ちょっとワシントンDC⑥ ーワシントンDC(IAD)ーロサンゼルス(LAX)UA1689 国内線ファーストクラス 搭乗記 2025年 ー

グルメ

ワシントンDC旅行記の帰路です。最終日、ホテルを出てワシントンDC(IAD)からユナイテッド航空でロサンゼルス(LAX)に出て、ANAのHN125便に乗り継ぐまでの様子を紹介します。

ホテルで朝食

ホームウッド・スイーツ・ダレス国際空港は、無料朝食付きなので、朝食はホテルでいただきました。いわゆる、モーテルタイプのホテルの無料朝食なので、簡素なものです。

朝食会場は、ホテルの1Fピロティーにあります。

朝食の始まる6時半に下へ降りていくと、すでに、ベーコンや卵などのいい香りがただよっていました。

パンコーナーには、セルフのワッフルメーカーがありました。

食パン、ベーグル、マフィンなどもそろっています。温かいおかずは、ソーセージとスパイシーミート、ベイクドポテトとスクランブルエッグなど。

シュレッドチーズやクリームチーズ、バター、ジャムなどとメキシカンのトルティーヤもあります。

ドリンクは、

ジュース類にコーヒー、紅茶がそろっています。また、

カットされたパイナップルとブルーベリー、まるのままのリンゴとバナナ、オレンジ、ヨーグルトなどもあり、朝食としては十分な内容です。

モーテルでは、いつもベーグルにクリームチーズとベーコンなどをはさんだベーグルサンドにするのが定番ですが、ここでは、トルティーヤを見つけたのでメキシカンで攻めることにしました。

トルティーヤにシュレッドチーズとミート、ちょっとだけハラペーニョをのせ、

クリームチーズバージョンとサルサソースバージョンを作りました。

セルフタコスでお腹を満たして、ホテルの無料送迎バスでダレス国際空港に向かいました。

ダレス国際空港 ユナイテッドクラブラウンジ

ダレス国際空港からロサンゼルスまでは、ユナイテッド航空運航便のファーストクラス席(ユナイテッド航空の国内線ファーストクラスとは、いわゆるプレミアムクラス相当です)です。その日の国際線のビジネスクラス以上のチケットがあるか、スターアライアンス・ゴールド以上のスタイタス、ユナイテッドクラブの会員などは、ユナイテッド航空のユナイテッドクラブラウンジを使うことができます。

ホテルの送迎バスは、写真の一番下のTERMIALに着きます。

ダレス国際空港には、ユナイテッドクラブは写真の上側CコンコースとDコンコースの茶色のH、I、J、Kの4か所あります。

出発便の搭乗ゲート近くのKのユナイテッドクラブに入りました。

ラウンジの内部はこんな雰囲気で、

1階なので、ゲートに着く飛行機が間近に見えます。この雰囲気好きです。

ユナイテッドクラブでは、朝食の時間、このようなものが用意されています。パン類とバター、クリームチーズ、カット野菜などと、オートミールコーナーにはトッピング用のパンプキンシード、シリアル、黒糖など。

スクランブルエッグとポークソーセージ、トルティーヤ、そしてシリアル類。

カットフルーツとドライフルーツ、はちみつなどもありました。

ホテルで朝食を食べたばかりなので、コーヒーとドライフルーツをちょっとだけいただきました。

ユナイテッド航空は機内も含め、コーヒーはイタリアのillyブランドです。

ユナイテッドクラブに滞在しているとき、珍しい機材を見かけました。

コンチネンタル航空の旧塗装のボーイング737-900です。ユナイテッド航空はリーマンショック直後の2010年にコンチネンタル航空と合併していますが、そのコンチネンタル航空のレトロデザインを再現したものです。1947年型「ブルースカイウェイズ」の塗装とのことです。

ユナイテッド航空は、1000機以上の機材を運用していますが、この塗装はそのうちの2機だけだそうです。

ユナイテッド航空 UA1689便 IADーLAXファーストクラス機内食

乗り継ぎのロサンゼルス空港までは、ユナイテッド航空の1689便です。国内線とは言え5時間超のフライト。ファーストクラスではちゃんとしたランチが出ます。ユナイテッド航空では、事前にメニューをサイトで予約することができるようになています。

以前、シカゴに行ったときは、ユナイテッド航空からの「予約してあった食事がキャンセルされました」というメールで、乗るはずだった便が欠航になったことを知るということがありました。

