今日は、一日遅れで日本を出発した妻が朝、シカゴ・オヘア国際空港に着きます。こちらは、朝起きて、ホテルのロビーで無料の朝食を食べながら待つことにしました。
ハンプトン・イン・シカゴの朝食
「ハンプトン・イン」ブランドのホテルの無料朝食の内容はどこもほぼ同じです。メインは、チーズオムレツとターキー・ソーセージ・パテ、ベイクドポテト


食パン・ベーグル・マフィンなどパン類とシリアル。写真はありませんが、ヨーグルトなども。


お子さんにはうれしい、セルフで焼くワッフルマシーンとトッピング各種

そして、オートミールや、オレンジジュースのマシン、コーヒーマシンや紅茶類もあります。


カットフルーツがないのが残念。
私は、ベーグルにチーズオムレツ、ソーセージパテ、クリームチーズ、ヨーグルト、コーヒーをもらってきて、


ベーグルにクリームチーズをぬって、オムレツ・ソーセージのベーグルサンドを作って食べました。ベーグルが小ぶりなのでこれでちょうどよいサイズ。
ほどなく、妻が到着し、部屋に荷物を置くと、一緒に朝食会場に行きワッフルを焼いて食べていました。私もコーヒーでお付き合い。
大晦日のホテルはフェアモント・シカゴ・ミレニアムパーク
ハンプトン・インに泊まったのは私一人一泊だけで、今日は次に泊まるホテルに移動です。今晩(大晦日)泊まるのは、フェアモント・シカゴ・ミレニアムパークです。

前回紹介した、アクア・ビルの向かい側にあります。
ホテルの車寄せには、まだクリスマスのデコレーションのトナカイのネオンサインがありました。

フェアモントホテルグループは、「世界のユニークなロケーションを好まれるお客様にワールドクラスのサービスをご提供する」というポリシーで展開する5つ星ホテルです。
今回、シカゴではネイビーピアー近くで上がるニューイヤー花火を見に行こうと思っていたので、ミシガン湖に近いホテルを探していて、ホット・ワイヤー(HotWire)というホテルの逆オークションサイトで、格安で出ていたのを見つけ、予約したものです。
シカゴの繁華街からは少し外れたところにあり、普段はビジネス客が多いのでしょう、ホリデーシーズンのこの時は、お客さんが減るためにホット・ワイヤーに部屋が出ていたものと思われます。
ロビーには、もみの木がたくさん並べられ、カナダの山岳リゾートのクリスマスを思わせるディスプレイとなっていました。

こんな演出も

スキーリフトやカーリングで遊べるコーナーです。

氷ではなく、ストーンに自在車のようなベアリングがついてて滑るようになっています。
子供たちの格好の遊び場になっていました。
この日は、幸いなことに、午前中に移動したにも関わらず、アコー・ホテルグループの会員だったので、用意できていた部屋にチェックインすることができました。
カウントダウン花火をどこで見るか
この日は大晦日。ニュー・イヤー・イブです。そして、夜中の12時には、シカゴでも花火があがります。この花火で新年を祝おうというのも、今回のシカゴの楽しみのひとつでした。
シカゴの年越し花火はどこで上がるか、そしてそれをどこで見るかの作戦を立てました。といっても、アメリカでは日本の花火大会や初詣のような混雑はなく、ただ、氷点下の寒さなので、まず、花火を見るところにできるだけ近いホテルを選び、花火をがよく見えるであろう場所を探す、ということです。
花火が上がる場所
シカゴの花火は、前回紹介した街歩きの後半で歩いた、シカゴ川沿いの6つの橋の上と、ネイビー・ピアの前の大きく分けて2か所で上がります。

そして泊まるフェアモント・ホテルはその中間です。
事前にネットで調べていたのですが、2年前と昨年はコロナの影響が残っていて、シカゴ川の花火は上がらず、ネイビーピアのみでした。今年は、出かける直前の12月23日に、シカゴ市長から、「2025年からシカゴ川のニューイヤー花火も復活」との宣言がさされました。どっちを見ようか、迷いに迷いました。
ただ、いろいろな情報を総合すると、どうもネイビー・ピアから上がる花火のほうが盛大なようなので、こちらを見に行くことにしました。
明るいうちに花火鑑賞ポイントの下見
ネイビー・ピアで上がる花火をどこで見るか、ネイビー・ピアまで行けばかぶりつきですが、ちょっと遠い。そこで、ホテルからまっすぐ東にミシガン湖まで出たあたりで 見ることにしました。

地図の青い丸印のあたりです。
さすがに、歩いたことがないところですし、シカゴの街の特に、シカゴ川より南、ミシガン湖に近いエリアは、広範囲に人工地盤が作られ、昔の地面のレイヤーは物流のための道路があり、各ビルのトラックによる搬入・搬出口はこのレイヤーにあります。そして、その1層上に広範囲に人工地盤が作られ、見た目にはこのレイヤーが地上に見えます。場所によっては3層になっていたりと立体的に複雑な構造なので、まっすぐに湖岸まで歩いている道があるかどうかわかりません。
そこで、昼間の明るいうちに、湖岸までの道を確かめておくことにしました。
フェアモント・ホテルから公園を抜けるところまでは良いのですが、その先、マンションが立ち並び壁のようになています。マンションの前の道をマンションに沿って歩いていく、こんな表示が。

ネイビーピアと湖岸はこちら、と矢印が出ています。この表示を見逃せば、マンションの駐車場の入り口にしか見えません。歩道も人ひとりがやっと通れる幅しかありません。
このトンネルを抜けてみると、湖岸の公園の金網があり、門がありました。この門を通って湖岸に出ると。

ヨットハーバーのようなところがあり、左を向けば、

遠方にネイビー・ピアの観覧車が見えます。眼前のミシガン湖は開けており、花火が上がるポイントまでさえぎるものはありませんでした。また、広々しているので、日本の花火のように、人で埋まってしまうということもなさそうです。
ホテルからここまで徒歩15分ほどです。これで下見は万全です。
近くのスーパーで夕食のサラダとサンドイッチを買って、いったん部屋に戻り一休みししました。
カウントダウンと花火
夕飯を済ませ、一足先に新年を迎えた日本の友人からのメールなどに答えているうちに、シカゴにも新年が迫ってきました。
夜11時半ごろ、ホテルを出発。昼に下見をしたとおり、ミシガン湖畔に向かいます。マンションのトンネルをくぐるあたりから、湖岸に向かう人がだんだん増えてきました。
湖岸に出て、シカゴの街を振り返ると

ビル群が立ち並び、きれいな夜景です。
湖岸に出てきた人も、みんな思い思いの場所で花火が上がるのを待っています。
そして、10秒前ぐらいから、みんなカウントダウンを始めます。
「スリー!」「トゥー!」「ワン!!」 花火が上がり始めました。
ご覧のように、ゆるーい花火観覧でした。15分ほどで花火ショーはフィナーレ。

気温は氷点下ですが、極暖ヒートテックにダウンジャンパー、帽子、手袋、マフラーと完全防備。幸いなことに風もほとんどなかったので、寒い思いもせず、楽しい年越しとなりました。
この後の帰り道も。人が進まないなどということはなく、スムーズにホテルに帰ることができました。
ホテルの部屋に帰って、夜食に年越しそばを食べました。

海外のホテルで食べる定番年越しそばです。海外で年を越すときは、いつも日本から持って行きます。

これが、なんともおいしいのです。
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