2泊目のホテルは、エンバシースイーツ・バイ・ヒルトン・ニューヨーク。
エンバシー・スイーツ を選んだのは、ヒルトン系のモーテルクラスのホテルで、無料の朝食が付いていること、ヒルトン系のホテルの中では比較的お安いこと(それでもマンハッタンではこの時期一泊5万円ぐらいします)、そして、タイムズスクエアや、ブロードウエイそして、帰りにJFKに向かう列車、LIRRの発着駅のペン・ステーションが近いなどロケーションが便利なためです。
そして、はやいものでニューヨーク滞在最終日となってしまいました。
この日は、深夜0:35JFK発のアシアナ航空ソウル行きで、帰路に着くことになっています。
エンバシー・スイーツの朝食
この日は、ホテルの無料朝食を食べました。いわゆる、モーテル系ホテルの無料朝食です。
でも、温かい料理と、フルーツ、セルフですがパンはトースターでリベイクでき、温かいコーヒーを飲みながら座って食べられるのはありがたいことです。
街歩きはハドソンヤードから
この日は、まず、昨日IKEAのフェリーから眺めたハドソンヤードに、陸側から行ってみることにしました。
ハドソンヤードは、もともと、マンハッタン西岸のヘルズ・キッチン、チェルシーといった、ハドソン川沿いの地区にあったニューヨーク地下鉄の車両基地だったところをニューヨーク市と地下鉄を運行するメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティー(MTR)のジョイントベンチャーが再開発したもので、2012年に着工、今年ほぼ竣工したばかりです。
その名も30 Hudson Yardsというランドマークとなっているビルにある、西半球で一高い「エッジ」という地上高335mの屋外展望台が見えます。一部の床はガラス張りです。
ベッセル(Vessel)
ハドソンヤードの中心の広場には、154段の階段と80か所の踊り場だけで構成された、Vesselと呼ばれる不思議な構造物も目を引きます。
ピカピカに磨き上げられた銅色の構造物で、異彩を放っています。こちらは改修中で、残念ながら現在入場できません。
The Shed
Vesselの奥には、ビルの屋根が丸ごとレール上を移動して、開閉屋根のイベントスペースも兼ねる、The Shedがあります。
Vesselの奥の馬車の幌のように見える建物です。こちらは、ビルの6か所に大きな大きな車輪が着いているのが目立っています。
この車輪で、幌の部分が開閉し、その下のスペースを全天候イベントスペースなどとして使えるようになっているそうです。
そして、ハドソンヤードをスタート(あるいは終点)とするハイラインが続きます。
ハイライン
ハイラインは、昔マンハッタンのハドソン川沿いを走っていた地下鉄の高架線の廃線跡を、緑に囲まれた遊歩道として整備したもので、地上とは一味違う摩天楼の中を、1.5kmほど気持ちよく散策することができます。
写真をあまり撮らなかったので、公式サイトで雰囲気をお楽しみください。
ハドソン・ヤード
このハイラインを、ハドソン・ヤードから北方向に歩いてみました。地図の★印から撮った写真です。
手前にMTRの車両基地、奥にハドソン・ヤードの高層ビル群が見えます。
メイシーズ(Macy’s)
この後、ホテルのほうにもどりつつ、ブロードウエイ沿いのヘラルドスクエアにある、アメリカの老舗デパート、メイシーズのニューヨーク本店に行ってみることにしました。
一ブロック丸ごとがメイシーズの建物になっていて、11階建て。とてつもなく大きなデパートです。メイシーズの中で、珍しいものを発見しました。
木製のエスカレーターです。この建物は1902年に、世界で最初のエレベーターを備えたデパートとして建てられたそうですが、この最古のエスカレーターは、1920 年から 1930 年にかけてOTISエレベーターによって製造されたそうです。
現役でちゃんと動いています。
メイシーズを後にして、街に出ると、別のとてもめずらしいものに出会いました。
アメリカでは、テスラのEVもかなり良く見かけるようになりました。特に、最廉価版のモデル3は、かなり頻繁に見ます。都心でも結構見かけるようになりました。
でも、これは、日本はおろかアメリカでも初めてお目にかかりました。
テスラのピックアップトラック CyberTruckです。ニューヨークの街中でも異彩を放っていて、道行くひとも振り返っていました。
テスラの公式サイトで、その抜きんでたコンセプトをお楽しみください。
ニューヨーク公共図書館 新館のカフェで休憩
だいぶ歩き疲れたので、ニューヨーク公立図書館の新館のカフェで、お茶をしながら休憩しました。
旗に、キャラクターのライオンがデザインされています。
カフェがあるのは、新館の最上階のオープンエアのテラスで、このような景色です。奥に旧館が見えます。
FreeWiFiもありました。
今回は時間が遅く旧館には入れませんでしたが、2013年に来た時には入場しました。こちらも重厚な造りで見ごたえのある建物です。
閲覧台や自習室的なスペースもありました。
ブライアント・パーク
図書館の裏には、ブライアント・パークという公園があります。奥に見えるのが図書館の旧館です。
夕方5時ごろで、多くの人が芝生や屋台のベンチで、お茶を楽しんでいました。
この後、ホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って、LIRRに乗るべくペン・ステーションに向かいました。
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