さわやかニューヨーク⑥ ーアシアナ航空ビジネスクラス JFK~ICN編ー

グルメ

帰路もアシアナ航空のビジネスクラスです。深夜出発のため、アシアナ航空のカウンターが開くのは21時ごろですが、マンハッタンの街なかで夜までうろうろするのもなんだなぁと思い、夕方18時ごろにはホテルで預けてあった荷物を受け取り、Long Island Rail Road(LIRR)に乗るべく、PennStation(ペン・ステーション)に向かいした。

手前のアーチがペン・ステーションの地下コンコースへの入り口です。
後ろに見える円形の建物は、マジソン・スクエア・ガーデンです。

LIRRでJamaicaへ

マンハッタンからJFK空港まではこのようなルートになります。

LIRRのJamaicまでのチケットを購入し車内へ。LIRRの駅には改札がありません。そのままホームに降りて、列車に乗り込みます。

走り始めてしばらくすると、車掌さんが検札に来て、チケットを確認して鋏をいれます。チケットをそのまま持って行ってしまうこともあります。

Jamaicaの駅までは、早い列車だと途中止まらず20分ほど。あっという間です。

エア・トレインに乗ってJFKへ

エアトレインに乗り継ぎます。エアトレインは今やタッチ式のクレジットカードを持っていれば、改札にタッチしてそのまま乗車できます($8.5)。

Jamaicaから、JFKに車で来て飛行機にのる人のための大規模駐車場や、レンタカー各社のオフィスがあるフェデラル・ステーション駅までは、エアトレインも、70km/h以上のかなり早いスピードで走ります。フェデラル・ステーションからは、空港の各ターミナルビルを回るため、ゆるゆると走ります。このギャップがいつもなんか不思議です。

アシアナ航空のカウンターが開くまで空港のフードコートでこのブログを書いたりしながら過ごしあした。一日歩き回ったあと、時差で猛烈に眠くなる夕方を超えて、さらに出発は深夜0時過ぎと、体はへろへろになりつつあります。

チェックインカウンターが開くとすぐ、搭乗券を受け取り、ラウンジに向かいます。

ルフトハンザ航空ラウンジを利用

アシアナ航空のビジネスクラス搭乗客やスターアライアンスゴールドメンバーは、JFKでは、私たちの乗るOZ223便では、 トルコ航空とルフハンザ航空のラウンジが使えます。

まず、ルフトハンザのラウンジに行ってみました。長時間のフライトに備えて、シャワーを浴びたかったのですが、「今はシャワールームは使えない」とのことでした。

夕飯がまだだったので、まずは腹ごしらえ。

ドイツの航空会社なので、ソーセージは押さえておきたいところ。このソーセージ、太っといチキンソーセージで薄味。ケチャップ少々とマスタードをタップリ付けていただきました。

昔は、ドイツの味の薄いソーセージは美味しくなく、ドイツ料理って美味しくないと思っていましたが、大人になった今では、しょっぱくなくて自分好みにソースやマスタードを添えて、肉の味を楽しむドイツソーセージは、かなり好きなもののひとつです。

これだけではちょっと物足りなかったので、サンドイッチを追加。

この後、ネットで「シャワーあり」と案内されていた、トルコ航空ラウンジに移動。
しかしながら、受付スタッフに「今、シャワーは使えません」と言われ、がっかり。トルコ航空ラウンジには、囲まれ感のある一人用ワークスペースがあったので、夫婦で別々のブースに収まって、私は、このブログを書いたりしていましたが、あまりに眠く、搭乗時刻までうとうとしていました。

機材は往路と同じエアバスA350-900

帰りのアシアナ航空OZ223便の機材は、行のソウル(ICN)-ニューヨーク(JFK)と同じ、エアバスA350-900の比較的新しいものでしたので、写真のみで、説明は省略します。

往きの記事では、座席の配列がわからなかったと思いますが、スタッガードの配列はこんなようになっています。

機内食のメニューは、出発地で選ぶ

最初の食事のメニューです。英語ではなんとなくイメージがわかなかったので、Googleレンズのお世話になりました。

前菜は、「ロブスターとサーモンの密漁」密漁ってなんだ? 原文に戻るとPoachedだったので、茹でロブスターとサーモンだったのですね。

メインは、ビーフストロガノフをチョイス。

長距離線では、出発地の業者が機内食を準備するわけですから、例えば美味しい和食を楽しむなら、ANAの日本発便、韓国料理ならアシアナ航空のソウル発が良い、となるわけです。

