ポートエンゼルスに3泊しオリンピック国立公園の見どころを楽しんだあと、帰国便の出発前日にシアトル・タコマに戻り、レンタカーを返却して空港近くのホテルにチェックインしました。
Hertzレンタカーの返却は簡単
シアトル空港の最初にレンタカーを借りたのと同じビルに返却します。レンタカーの返却手続きはとても簡単です。
今回は、いわゆる「満タン返し」での契約だったので、空港近くのガソリンスタンドで満タンにして返すのですが、どこの国でも同じですが、レンタカー営業所のある空港近くのガソリンスタンドは割高な価格設定になっています。そこで、シアトルタコマ空港の10kmほど手前のスタンドでガソリンを入れました。
ハーツの契約書には、「フルタンク(満タン)で返却すること」としか書かれていませんが、このチェックは結構厳しいそうです。
最近はデジタルのガソリンメーターが多いので、1目盛りでもFullから下がっていれば、ペナルティーも含めて結構なガソリン代を請求されるとのことでした。
普段乗らない車種なので、どのぐらいの距離までメーターが下がらないかドキドキしながらレンタカーのビルまで行き、無事チェックイン(レンタカーの返却は「チェックイン」です)、といっても係のスタッフに車のキーを渡してガソリンメーターのチェックを受けるだけ。あっという間に返却終了です。
車を借りるときの様子は、以前のブログで紹介しています。
数分後にはメールで領収書が送られてきました。
空港経由ダブルツリー・バイ・ヒルトン・シアトルエアポートへ
レンタカーのビルからの送迎シャトルバスで空港へ行き、空港からホテルの送迎シャトルバスでホテルに向かいました。最終日に泊まったのはダブルツリー・バイ・ヒルトン・シアトルエアポートです。
空港から徒歩でも行ける距離のホテルです。

お昼ごろでしたが幸い部屋の用意はできていました。ヒルトンオナーズのゴールド会員特典の、

ミネラルウォーターとチョコチップクッキーをいただきました。ダブルツリーのチョコクッキーは大きなアメリカンサイズで美味しいので、ダブルツリーホテルに泊まるときはいつも楽しみにしています。
アサインされたのは、最上階の南西の角部屋でした。

とても広い部屋で、1キングベッドの部屋です。

大きなテレビとデスク。

テレビの下には、引き出しと空の冷蔵庫があり、

入り口のドアのすぐわきには小さな流し台があり、

コーヒーメーカーがセットされていました。
バスルームには、

大きなバスタブがありました。連日のドライブとハイキングで疲れた体を癒すことができ、ありがたかったです。
アメニティーは、いつものクラブツリー&イブリン(CRABTREE & EVELYN)です。ほんのりとキュウリのようなウリ系の香りのするさっぱりと気持ちの良いシャンプー・リンスです。

先ほどの入り口わきの小さな流しと別にバスルームには大きな洗面台もあり、夫婦で競合せずに顔を洗ったりできるので、大変便利でした。

バルコニーからはマウント・レニエが見えるはずだが…
最上階なのでバルコニーからは遠くまでよく見えそうでしたが、

もっと天気が良くて遠くが見えていれば、この方向には、

黄色い丸のあたりに、「シアトル富士」として親しまれているマウントレニエが見えるはずでしたので残念!
ショッピングモールへの無料シャトルは旅行者の味方
この日の午後はお土産などを買うために、空港そばのショッピングモールに買い物がてらランチを食べに行くことにしました。
といっても、レンタカーは24時間単位なので、昼に借りたため、昼前に返却してしてしまい移動手段がありません。
そこで、AIに「Tacoma airport free shuttlebus to shopping mall(タコマ空港 ショッピングモールへの無料シャトル」と入れて調べてみました。すると次のような解説が出てきました。

すなわち、
| 特定のショッピングモールへ行く、タコマ市が運営する無料シャトルはありません。各モールヘは公共交通機関を利用してください。 |
とあり、タコマ・モール(TACOMA MALL)や、サウスヒル・モール(SOUTH HILL MALL)への公共交通機関で行き方が解説してあります。
ところが、ページの下の方をよく見てみると、「その他のオプション(OTHER OPTION)」の最後に、
| City of Sea Tac Shuttle (シータックシティシャトル):シータック市では、ウェストフィールド・サウスセンター・モールへの無料シャトルを提供しています。シータック市内の提携ホテルにご宿泊のお客様のみご利用いただけます。タコマからの一般の方はご利用いただけません |
と書いてあります。なるほど、”City of Sea Tac Shuttle”というのがあるらしい、ということがわかりましたが、ウエストフィールド・サウスモールのホームページを見てもどこにもそんなことは書いてありません。AIがうそをつくこともあるので、半信半疑ながら
“City of Sea Tac Shuttle”とググってみると、こんな情報が出てきました。
つまり、シアトルタコマ国際空港(Sea Tac)周辺の提携ホテルに滞在している人に限って、ウエストフィールド・サウス モールへの定時運行シャトルを無料で利用できるということです。「提携ホテルリスト(Partner Hotel List)」をクリックすると、
ダブルツリーホテルもリストに載っていました。
多分、ショッピングモールがシャトル運営会社に委託して送迎バスを運行しているものと思われます。余談ですが、このシャトル運営会社は、シアトル港発着の大型クルーズ船への送迎を主に行っていて、ダブルツリーは大型ホテルでクルーズ船の乗船客の前泊のためのホテルとなっていたようで、この日もたくさんの老夫婦が泊まっていました。
このホームページからちょうど良い時間のシャトルバスを予約すると、ぴったりの時間にホテルの玄関にバスがやってきました。
ウエストフィールド・サウスセンターモールでランチ
ウエストフィールド・サウスセンターモールは、
シャトルに乗ること15分ほどで、モールに着きました。

