ちょっとワシントンDC⑦ ーロサンゼルス(LAX)ー羽田(HND)ーANA NH125 ビジネスクラス搭乗記2025年 ー

海外旅行

ロサンゼルからの帰国便は、ANAのNH125便。機材はボーイング787-9。往路は787-8DreamLinerでいずれもスタッガード配置のシートで、仕様も似ていますが、787-9は、機材は新しいのですが内装は少し古く、787-8は内装が更新されているいらしく、微妙に違うところもありました。 

ANA国際線 787-8DreamLinerと787-9のビジネスクラスシート回り比較

それでは、ビジネスクラスのシート回りを比べてみましょう。左が往路の787-8、右が787-9です。

787-8 DreamLiner

797-9

シート

スタッガードでサイドテーブルは青
スタッガードでサイドテーブルは茶色

スタッガードの基本的レイアウトや、シートのリクライニングからそのままフルフラットベッドになるなどはほぼ同じです。サイドテーブルの色が違います。787-8のほうは、ナイトライトをONすると、テーブルの周囲がほんのり青く光り、眼鏡などおいてあるものが見えるので便利です。

モニター・テーブルまわり

17インチモニター モニター下にテーブル収納
18インチモニター

モニターの大きさは787-8が17インチ、787-9が18インチと新しい内装のほうが1インチダウンですがほぼ同じ、いずれもタッチパネル式です。

テーブルを比較すると、787-8はモニターの下に収納され手前に引き出してさらに左右に広げるタイプ。テーブルクロスを広げて広いテーブルが出現します。

テーブルは広くて丈夫
テーブルは787-8に比べて奥行きが小さい

対して787-9は、サイドテーブルに収納されていて、このサイズ。奥行が小さく、テーブルクロスは半分に畳んだ状態でテーブルにセットされます。

このサイズで不自由はありませんが、広い方が気持ちが良いです。

シートコントロール

シーt-コントロールとリモコンがひじかけそば
ひじかけそばにはシートコントロールのみ

いずれも、ひじ掛けの横にあり、4つのボタンでコントロールするようになっています。さらに、787-8では、フルフラットのベッドになったときにリクライニングの調整をしやすいよう、頭のよこの部分にも背もたれリクライニングの操作ボタンがあります(下の左写真)。

機内エンターテイメントのコントローラー、充電コンセントなど

頭の横にリクライニングのボタン
頭の横にリモコンとヘッドホンジャック、AC電源

リモコンは、787-8はひじかけ横、787-9では頭の横にあります。取り出すときはひじかけ近くのほうが楽です。また、充電コンセントは、787-8では、下の写真のようにモニターの下部に蓋があり、

787-8はモニタ下にAC電源とUSBコネクタ

蓋を開けるとコンセントやUSBコネクタがあります。開けた蓋の上にスマホやワイヤレスイヤホンケースなどを載せて置けるので、便利でした。
ただ、充電しながらスマホ操作をすると、ケーブルがモニターから手元まで伸びるので、ちょっと違和感があります。

787-9では、上の右の写真のように、頭の横にヘッドホン端子などとともに配置されています。ここだと、ちょっと振り返り気味になるので、使いにくさがあります。

このように、787-8DreamLinerと787-9では、内装が新しくなった787-8DreamLinerのほうが、いろいろな配慮がされていて、かなり使い勝手が向上したと言えそうです。特にテーブルの広さと頑丈さはとても良いと思います。旅客機のテーブルは、エコノミーからビジネスクラスまで多くのタイプで、テーブル付け根の強度がいまいちで、傾いていることが多いですから。

ほぼ定刻に出発。しばらく気流が悪く揺れが続きました。機は太平洋岸に沿って北上しサンフランシスコに近づきつつありました。

右の窓から、遠くの方ですがサンフランシスコの街とゴールデンゲートブリッジらしきものが見えました。

緑色の丸印あたりです💦

機内食メニュー

例によって、最初に機内食メニューを紹介します。ドリンク類は往路と同じで。こちらの記事で紹介しています。

食事のメニューはこちらです。

フライトは12時間弱、食事はディナーと到着前の夕食の2回で、間の好きな時に軽食やスナックをいただくことができます。

和食のメインは赤魚のみりん焼き。洋食は、

牛フィレステーキか、大鮃(おひょう)のローストと海老のソテーです。そして、フライト中好きなタイミングでいただけるものがこちら。

豚骨ラーメンが人気でみなさんよく召し上がられています。

到着前の2回目の食事メニューはいちおう、こちらですが、前の「お好きな時に」と同様、フライト中いつでも食べることができます。この便は羽田到着は朝なので、到着直前にいただけば朝食になります。

和食は鯖の梅煮、洋食は牛肉とホウレンソウのラザニアです。

ディナーはシーフード

テーブルがセットされ、アミューズが運ばれてきました。

トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼと、生ハムでくるんだ洋ナシ。飲み物はペリエをチョイス。

前菜です。パンはCAさんがバスケットにはいった暖かいものから選ぶ方式でドイツパンをいただきました。

左は鴨の胸肉のロースト、右はカニの身の上にスモークサーモンがたっぷり載っています。一番右のプラスチックのカップはザクロとオリーブオイルのレッシングで、

酸味と甘みがよく、カニ身にすこしだけかけると、カニ酢のようでもありよく合いました。

そしてメインです。

アメリカ発は、シーフード系がおいしいことが多いので、大鮃のローストと海老のソテーをチョイス。大きな海老がうれしいメニューです。ホワイトソース、ホウレンソウのピューレの彩もよく、好みの味で楽しめました。

食後には、

チーズを緑茶で。チーズが好きな私にはこの上もない食後のデザートです。お茶には、ANAオリジナルのメゾンカカオのチョコレートが添えられていました。これも、とてもおいしいチョコです。

チーズプレートには、たぶんイチジクのチャツネとドライプルーン、レーズンとくるみのパンが添えられています。

ここまでで、おなか一杯、他のデザートにはたどりつきませんでした。

到着前の夕食は人気のとんこつラーメン

フルフラットにして一寝入りしたあと、これ以上寝ると明日に差しさわりがあるので、がんばって起きて写真の整理やこの忘忙日記を書いたりしていました。

到着3時間ほど前です。朝食の支度が始まりました。ディナーが結構ボリュームがあったので、少し軽く済ませようと、人気のとんこつ風ラーメンをお願いしました。

フルーツと一緒に供されました。が、何か足りない?

しばらくして、CAさんが、「申し訳ありません、これ、お付けするのを忘れていました!」と言って、香味油と紅ショウガをもってきてくれました。

メニューにも「トッピングとして紅生姜・香味油をご用意しております。お好みの味でお楽しみください」とあります。

これで完成! とておもおいしくいただきました。人気なのがよくわかるおいしさです。

機内に限らず、ラーメンを食べるとアイスクリームを食べたくなります。そこで

デザートにハーゲンダッツのアイスクリームをいただきました。このアイス、新幹線と同じで、カチカチに冷えています。CAさんが、「コチコチなので、しばらく置いてからお召し上がりになるとよいです」とアドバイスしてくれました。5分ほどおいて蓋を開けてみると、

まだ、かちかち。さらに数分おいて、周りの柔らかくなったところからいただきました💦

ほどなく、羽田に到着。たのしいワシントンDC旅行でした。

また旅行記が続きましたが、次回はまた忘忙庵ライフを紹介できると思います。

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