いままでの経験からすると、同じアメリカ発でも、ニューヨーク発やサンフランシスコ発の西洋料理はそれなりにレベルは高いのですが、アメリカで調達された食材のためか、ステーキ肉などは、和牛の上品な味わいではなく、脂身に少々ワイルドな風味のある肉だったりします。

なので、機内食を選ぶときは、その機がどの空港から飛び立つのかを加味して選ぶことが重要です。

だいたいの場合、ニューヨーク発は洋食のステーキ、サンフランシスコ発はシーフード、シカゴやヒューストンは肉もシーフードもあまり期待しない、というパターンです。

テーブルがセットされ、前菜の「ロブスターとサーモンの密漁😃」が運ばれてきました。

大きなロブスターで、ぜいたくな気持ちになります。パンは、香りに負けてガーリックトースト。

そして、メインは、ビーフストロガノフです。

ほんのり甘みのあるデミグラスソースベースのシチューで牛肉が、ほろほろに崩れるほど煮込まれたもの。こちらも、日本の薄い牛肉で作られたビーフストロガノフとはイメージが異なり、食べ応えのあるとても美味しいものでした。

チーズプレート(写真を失念💦)のあと、デザートは抹茶のティラミスをいただきました。

CAさんも、食べるペースを良く見ていてくれて、私たちは二人とも周りの方より少し食べるのが遅いのですが、絶妙のタイミングで次のお皿を持ってきてくれるので、次のお皿を待っている間につい、うとうとしてしまうようなこともなく、無事コース料理を食べ終わりました。

アシアナ航空の機内食は、美味しいです。

食べたあとにすぐ横になると… ですが、睡魔に負けてすぐに横になりました。

あっという間に日本上空

何回か、シートベルトサインの点灯の音で目が覚めたものの、ほぼ爆睡状態。

何時間寝たことでしょう?だんだん照明が明るくなって、朝食のパンが焼ける良いにおいがしてきました。見ると、もう北海道の釧路沖あたりまで来ているではありませんか。

余談ですが、本来、ニューヨーク発ソウル往きは、偏西風の状態にもよるのでしょうが、もっと北寄りのルートを通って、ベーリング海からロシア上空を抜け仁川空港にアプローチしていたと思いますが、ロシアのウクライナ侵攻のおかげで、中国系の航空会社以外は、ロシア上空を避けているため、日本上空から仁川に向かうルートとなっているようです。

朝食は、オーソドックスに洋食スタイルで、ヨーグルト、フルーツ、パン(ピーカンナッツのデニッシュ)です。

フルーツのお皿に、なんかほおずきのようなものが見えますね。

ほおずきの皮の中には、ちゃんと実が入っていました。甘みと酸味のバランスが良く美味しく珍しいものをいただきました。長い人生で初めて出会った”ストロベリートマト”と呼ばれる食用ほおずきでした。フレンチやイタリアンなどでは使われるものだそうですが、日本では長い人生でも食べたことはありませんでした。

ミルクティーをいただきながら、メインを待ちます。

朝食ののメインは、マッシュルームのカネロニ、パルメザンクリームがけ、マッシュルーム(しいたけ)とローストミニトマト添え。

カネロニは、マッシュルームと刻んだ野菜が入ったクリームチーズを、ラザニア用のパスタで巻いたもの。パルメザンクリームもチーズ風味満点で、チーズ好きの私には、この上もないメニューで、大喜び。おいしくいただきました。

アメリカのイタリアンのお店でも、パスタは、いわゆるスパゲッティーはあまりメニューになく、マカロニやカネロニ、ラビオリなどが普通で美味しいです。

ニューヨーク発で、ここまで美味しい洋食を提供できるよう、現地のケータリング会社をコントロールしているアシアナ航空は、やっぱり機内食に気合が入っていると思います。

食後、コーヒーで美味しい朝食の余韻を楽しんでいると、まもなくソウルに到着しました。早朝5時過ぎです。

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