粉雪や糸状のような氷を作る、専用のピンスマシンで作られます。

Sulbingは韓国で人気の韓国かき氷チェーンで、日本でも、「雪氷SULBING」として原宿や大久保などにお店を構えていて人気があります。

メニューは、こんな感じです。

入り口わきの大型ディスプレイで注文します。かき氷は、だいたい₩9,000~₩17,000(当時は¥1≒₩10.9)ぐらいです。定番のきな粉のピンスきな粉アイスのせ(₩10,900)にしました。

氷の上にたっぷりきな粉がかかり、きな粉アイスが2スクープ。周りには、甘いお団子のようなものがたくさん並んでいます。氷のなかにも、練乳ときな粉がかかっています。

スプーンが2つついていますね。日本では、一人一品オーダーしてくださいというお店が普通ですが、最近は大き目のかき氷が多いので、持て余し気味です。韓国では友達やカップルでシェアするのが当たり前。夫婦二人で一つで、ちょうどよい大きさでした。日本のかき氷屋さんも見習ってほしいです。

ふわふわでさらっさらの氷は、いつまでたっても解けず、中にも練乳ときな粉がかかっていて、最後までおいしくいただくことができました

そのあと、次回の雲西滞在に備えて、ロッテーマートを一通り見て回ったり。韓国にも進出しているdaiso(韓国では小文字!)を偵察しているうちに、お腹が空いてきました。

夕飯はスンドゥブチゲと石釜飯

夕飯は、やはり韓国料理にしようということで、スンドゥブチゲ中心のお店「北倉洞純豆腐」でいただくことにしました。

15年ほど前、ソウルに旅行に来たときは、韓国の飲食店はスンドゥブチゲ屋さんとか、タッカルビ屋さんとか、サムギョプサル屋さんとか、専門店が普通で、一件のレストランには、同じジャンルのメニューしがないのが普通でしたが、今では、何種類かの韓国料理を出すお店も普通にあります。ここ雲西は、仁川空港にも近く、乗り継ぎや早朝出発、遅い便での到着などの外国人向けホテルも多く、特に、いろいろな韓国料理を出すお店や飲み屋がたくさんありました。

北倉洞純豆腐では、妻は、スンドゥブチゲ+豆もやしビビンバのセット、私は、スンドゥブチゲ+牡蠣釜飯のセットにしました。

韓国のお店では定食的なメニューを頼むと、テーブルにナムルやキムチやカクテキ小皿がたくさん

これは二人分の小鉢です

並びます。小鉢のようなものですが気に入ったものがあれば、おかわりも頼めます。こちらでは、小皿のひとつが、アジのような魚の天ぷら(もはや小皿ではない!)が乗り、とても賑やかです。

しばらくして、ぐつぐつと沸いているスンドゥブチゲが運ばれてきました。

店のおじさんが、早く添えてある生卵を入れてまぜませしなさい、と催促します。まだ、写真を撮っていないから、ちょっと待って! そしてほどなく、豆もやしクッパと牡蠣釜飯。

牡蠣釜飯は、石鍋で炊いた味付けなしの五穀米の上に、小ぶりですが牡蠣がてんこ盛りに乗っています。店のおじさんが、早く添えてある甜面醤を入れて混ぜなさい。と、身振りで教えてくれます。私は、甜面醤を混ぜてしまうのは好きでないので、おじさんを手で制して、そのまま牡蠣とごはんを混ぜ合わせ、分厚い木の蓋をして牡蠣に火を通しつつ釜飯を蒸らします。

スンドゥブチゲをおかずに、この牡蠣ご飯を食べるのがとてもおいしいのです。

この日は早めの夕飯でおなか一杯になり、ホテルに戻りました。

ハングルはむずかしい!

韓国のコンビニホテルに泊まりましたが、ここで、2つ壁がありました。エアコンのリモコンとTVのリモコンです。当然ながら、韓国語しか表示がなく、エアコンやTVは日本のものとレイアウトもほぼ同じで、だいたい予測が着くのですが、

TVリモコンには、エアコンのコントロールや部屋の照明のコントロール、そして、映画などの有償プログラムの機能もあり、その意味はなかなか見当がつかず、

Google翻訳のお世話になりました。

便利な世の中になったものです。

ニューヨークに向け仁川国際空港へ

翌朝は、、地下鉄の始発に乗って仁川国際空港に行き、アシアナ航空のカウンターが開くと同時にチェックイン。

アシアナ航空のビジネスクラスラウンジを探索、

アシアナ航空ビジネスクラスラウンジには、おいしそうなサラダやパンのほか、激辛カップ麺などが山積みになっていました。

早朝から食べいる方も結構いらっしゃいます。

その後、シンガポール航空のビジネスクラスラウンジ(シルバークリスラウンジ)にも行ってみて、こちらで朝食をいただくことにしました。

こちらには、サラダやスモークサーモンやチーズ、おかゆや

チキンの炒め物、そして、シンガポール料理のムルタバやカレーなどがあったのが、ラウンジ選択の決め手になりました。

この後のフライトで、離陸後すぐ食事が出ますので、抑え気味で。
搭乗口に向かうためにラウンジを出るときに気が付いたのですが、入り口カウンターに向かって左側には、焼売など点心や

シンガポール名物のカヤトーストがあることに気が付きました。

これも、かなり惹かれてしまったのですが、朝ご飯でお腹も満たされ、いよいよニューヨークに向けてのフライトです。

ここはがまん、がまん💦

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