今回も、フライトの4日前にこのようなメールがきて、

3種のメニューから選べるようになっており、軽めのサラダ with チキンをオーダーしてありました。
水平飛行になると、テーブルがセットされました。

飲み物は、スパークリングウォーターです

サラダ with チキンが来ました。

サラダとチキン、パン、デザートのセットです。サラダは、

チーズとヒヨコ豆がトッピングされています。盛り付けは高級感はありませんが、おいしいです。そして、グリルしたむね肉

きれいに焼き色がついていますが、蒸したものに焼き色を付けるため網で焼いたもののようです。見た目通りの味です。添えられていたのは、結構大きな袋のイタリアンドレッシング、

半分も使わないで十分でした。そして、バナナ・プリンと書いた得体のわからないデザートも。

これは、プリンと言うよりムースに近いものですが全然口に合わずパス。

機内エンターテイメントも進化している

ユナイテッド航空では、国内線はシートの個人モニターを廃止し、機内WiFiでフライトマップやTV番組、映画などのエンターテイメントを無料で提供しています。

試しにつないでみると、ゲームプログラムの中に、このようなものを発見しました。

フライトシミュレーターです。

フライト中にフライトシミュレーターが楽しめるなんて、機内エンターテイメントも進化したものです。

かなり惹かれたのですが、猛烈な眠気に断念。

この後、リクライニングシートを倒して(フラットにななりません)ロサンゼルスまでゆっくり休みました。

ロサンゼルス空港(LAX)では、ユナイテッド航空が利用するターミナル7に着きました。

LAX ロサンゼルス空港 ユナイテッド航空ポラリスラウンジ

ユナイテッド航空では、ユナイテッド航空の上級会員とスターアライアンスゴールドメンバー、ユナイテッド航空を含むスターアライアンスの国際線ビジネスクラス以上の人が使うことができるユナイテッドクラブのほかに、当日のユナイテッド航空ポラリスビジネスクラス(主に長距離国際線に設定)あるいは、スターアライアンスのファーストクラス、ビジネスクラスの搭乗券がある人のみ、出発空港で使える、ポラリスラウンジがあります。

乗り継ぎで5時間ほど待ち時間があったので、まず、このポラリスラウンジへ行ってみました。

ポラリスラウンジは、LAXに1か所ターミナル7の中にあります。

LAXターミナルマップ ユナイテッド航空ホームページからダウンロードしたものに加筆しました

ラウンジに入ると、壁一面にワインセラーのようなディスプレイがあり、おしゃれな雰囲気です。

ちょうどランチタイムで様々な食事が提供されています。ビュッフェコーナーでは、サラダのコーナー、サラダのトッピングコーナー、

コールドミールのコーナーには、各種チーズやハムなどがあります。

ドリンクコーナーには、ミネラルウォーター、フルーツウォーター、カリフォルニアで定番のアイスティー、缶コーラなどと、illyのエスプレッソマシンと紅茶、ミルクなどが置いてあるコーナーがあります。

そして、ポラリスラウンジの最大の魅力は、フルサービスのダイニングルーム(レストラン)があることです。

入り口わきに、メニューがありました。

左が朝食、右側がランチのメニューです。内容を簡単に紹介すると、

朝食メニュー
<軽食>
朝食トースト
ギリシャヨーグルトパフェ(ベリー、自家製シリアル、天然はちみつ)
ベーカリー
 ベーグルまたはイングリッシュマフィン、全粒粉またはシナモンレーズンパン
 クリームチーズ、各種ジャム添え

<メイン>
 アスパラガスとチェリートマトのキッシュ
 お好みのオムレツ(地鶏、白身のみ、植物由来卵から選択)
  具として、リンゴの木で燻製したベーコン、スモークハム、ベジタリアン用ソーセージ、
  チキンソーセージ、玉ねぎ、ホウレンソウ、トマト、塩味のマッシュルーム、
  チェダーチーズ、スイスチーズ、ゴーダチーズ からお好みのものを組み合わせて選べます。
 ディル(ハーブの一種U)風味のスモークサーモン・フラットブレッド(食パン)
 ブルーベリー・カスタード・ミルフィーユ

植物由来卵やベジタリアン用ソーセージなど、ビーガン食に対応しているところは、カリフォルニアならではです。いろいろこだわりがあるようで、試してみたいものばかり。注文は大変そうです。メニューのVEG印は、ベジタリアンOKのメニューです。

