ちょっとワシントンDC③ ー 街まで移動 ホワイトハウス周辺 ー

海外旅行

無事入国を済ませ、メインターミナルの出口を出て、Metro の表示に従って地下鉄の駅に向かいます。ワシントンDCダレス国際空港から市内までは地下鉄が便利です。

以前は、空港から最寄りの地下鉄の駅まで路線バスで移動し、そこから地下鉄で市内へ向かう必要がありましたが、2022年11月25日に、ワシントン・メトロのシルバーラインが、ダレス国際空港まで延伸し、市内と空港が直結されました。

ワシントン・メトロで市内へ

ワシントン・メトロに乗るときは、Smartripカードが便利です。Suicaと同様のカードで、券売機で購入したり、チャージ(アメリカではAdd Valueと言います)することができます。支払いにクレジットカードも使えます。

Smartripカードは、メトロ以外にも、ワシントン DC、メリーランド州、バージニア州のすべてのメトロレール駅、メトロの駐車場、メトロバス路線、MTA、および提携地域バス会社で運賃を支払うことができる交通カードなので、ワシントンDC観光には便利というか、必須と言ってもよいと思います。

地下鉄とはいっても、空港駅は高架の上。

奥に見えるのは、空港のメインターミナルで、地下通路でこの駅までつながっています。

日本とは逆で、電車も基本的に右側通行です。なので、このホームが左方向の市内へ行く電車になります。

ホテルはヒルトン・アーリントン

今回泊まったホテルは、ヒルトン・アーリントン。空港から市内に向かうシルバーラインの途中の駅、ボールストン-MU(Ballston-MU)駅に直結で、市内に出るのも空港へ行くのも便利です。

ボールストンーMUの駅に着きました。ワシントン・メトロの駅は、どの駅も似たような構造をしています。

このような楕円の断面のトンネルになっていて、ホームから階段、エスカレーターで上がると改札があり、地上出口へとつながっています。エスカレーターで地上に上がるとホテルは目の前です。

市内のホテルがかなり高かったため、こちらにしました。(ただ、直前になるにしたがって、市内のホテルの値段はだんだん下がって、結局は同じレベルでしたが)

ホテルに荷物を置いて、まずは、モール周辺の観光をすべく、地下鉄で市内に向かいます。

ホワイトハウス周辺のようす

ボールストン-MU駅からホワイトハウス最寄りのフェデラルトライアングル(Federal Triangle)駅までは、シルバーラインとオレンジラインが走っています(同じ線路を電車が交互に来ます)。

フェデラルトライアングル駅で地下鉄を降り、ホワイトハウスに向かいます。ホワイトハウスは、ワシントンDC観光の中心のモールと呼ばれる帯状の緑地公園から、少し北に入ったところにあります。

地下鉄の駅からホワイトハウスに向かう途中、ホワイトハウス・ビジターセンターというところがあったので、立ち寄ってみました。

ビジターセンターは、ホワイトハウスの歴史と関連グッズを売るショップ、ワシントンDC全体の観光案内所も兼ねたような役割を持っています。

空港のセキュリティーチェックのような手荷物検査がありますが、誰でも立ち寄ることができます。

中に入ると、真ん中に、ホワイトハウスの模型があります。

これは、北側です。そして、正面の南側は、

ニュースで同じみの柱で囲まれた半円のバルコニーが見えます。

そのほか、ビジターセンターの中には、歴代大統領が使った調度品や、海外国賓からの贈答品などの展示があり、また、シアターでは歴代大統領がホワイトハウスへの思いを語ったインタビュー集など15分ほどのプログラムを流していました。

全体は、このような感じです、

天井には、細かい装飾がほどこされ、シャンデリアが下がっていました。

ショップには、

Tシャツやマグカップ&コースター、アクセサリー、ぬいぐるみ、カード、パズル、などなどホワイトハウスゆかりのグッズが、これでもかというほど並んでいました。

ビジターセンターを出て、ホワイトハウスの北側のラファイエット広場に向かいます。観光客が多く集まっている一角があり、近づいていくと、鉄のフェンスで囲まれた広ーい芝生の敷地の中のホワイトハウスが正面に建っています。

ホワイトハウスの北側です。フェンスの間から撮りましたが実際にはこのようになっています💦

ホワイトハウスの周辺では、いくつかのデモ隊がシュプレヒコールをあげていました。デモと言っても、20人~30人ぐらいのグループが3組ほどで、連邦職員解雇反対などそれぞれ異なる主張をしているようで、あまり激しいものではありませんでした。

そういえば、地下鉄の中でも、デモに参加しに行くと思われる、プラカードを持った老夫婦が普通に乗っていたりしました。プラカードはカバーがかかっており、なにが書いてあったかはわかりません。

ホワイトハウスの南側、正面に回ってみました。

南側は、フェンスに近づくことはできず、フェンス越しの写真しか取れませんでした。こちらも、多くの観光客が写真を撮っていました。

モールを散歩

ホワイトハウスから南へ下がって、モールに出てみました。モールに出たところには、ワシントン記念塔が建っています。

広ーい芝生の広場の真ん中に立っています。

国立自然史博物館

そこから、東へ数ブロックいったところにある、国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)に行って見ました。スミソニアン協会が運営する博物館・美術館群は、すべて入場無料です。

正面入り口です。立派な建物です。

中に入ると、イベント広場のようなところでは、特別展としてマチュピチュ展をやっていました(こちらは有料)広場を通り抜けて、反対側の吹き抜けのところには、

巨大な象のはく製がありました。1955年にアフリカで見つかった最大級のアフリカゾウのはく製だそうです。肩の高さはおよそ4m、体重は10t超だそうです。

別のフロアには、化石の発掘作業が見られるようになっているところもありました。

これは面白そうです。やってみたい!もちろん、その道の専門家になるには、相応の修行が必要なんでしょうね。

化石の収集、整備、展示、保管のプロセスなども紹介されており、子供からその道の方まで、それぞれが楽しめるようになっています。

そして、自然史博物館と言えばはずせないのが、恐竜の化石でしょう。別のフロアには、所狭しと、大型恐竜の化石が展示されていました。

体調10mは越えようかという、巨大恐竜、

一番人気のティラノサウルスが、3本角のいかにも強そうなトリケラトプスを組み伏せているシーンの再現など(骨ですが💦)、

見ごたえのある展示が、子供たちの人気を集めていました。

ナウマンゾウの化石もありました。

ほかにも、鳥類や鉱物のコーナーなど、紹介していたらきりがないので、このぐらいにしておきます。ワシントンDCに行ったら、ぜひ見ておきたい博物館です。

この日は、力尽き、この辺でホテルに戻りました。

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