冬場は忘忙庵に行かないので、旅行記事ばかりになってしまいます。もうちょっと暖かくなるまで、今しばらくお付き合いいただければと思います。
昨年11月には「春のシドニー」と題して、街歩きには一番気持ちの良い季節のシドニーとその周辺を紹介しました。
今回から数回は、2月にオーストラリアに行ってきたときのことを紹介します。題して「オーストラリアで忘忙庵」。
何故? それは次々回ころに種明かしをしましょう。
それでは往路の様子から紹介しましょう。「春のシドニー」で紹介したのと同じシンガポール航空でのシンガポール乗り継ぎの旅程で、シンガポールまでは便名も同じSQ631なので、似たような記事になってしまうのはご容赦ください。
シンガポールから先は、異なる便名SQ221で機材もA380-800です。機内食も違うものを食べましたので、その辺もお楽しみください。
出発はANA Suite Loungeから
早朝に自宅を出発。平日なので5時台なのに電車は通勤客でいっぱい。品川からの京急の羽田往き急行も、羽田空港への出勤者と大きなカバンを持った旅行客でいっぱいです。
羽田のANA Suite Loungeで朝食です。サラダとチーズ、スモークサーモン。

お腹が空いていたので、思わずサラダてんこ盛りです。そして、今回はカルボナーラをいただきました。

朝ごはんにはちょっと量が多すぎでしたが、美味しいので、残らず平らげてしまいました。これから、美味しいと評判のシンガポール航空のビジネスクラス機内食のランチが待っているというのに。
さらには、おいしそうだったのでフルーツと、

ハーゲンダッツのアイスクリームまでいただいてしまいました。

クッキークリームです。ここまでくるとさすがに食べすぎ。ちょっと反省しました。
シンガポール航空 777-300ERビジネスクラス 座席周りのようす
シンガポールまでの機材は、ボーイング777-300ERです。

搭乗時刻の8時40になり、機内へ。ビジネスクラスの座席周りはこのような感じです。

ちょっと近めですが、エンターテイメント用の個人モニターがあり、左手にはヘッドフォンとミネラルウォーターが入った物入、

頭の横には、ノートPCなどが入れられる物入と読書灯、座席の上には大きなクッションとクリーニング済みのブランケットが用意されています。
個人モニターの横には、スライド式の小さな扉を開けると、

照明つきの鏡と、こちらも照明付きの小物入れです、特に物入は、夜行便で暗い機内では、天井のランプをつけなくてもよいので、とても便利です。
アメニティーは、昨年のクリスマスからブランドが変更になり、

ニューヨークを拠点とするスロー・フレグランスブランド、ルラボフレグランス社との提携のアメニティーキットになっていました。ルラボのフレグランスは、お客様の好きな香りの注文を受けてからその場で調合するとか、使用済みのボトルを持って行くと、同じ調合のフレグランスをリフィールしてくれるなど、新しい取り組みで話題になっているようです。
日本では、京都の木屋町通にお店を出しているそうです、
アメニティーキットの中は、

ビジネスクラスのその他のアメニティーとしては、

スリッパと靴下がありました。スリッパは機内では必需品だし、外国のホテルでは用意がないことも多いので、そのままもらって行って旅先のホテルで使うこともできます。
このフライトは昼行便ですが、夜行便では一日はいていた靴下を履き替えるとさっぱりします。ただ、私は夜行便でフルフラットベッドで寝るときは、絶対靴下を脱いではだしになる派です。でもマナー上ちょっと問題かとも思うので、ブランケットの中でそっと脱いではだしの足は見られないようにしています。
おまちかね機内食
定刻少し前にプッシュバックが始まり出発です。

強烈な寒波で寒い日でしたが、羽田はいいお天気でした。
機内食のメニューは、こんな感じでした。

イン・フライト・メニューはこうですが、このフライトではシンガポール航空の機内食事前予約Book the Cookdeで、ブイヤベースを予約してありました。
前菜までは、イン・フライト・メニューと同じものがでてきます。最初にシンガポール航空お得意のチキンサテです。

いわゆる焼き鳥に甘辛いピーナッツソースがたっぷりかかっています。

飲み物は、ドリンクメニューから、シトラス・ディライトという、柑橘系のソーダをお願いしました。
前菜は、ブッラータ・チーズとハムです。

パンは、CAさんが何種類かかごに入れて持ってきてくれるものの中から、ガーリックバターのバゲットのトーストをチョイス。これが実は裏目に…

真ん中に、ブッラータ・チーズ、周りに生ハムとミニトマトが取り巻いています。ブッラータ・チーズは、

ナイフで切り込みを入れると、モッツァレラのような弾力のあるチーズの中にとろとろのチーズが入っています。オリーブオイルと、トマトとバジルの葉に、オリーブオイルとバルサミコがかかったいわゆるカプレーゼになっています。生ハムの塩味で程よいバランスになります。
そして、メインのブイヤベースです。

あれれ、ここにもバゲットのバタートーストが2切れも入っているではありませんか💦パンのチョイスとかぶってしまいました。ブイヤベースの具は、ムール貝、白身の魚、ホタテの貝柱、ジャガイモなどが入っていて、魚介の出汁が少し感じられました。
いわゆるブイヤベースとしては、ちょっと魚介出汁が弱いかなとも思いましたが、スープもおいしくいただきました。
デザートには、サツマイモのモンブランも気になりましたが、チーズの盛り合わせをチョイス。

チーズ3種とぶどう、手前にある輪切りのソーセージ状のものは、レーズンとくるみとイチジクを練り固めたもので、すこしずつ切ってチーズと一緒にいただくと、チーズの塩味と良く合います。イチジクの種のプチプチっという食感が楽しいです。
羽田ーシンガポールのフライト時間は、7時間半ほど。ゆっくり食事を楽しんで、映画など見ているとあっという間にシンガポールに到着しました。
次のシドニー往きの出発までは5時間ほどの乗り継ぎ時間。チャンギ国際空港のターミナル3のシンガポール航空のラウンジで過ごすことにします。
シンガポール空港での様子と往路後半のSINーSYDのフライトは次のブログで紹介します。
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