羽田からの快適なフライトを終え、ほぼ定刻の15時半ごろチャンギ国際空港に到着。
チャンギ国際空港 シルバークリスラウンジ
シンガポールからシドニーに向かう便の出発時刻は、19時20分、4時間ほどの乗り継ぎ時間があります。シンガポール航空のシルバークリスラウンジで過ごすことにしました。
最初に、到着した第2ターミナル(T2)中ほどにある、シルバークリスラウンジに行きました。
出発コンコースのフロアからエスカレータで1フロア上がったところにあります。入り口わきには、
特大の明るいデジタルサイネージがありました。シンガポール航空のシンボル、CAさんの制服でおなじみの「サロン・ケバヤ」と呼ばれるバティック柄が、53年ぶりにリニューアルされたのに合わせて作られたものだそうです。このデジタルサイネージ、動いているんです。
搭乗券のチェックを受け、ビジネスクラスラウンジに入ります。
シドニーへの乗り継ぎ便には、まだ少し時間があったので、少し腹ごしらえをすることにしました。ラウンジのビュッフェコーナーには、サラダや、
サンドイッチ、チーズ、
ラクサなどを作ってもらえるヌードルコーナー。麺とスープを選んで温めてもらい、
自分で好きなものをトッピングできます。また、中華の点心や、
インド料理コーナーには各種カレー(写真を失念)、オープンキッチンのパスタコーナーまでありました。
デザートコーナーには、フルーツや、プチケーキ
アイスクリームなどもあります。
いろいろと味見をしてみたいのですが、次のフライトに差しさわりがあるといけないので、点心とインド料理コーナーのカレー類を中心に、ちょっとづついただいてみました。
ラウンジでの災難
ラウンジで、アジアン料理の味見をしたあと、一人用のブースに移り、ノートパソコン、スマホ、ワイヤレスヘッドホンなどの充電をしつつコーク・ゼロを飲みながらこのブログの原稿を書いていました。個人ブースの机の上は、ノートPCやらスマホやらヘッドホンやらの充電でたこ足状態。
夢中で原稿を書いていて、パソコン画面の傾きを調整した拍子に、グラスを倒して、パソコンを入れていたソフトケースにコーラをこぼしてしまいました。
写真ではわかりませんが、PCケースはコーラまみれです。
百均で買ったソフトケースは大事でもなんでもないのですが、これでは、大切なパソコンが入れられません。
そこで、まだ出発まで3時間近くあったので、トイレの流しでしっかり洗い、ぎゅっと絞った上で少しでも水分をとろうと、ペーパータオルでごしごしと拭いて乾かそうという作戦にしました。
たまたまそこにいた、掃除スタッフのおじいさんになりかかったおじさん(他人のことは言えませんが💦)が、こっちこっち、と手招きをしています。おじさんのところに行くと、「これで乾かせば」っと指さされたのが、
dyson Air Bladd でした。最近日本のデパートのトイレとかでも見かけるようになった、あの超強力なエア・ハンドドライヤーです。おじさんが勧めてくれたので、3分ほど心置きなく温風をあて、半乾きぐらいまで乾かすことができました。
おじさんに親指を立てて👍お礼を言うと、おじさんも👍で返してくくれました。おじさん、ありがとうございます!