そして、ランチメニュー
<軽食>
エロテ風コーンスープ(メキシカンのベジタリアンコーンスープ)
炒めヤギチーズのサラダ(ルッコラ、チェリートマト、ペルシャキュウリ、赤玉ねぎ)
クラブ&シュリンプケーキ(カニとエビのほぐし身の団子をブイヤベース仕立て)
チーズプレート(ポイントレイズ・ブルーチーズ、ポイントレイズ・トマ、グリッシーニ、デーツ、オレンジ・チャツネ添え ポイントレイズはカリフォルニアのチーズメーカーです)

<メイン>
ホウレンソウとチキンのフリカッセ(マッシュルーム、アーティチョーク、ニンジン、グリーンピース)
ブラウンバターで焼いたホタテ(ソラマメのピューレ、チリオイル、アスパラガス添え)
豆腐のスパイシーココナッツカレー(バスマチライス、ナン、ライタ付き)
ポラリス・シグニチャーバーガー(ショートリブビーフバーガー、ポイントレイズ・トマチーズ、ピクルス、トマト、ビッブレタス、ブリオッシュのバンズ、スパイスウエッジカットフライ(フライドポテト)、目玉焼きとともに。

<デザート>
アペロール・スプリッツ・ケーキ(プロセッコ・ポーチド・ルバーブ)
レモン・マスカルポーネ・パフェ(オレンジソース・削ったホワイトチョコレート)
チョコチップ・スキレット・クッキー(バニラアイス添え)

デザートに至っては、なんとなくわかるものもありますが、呪文のようなメニューも💦

席に着くと、ドリンクの紅茶が出てきました。

ここでは、クラブ&シュリンプケーキのブイヤベース仕立てと、ポラリスシグネチャーバーガーをチョイスして注文しました。注文のあと、ビュッフェのサラダコーナーから、サラダを少しもらってきました。

このダイニングでは、メニューの料理以外に、ビュッフェコーナーから好きなものをいただいてきて、一緒に席で食べることができるのも、いいところです。

クラブ&シュリンプケーキです。

ブイヤベースソースの中に、カニとエビのほぐし身のパテがあって、その上にベイクドポテトが載っていました。ブイヤベースも魚介だしがよく出ていて、カニ・エビCakeはカニエビ100%という感じで、なかなかおいしいものでした。

そして、ポラリスシグネチャーバーガーです。

ユナイテッド航空の米国各地にあるポラリスラウンジでは、それぞれの地域の特性を活かした趣向をこらしたメニューを提供していますが、このシグネチャーバーガーも、それぞれ地域の特徴を出しています。

ロサンゼルスの特徴は、メニューにもあったように、ショートリブのパティーに、地元カリフォルニアのポイントレイズ社という、クラフトチーズメーカーのセミハードタイプのトマ・チーズ、米国産のビッブレタスという柔らかいレタス、そして少しスパイシーなベイクドポテトが添えられていました。

パティーの焼き加減は、

ほんのりピンク色が残る絶妙の焼き加減。あらびきのパティーはシンプルな塩コショウの薄目の味付けで、こちらもそれぞれの素材の味を味わうことができました。

その後は、羽田行が出るトムブラッドレー国際線ターミナルにある、スターアライアンス・ラウンジに移動しました。

入り口に、少し目立たないドアがありましたが、よく見ると、こちらはファーストクラウスラウンジ。こちらを使えるのは、LAX発のスターアライアンスのファーストクラスのチケットを持っている人のみで、私たちが使えるのはこちらの目立つほうの入り口です。

こちらのラウンジは、屋外テラスにも席があり、

外に出ると、ガス暖炉がある席があったり、

空港内が見渡せたりしました。

使われることがあるのかどうかわかりませんが、バーべキューコンロもありました。

屋内にも、ターミナル内の吹き抜けが見えるテラス席があったりと、

なかなか雰囲気の良いラウンジです。屋内はだんだん混んできました。

さすがに食べ物はいただきませんでしたが、飲み物をいただきながら、のんびりというか、半分いねむりをしながら出発時刻の午後5時15分までのんびり過ごしました。

日本へもどるANA NH125便の搭乗時刻になり、ゲートに向かいました。

次回はワシントンDC旅行の最終回、帰路便の機内の様子を紹介します。

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