今回からは、帰路のフライトの様子を紹介します。
シドニー空港 シンガポール航空ラウンジ、ニュージーランド航空ラウンジ
最終日、シドニー発SQ232便は、お昼の12時過ぎの出発。朝食をシドニー空港のラウンジでいただくべく、朝、早めに空港へ向かいました。もちろん一つ手前のマスコット駅で路線バスに乗り換える節約ルートです。ルートの詳細はこちらの記事で紹介しています。
空港に着き、セキュリティーと出国を抜け、航空会社ラウンジにむかいます。シドニー空港にあるスターアライアンス系のラウンジは、シンガポール航空のシルバー・クリス・ラウンジと、
ニュージーランド航空のラウンジがあります。
雰囲気は、ニュージーランド航空のほうが広くておしゃれで良いのですが、今回は、食事の種類が多い、シンガポール航空ラウンジで朝食をいただきました。
ハム、チーズとソーセージ、餃子など点心とプーアール茶をいただき、
食後には、バーカウンターでフラットホワイトお願いし、搭乗時刻を待ちます。
シンガポール航空 A380-800 ビジネスクラス
シドニーからシンガポールへの最初のフライトは、シンガポール航空SQ232便。このフライトの機材は、エアバスの総二階建て、A380-800でした。
A380ファースト、ビジネスは特別仕様の席がある
A380では、1階席はエコノミーとプレミアムエコノミー、2階席前方に、スイート(Suie)と呼ばれるファーストクラス6席と、クラスJ(Class-J)と呼ばれるビジネスクラス78席が設けられています。2階席のシートマップはこのようになっています。
ここで、ビジネスクラスの中央2列の中で、11、91、96列目にご注目ください。ベッドのマークがついています。この6席は、隣のシートとの仕切り板を下げると、まるでダブルベッドのように一体感のある座席になる特別仕様なのです。
ご参考までに、ファストクラスの前方4席は、ファーストクラスの中でも特別仕様で、座席と椅子が別になっており、前後の連続した2席を予約すると、壁で囲まれたダブルベッドの個室にすることができます。
私たちは、ビジネスクラスです。
最初にチケットの予約をしたときから、前々日のチェックインまでは、ビジネスクラスのダブルベッド仕様の座席を選ぼうと思っても、空席でもグレーアウトしていて、選択できません。おそらく、シンガポール航空のクリスフライヤーの上級会員しか選べないようになっているのだと思います。
ところが、48時間前のオンラインチェックインの時に見ると、この席が選べるようになっていて、一番後ろの96列目が空いているではありませんか。すかさずネットで座席指定を変えておきました。
ラウンジでのんびりしていると、私たちが乗るのと同じA380-800の機材がやってきました。
そうこうしている間に搭乗時刻になりました。
A380ビジネスクラス座席周りの様子
A380のビジネスクラスの座席は、往路のボーイング777-300ERとは少し使い勝手が異なります。ダブルベッド仕様の中央の二人席はこのような感じです。間にある可動式の仕切りを下げてしまえば、2つの座席は結構近いです。
他人とは並びたくない距離ですが、仕切りを上げれば、
個室感満点のカプセル状の空間になります。
この、ダブルベッドタイプの並び席は、3列とも通路のすぐ後ろにあり、前の座席がないため、足元が広々としています。
座席の通路側には、小さなテーブルがあります。
テーブル周辺に、座席のリクライニングのスイッチ、機内エンターテイメントのリモコン、読書灯、ヘッドホンジャックやUSBコンセントなどがコンパクトにまとめられており、使い勝手はとても良いです。また、食事の際のテーブルも、ここに収納されています。
壁のところに読書灯があり、四角い部分を開けると、
照明付きの鏡になっています。女性にはうれしい心遣いです。
モニターの横には、スマホなどの充電用のユニバーサルコンセントがあります。
その下のタッチマークは、機内販売などの決済用のタッチ式クレジットカードのセンサーかもしれません。
窓際の一人席はこんな感じです。
窓際ですが、窓がひとつしか使えないのは、少々残念なところです。
SQ232 ビジネスクラスの機内食
座席に着くと、離陸前のカクテルサービスでナッツが配られました。かりかりにローストされたもので、とても美味しいです。飲み物はオレンジジュースをいただきました。
ほぼ定刻に離陸し、水平飛行に移ると、食事の支度が始まります。
ドリンクメニューは往路と同じなので省略します。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
このフライトの食事は、あらかじめシンガポール航空のサイトで予約しておける、Book the Cookから、オージービーフ・フィレのグリルを予約していました。
テーブルがセットされ、
チキン・シーザーサラダからスタートです。
サラダにチキンのむね肉のスライスとチーズがいっぱい載っていて💛です。パンはあまりお腹にたまらないように、グリッシーニのようなスティックにしておきました。
いよいよメインディッシュがきました。
美味しそうな焼き色がついていて、バジルソースが乗っています。米国線などでは赤ワインソースなど少し甘めのソースの場合が多いですが、このソースのほうが私は好みです。
焼き加減もばっちりミディアムレアで、赤身系のオージービーフは、肉質感満点。和牛とはまた違った味わいで、「肉食べた」感があります。
隣の妻のところに運ばれてきたのは、
ホタテとエビのテルミドール、サフランライス添えです。う~ん、これもおいしそうですね。次の機会があれば、それにするかもしれませ。
デザートは、チョコミントのアイスをいただきました。
妻のデザートは、フルーツプレートとパッションフルーツのムース。夏の南半球なので、フルーツはどれもおいしかったとのこと。
ランチの〆は、カプチーノにしました。
お腹がいっぱいになったところで、座席をベッドにして休むことにしました。
往きの777では、背もたれを前に倒してベッドにする方式でしたが、A380ビジネスでは、リクライニングをそのまま倒していくとフルフラットのベッドになります。
並びの席をフルフラットにした状態です。足元はこんな感じです。
昼間のフライトでしたが、シドニーでたくさん歩いたためか、疲れが出てシンガポールまでぐっすり寝てしまいました。
次のブログで、シンガポールのラウンジと最後のシンガポールー羽田の機内の様子を紹介します。
コメント