まずは腹ごしらえと、フードコートを探索。大好きなバーガー屋シェイク・シャックを見つけて即決。

店頭のタブレットでバーガーの種類と追加トッピングなどを指定。名前を入れて注文し、数分待つと名前が呼ばれます。

渡されたBOXには出来立て熱々のバーガーが入っていました。

ダブル・シャックです。味は、日本で展開しているお店と同じでした。
お腹も満たされ、モールの隣にあるスーパー、ターゲット(Target)でお土産を購入。ホテルへの帰りは、無料シャトルの出発時間に合わせて、モールの玄関前のバス停で待っていれば、シャトルが来るので、乗り込むときにドライバーに泊まっているホテルの名前を告げれば予約がなくてもOKです。
ダブルツリーホテルの朝食
帰国便は、シアトル発14:15なので、ホテルで朝一にのんびり朝食をいただき、空港のラウンジで軽めにランチ、そして、機内で本格ランチという計画です。
時差で朝は早く目が覚めてしまうので、朝食が始まる6:30に、ロビー奥の朝食会場へ。

ダブルツリーホテルの朝食は以下のような内容をビュッフェ台からいただいてきました。

ベーコン、スクランブルエッグ、ソーセージをメインに、付け合わせはパプリカズッキーニのサラダ、ベイクドポテト、ベイクドトマト、

シリアルとフルーツの入ったヨーグルト。

飲み物は、イングリッシュブレークファーストにミルクをたっぷり入れていただきました。ポットで供される紅茶はありがたいです。
ゆっくり朝食を楽しんでいると、次から次へとクルーズ船のお客さんと思われる老夫婦が会場にあらわれ、みなさん思い思いの朝食を楽しんでおられました。
朝食後は、腹ごなしのためにホテルの周囲を散策。その後、ホテルの無料シャトルで空港に向かいました。
シアトルタコマ国際空港のユナイテッドクラブラウンジ
シアトルタコマ国際空港は、米国の主要都市の中では地方空港といった感じなので、ターミナルビルも比較的小さいのですが、なんというか、古い旅館のように増築を繰り返していて、少々複雑な構造です。

成田のセントラルターミナルは成田の第1ターミナルに似ていますが、サテライトが5つあり、エアトレインや通路で結ばれています。
私たちが利用するアシアナ航空などスターアライアンスの航空会社の場合、ゴールド会員以上またはビジネスクラス以上のメンバーは、ユナイテッド航空のユナイテッドクラブを利用することになります。
ユナイテッドクラブは、コンコースAのゲートA10のそばにあります。

通路の先に目立たない看板があり、入り口がありました。

地方都市の空港なので、ラウンジの規模も小さいですが、ドリンクや料理はひととおりそろっています。
ラウンジの中は改装されてからあまり経っていないようできれいでした。
ビュッフェコーナーに置いてある料理は、サラダ類と、


サンドイッチ、ラップ、スライスされたフランスパン、

ベーグルや食パン、クリームチーズ、右手前はアイシングがたっぷりかかったシナモンロール。

サラダのトッピングやハム、チーズ。

チーズは、トム&ジェリに出てくる穴のあるエメンタールチーズです。これ好きです。
温かいものは、

白米とチキン・野菜の炒めもの、

オートミールなどがありました。さらに、

ドライバナナとカラメルをからめたナッツのスナックミックスがありました。
デザートのスイーツは、

ナッツの入った塩キャラメルクッキーと、ココナッツ入りキャロットケーキでした。
ドリンクコーナーは、

アップル、オレンジ、クランベリージュースと

ミネラルウォーターとレモン水、お茶用のお湯のサーバーと、

エスプレッソマシン、アメリカンコーヒー、デカフェコーヒーのサーバーがあり。ミルクとクリームもポットで用意されています。この辺は、自分好みにアレンジして飲みたいアメリカ流ですね。
飛行機に乗れば、すぐにランチになるので、ここはぐっと抑えて、

サラダ、チーズを少々と、

キャラメルクッキーとドライバナナ、甘くコーティングされたナッツをいただきました。
以前のユナイテッドクラブの食事は、野菜スティックと角切りチーズぐらいがメインだったのでだいぶグレードアップされていました。
食後は、今回の旅行の写真の整理などしていると、搭乗時刻になりました。
アシアナ航空の機内の様子は次回紹介します。
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