シンガポール航空SQ261便(SIN-SYD) 777-300ERビジネスクラス 機内のようす
搭乗時刻の18時50分になり、羽田-シンガポール間で乗ったのと同じ機種のボーイング777-300ERに乗り込みます。
このフライトでは、夫婦隣り合わせの中央の2席を予約していました。
シート周りは同じなので、HND-SINの記事をご参照ください。
このブログでは、最初に提供されるディナーと、到着前に提供される朝食を中心に紹介します。
機内食メニュー
ドリンクもメニューは、羽田-シンガポール間と同じなので、紹介は省略します。
コースのメイン料理は、BOOK the COOKでロブスター・テルミドール予約していましたが、機内でメニューから選ぶこともできます。機内食メニューを紹介しておきます。
内容は、
ディナーコース
<カナッペ>
シンガポールチキンサテ
玉ねぎ、 キュウリ、スパイシーピーナッツソース添え
<前菜>
キュウリ入り海老のマリネサラダ
薄切りフェンネル、グリーンモジョドレッシング
<メイン>
牛ショートリブの煮込み「ヴィニュロン」
ソテーしたほうれん草、ローストしたマッシュルーム、マッシュポテト添え
or
セミドライトマトサルサ添え焼きヒラメ
フォンダンポテト、季節の野菜
or
黒豆チキン
卵チャーハンと季節の東洋野菜
or
ゴシュト・ビリヤニ
スパイスライスとキュウリ、赤玉ねぎ、トマトサラダを添えたインド風ラムカレー
<デザート>
ライチライムラズベリーケーキ
ピスタチオモナリザスポンジ
アイスクリーム
チーズのセレクション
ブリーチーズ、ホワイトチェダーチーズ、サン・ポーリンチーズ、付け合わせとクラッカー
スライスした新鮮なフルーツのセレクション
<ベーカリー>
各種ロールパンとグルメパン
バターまたは風味付きオリーブオイルを添えて
となっていました。
飲み物はペリエ… のつもりだったが
フライト前のあわただしい時間、CAさんが、最初の飲み物のオーダーをとりに来ました。
CAさん「最初に、アミューズとしてシンガポール”サテ”が出ますが、お召し上がりになりますか?(早口な英語)」
私、「OK」
という短い会話だけで、そのあと期待していた飲み物の注文をとってくれません。
例によって、アルコールが苦手な私は、飲み物にペリエをいただくことにしていました。きっと、アミューズが運ばれてきたときに訊いてくれる… そう思っていました。
水平飛行に移ると、ほどなく、飲み物のサービスが始まりました。テーブルに置かれたのは、炭酸の泡は立っていますが、ちょっと色がついています。
「ジャンパン」でした。
あわてて、「すみません、ペリエがいいのですが…💦(へたな英語)」とお願いすると、すぐに持ってきてくれました。
どうやら、飛び立つ前に飲み物の注文をとりに来たときは、
「サテと一緒に、とっても美味しいシャルドネ・シャンパンをご用意しますが、よろしいですか?(早口の英語)」っと訊かれたようです。
私が、「OK!」と答えてしまったので、シャンパンがでてきてしまったようです。せっかくなので一口だけ味見。お酒を飲まない私でも、ごくほんのりの甘みで、さわやかなぶどうの風味が染み渡るシャルドネのおいしさを感じることができました。
定番カナッペ ”サテ”が運ばれてきました。
シンガポール航空国際線(シンガポールは小さい国なので、国際線しかありませんが💦)お決まりのサテです。おいしいです。
ディナー
前菜
エビのマリネときゅうりのサラダ。
エビは大ぶりでエビ食べた感一杯のサラダでした。
パンもバスケットに入ったいくつかのパンから選べますが、
黒ゴマのスコーンにしました。
メイン
そして、いよいよ、事前予約のロブスター・テルミドールです。
ベイクされたポテトとカボチャ、大きなアスパラのソテーと一緒に供されました。
ロブスターの殻の上に、ぶつ切りにされた1尾分のロブスターの身を、ホワイトソースであえ、、マヨネーズ・チーズをのせて焼いたものです。昔からグラタン系の料理が大好きな私には、この上もないごちそうでした。
デザート
デザートは、ライチ・ライム・ラズベリーのケーキ、アイスクリーム、チーズセレクション、フルーツプレートから選べましたが、ロブスターが意外にボリューミーだったので、フルーツプレートだけ、お願いしました。
食事のあとは、フルフラットにベッドメイキングをお願いしました。
シンガポール航空の777-300ERのビジネスクラスのシートは、もちろん、フルフラットになりますが、多くのフルフラットシートが、背もたれのリクライニングをずーっと倒していって水平になるのとは異なり、背もたれを一度起こして、背もたれ部分を前に倒すと、フルフラットになります。
一度席を立たないといけないし、やり方を知らないとCAさんにお願いしないといけないですが、幅広のシートがそのままフラットになるので、寝返りもしやすく、快適です。膝から先の部分は、幅は狭いですが、寝るのには全く気になりません。足の先も相当余裕があり多分身長2mの人でも大丈夫。
唯一難点は、フルフラットにしたときのシートベルトが、自動巻き取り式シートベルトで、巻き取りのばねの力がちょっと強すぎで、お腹のあたりが締まる感じがすることです。最初は気になりますが、寝てしまえば、大丈夫でした。
到着前の朝食
到着3時間半ほど前になり、目が覚めました。
カプチーノをお願いして飲んでいると、ほどなく朝食の準備が始まりました。
朝食は、エビ・ホタテ・白身魚とチンゲン菜のチャーハンです。
こちらは、まあ見た通りの味といえばよいでしょうか。
ほぼ定刻の朝6時にシドニー空港に到着しました。
次回からは、シドニーの街の様子を何回かに分けて紹介します。
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