早朝、シドニー空港に降り立ち、予約したホテルのある市内に向かいます。
空港からシドニー市街へは節約ルート
円安で旅行費用がかさむ今日この頃、いろいろなところで少しでも安く済ませようと、事前にネット等で調べまくっています。
シドニーのシドニー – キングスフォード・スミス国際空港から市内へは、通常はエアポート・リンクという電車でいくのが、安く早くて便利です。料金は、21.54AUD(2,100円ちょっと)かかります。ピーク・オフピークや、平日・休日で多少料金は変わります。
2,000円超なので、夫婦二人で4,000円超、タクシーやUberなどでも同じぐらいの料金になってしまいます。
通常、街中や郊外へのエアポートリンクの料金は、距離に応じた料金体系になっています。ところが、空港周辺部分は特別で、エアポートリンクでシドニー空港内のターミナルで乗降する乗客には、別途費用(‘gate pass’ fee : 空港駅利用料)17.70AUD(昨今のレートでは1,750円程度)がかかるためです。
電車なのにあまりに高いので、地元の駐在さんなどの情報を調べてみると、この空港使用料を回避する抜け道があることがわかりました。ちょっと時間は余計にかかりますが、決して不正ではなく正当なルートです。
いくつか、バリエーションがありますが、私たちが利用したのは、空港からエアポートリンクの国際線ターミナル駅から2つ目のマスコット(Mascot)駅まで路線バスで行き、そこからエアポートリンクに乗って街に向かうという方法です。
最初に、国際線ターミナルを出て右手方向へ、Public Bus (路線バス)の表示に従って進みます。
すると、左手のガラス張りのビルのまえに路線バスの停留所が見えてきます。
ここから、Mascot駅行きの420番のバスにのります。420番の逆方向のバスもここに停まるので、行先に注意が必要です。
空港の国内線ターミナルを経由し15分ほどで、バスの終点のMascot駅に着きます。バスの乗客の大半の人が同じ方向に歩いて行くので、ついていくと、エアポートリンクのMascot駅があります。
”T”のマークが駅の入り口です。このルートだと、市内のセントラル駅まで、バス(Terminal1ーMascot)2.24AUD、電車(マスコット駅ーセントラル駅)0.94(乗り継ぎ割引適用)AUDで、合計3.18AUDと、6分の1ほどの費用で市内に出られました。(平日朝の場合 曜日・時間帯で料金が変わります)
ルートや料金の詳細は、NSW(New South Wales)Transportのこちらのサイトで、乗り換え案内も含めて調べることができます。
エアポートリンクの電車で直接行くよりも、15~20分ほど余計にかかりますので、時間がもったいなという人には向いていません。
宿泊はMeriton Suites Cambell Street
今回泊まったのは、Central駅やPaddy’s Marketなどにほど近い、Meriton Suites Cambell Streetというホテル。Meriton Suitesは、オーストラリアではメジャーなホテルチェーンです。
シドニー中央駅(Central駅から徒歩5分の便利な立地です)
ビルに囲まれていてわかりにくいですが、真ん中のHSBCのビルの後ろの建物です。
ホテルのエントランスは、回転ドアです。
早くもクリスマスの飾り付けがされていました。
シドニーもアメリカと同様、ホテルは高騰していて、以前は一泊1万円ちょっとで泊まれたのですが、今回は2万5千円/1泊。4連泊なので、なかな痛い出費です。なので、食費はひたすら節約。外食は昼だけにする作戦です。
午前中の到着だったので、ホテルにチェックインしたもののまだ部屋の用意はできておらず、部屋の準備ができるまで、滞在中の朝食、夕食のための食材の調達に出かけました。
ジャカランダ咲くシドニーの春
ジョージストリートという目抜き通りを歩きます。シティーホール(市庁舎)前には、
南半球で春を告げるジャカランダの紫色の花が咲いています。もうシーズン終盤に近く、葉桜ならぬ、”葉ジャカランダ”っぽくなっていますが、まだ街のあちこちで見ることができました。
日本の桜と同じように、オーストラリアの人に、春を告げる花として愛されています。
シドニーのスーパーマーケット
スーパーで食材を買うのですが、シドニーには、coles、Woolworth、ALDIといったチェーンのスーパーがあります。どこも似たような感じですが、あえてランク付けをするとすると、Woolworth≒coles>ALDI といった具合でしょうか。シドニーの市内では、15分も歩けば、いずれかのスーパーがあるくらい、あちこちにあります。
Woolworth(オーストラリア最大のスーパーマーケットチェーン)
coles(Woolworthと並び便利なスーパー。品物によってはWoolworthと価格が入れ替わります)
ALDI(ほかの二つより、ちょっとだけ庶民的。シドニー市内には店舗が少なく、郊外立地が多い)
スーパーでは、パンとチーズ、ヨーグルト、ハムなどを調達。
そして、地元の小さなスーパーや、パディーズマーケットという、市場に入っている青果市場と魚介の市場をチェック。
パディーズマーケットは、ホテルから徒歩5分と便利。トマト、レタス、インゲンなどの特売品と、サーモンハラス、マンゴーのお勤め品(4個で4.90AUD! \500ほど)をゲット。
市場とスーパーの梯子をして、お土産用のTIMTAMやその他お菓子を物色しているうちに、ホテルから部屋の用意ができたというメールが入りました。
ホテルに戻り、チェックイン。
ホテルの部屋の様子
部屋には、IHコンロ、電子レンジ、大型冷蔵庫、食洗器などが備わったフルキッチンに、コーヒーメーカー、電気ポット、調理器具や食器なども用意されている、いわゆるコンドミニアムタイプのホテルです。
洗濯機・乾燥機もついています。
リビングダイニングも広々としていて、大変使いやすいホテルでした。
街はもうクリスマス
荷物をホテルの部屋に置き、さっそく、シドニーの街の様子を見に出かけました。
前回、2020年のお正月に来た時には、まだ1路線が開通したばかりだったライトレールが、縦横に走り、
あちこちに、クリスマスの飾り付けがされ、シドニーらしい、夏のクリスマスの雰囲気が感じられます。
この後、ホテルに戻り、簡単なサンドイッチの夕食を作って済ませ、デザートにマンゴーを食べました。
明日から、シドニー街歩き本番です。
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