石垣島に行ってきました①ー岬めぐり・郷土料理の朝食編ー

国内旅行


今年の夏は、休みを取って石垣島に行ってきました。 
もちろん、涼しい忘忙庵にも行きたいのですが、石垣島に行くことになったのは理由があります。

ダイビング同窓会

私は、30代のころから長らく、スキューバダイビングにはまっていて、毎年のようにGWや盆休みに、石垣島や同じ先島諸島の黒島などに通ってダイビングをしていました。
そのころ石垣島でお世話になったダイビングサービスの常連仲間で同窓会をやろうというお誘いがあり、17年ぶりに石垣島に行くことになったのです。

せっかく行くのだし、食事会はもちろん、みんなで潜ろうということで、楽しみにしていました。

ダイビング歴はかなり長いですが、すっかりブランクダイバー。きれいな石垣の海にまた潜れるという期待と、大丈夫かなという気持ちがちょっとだけ入り混じった気持ちで、羽田から出発しました。

往路は順調

お天気も良く、途中、真っ黒な富士山を見つつ、

品川駅で買ったお弁当を機内で食べているうちに


羽田発の国内線最長路線の3時間ほども、あっという間で石垣島に到着です。ちなみに、国内線の最長路線はANAの那覇ー札幌線(4時間弱)

17年前に行ったときは、まだ古い石垣空港で、滑走路が1500mしかなく、ボーイング737の小さな機材でも、着陸する時は、逆噴射を目いっぱいかけたうえで、急ブレーキをかけてやっと止まっていました。

離陸では、滑走路の端のはしまで行ってから、ブレーキをかけた状態でエンジンをフルスロットルにしてから、ぱっとブレーキを開放して思いっきり加速を開始する、「ロケットスタート」が有名でした🛬飛行機好きのYouTubeでも紹介されています。

それはまた、飛行機に乗るのが大好きな私にとって、当時石垣島に行くときの楽しみの一つでした。今では、滑走路は500m長い2000mとなり、今回搭乗したB787でも、ブレーキがちょっと急かな、ぐらいでした。

ANAは、羽田からの直行便で、大型機の777-200も就航させています。

初日の島内観光は岬から

空港でレンタカーを借り、さっそく北へ向かいます。
走ること40分ほど。最初に行ったのは、平久保崎灯台です。石垣島の最北端です。

ちょうど、石垣空港に着陸する直前、窓から、平久保崎が見えていて、海がとてもきれいだったので、すぐに行ってみようと思ったのです。

駐車場に車を置き、灯台まで歩くと、、ガイドブックの写真そのものの景色。右も左もコバルト色の海が広がり、空には夏雲がぽっかり浮いています。

灯台から東側の景色です

右を見れば、ターコイズブルーの礁湖が広がり、波も静かで空の雲がほんのり映っていました。

平久保崎から町へ戻る途中に、玉取崎展望台にも寄ってみました。こちらも機内からきれいだなーっと眺めていました。

以前来た時に比べ、玉取展望台の駐車場は格段に広くキレイに整備されていました。遊歩道を通って展望台に向かいます。

こちらは、展望台から北側、平久保崎方面の景色

こちらは南側です

展望台の屋根と手すりが、ちょうど額縁のようになって、風景がパノラマ写真のように見えます。

宿泊はベッセルホテル石垣島

初日の観光はこのぐらいで、スーパーで夕食用のお惣菜などを買いだして、ホテルにチェックインしました。
今回泊まったのは、ベッセルホテル石垣島です。

近隣の先島諸島行く船が発着する、ユーグレナ石垣港離島ターミナル(この周辺が石垣島で一番賑やかです)から歩いて7分ほどの便利な立地で、なにより、朝食が素晴らしいということで選びました。

最近のシティーホテルは、どこも朝食に力を入れて集客しているところが多いですね。

明日の朝食に期待して、夕食はスーパーで買ったマグロの漬けと、ゆし豆腐、食後にぜんざいなどで簡単に済ませました。

ベッセルホテル石垣島の朝食

ベッセルホテル石垣島の朝食のどこが素晴らしいかというと、思いつく沖縄の郷土料理がずらりと並ぶのです。素朴なものが多いですが、そのどれもが丁寧に作られていて、クオリティーが高いのです。ざっと上げてみると
島豆腐とゴーヤのチャンプルー。島豆腐は本土のものよりずっと硬くてしっかりしています。

人参シリシリ(右端)”しりしり”は、ニンジンを大きな穴のおろし器で細切りにするときの音、”すりすり”から来ているそうです。沖縄スパム(いわゆるポーク缶)のスライスを炒めたものもあります。

クーブーイリチー(昆布の炒め物という意味)(左端)

八重山そばコーナー。沖縄本島の沖縄そばと、出汁や麺が異なり、コーレグース(泡盛に唐辛子を付けた辛~い調味料や、島胡椒と呼ばれる独特の香りのあるピバーツをかけて食べると美味しいです。

ラフテー(豚角煮)。皮も付いているのが特徴。

ゆし豆腐(いわゆる寄せ豆腐)。本土の豆腐とちがって少し塩味があります。

沖縄の太いもずくのもずく酢や、もずく入り厚焼きたまごなど、

沖縄風炊き込みご飯の、ジューシー

そして郷土料理ではありませんが、沖縄でも多く水揚げされる、マグロがあり、自分でマグロ丼を作れるコーナーがあり、

トッピングも沖縄特産の海ブドウ、とろろなど、刻みのりなど各種

全部食べ放題です。

ドリンクコーナーには、

さんぴん茶(ジャスミンティー)や地元石垣の乳酸飲料マリーブやマリヤ乳業の牛乳があり、もちろん、ホットコーヒや紅茶などもあります。

デザートには、フルーツとともに、黒糖サーターアンダギーが並び、

沖縄ご当地スイーツの白玉入り黒糖ぜんざい、

極めつけは、沖縄のご当地アイス、ブルーシールのアイスクリームの3つのフレーバー、

この日は、塩ちんすこう、ウベ(紅山芋、さつま芋の仲間の紅イモとは違い、里芋の仲間です)、シークァサーシャーベットの3フレーバー。セルフサービスですが、もちろん食べ放題です。

およそ、石垣島のガイドブックで紹介されているご当地グルメが、朝ご飯でほとんど食べられます。ないのは、石垣牛と地魚、ミルミル本舗のアイスぐらいでしょうか。

このほか、普通の納豆、焼魚などの和食、オムレツ、ソーセージ、ベーコン、パンなどの洋食などもそろい、とても全種類食べられるものではありませんでした。

まずは、サラダと、沖縄料理のおかずをひととおり。

サラダは、ゴーヤや、ハンダマという少しぬめりのある厚めの葉っぱで、表が緑、裏が紫の不思議な葉っぱもはいっています。パンは、ユーグレナ入りの緑色のパンです。

沖縄そばは、

各種かまぼこ、あおさ、海藻、ゆし豆腐、ラフテーの全部乗せです。こちらも、麺にはユーグレナが練り込んであって、緑色をしています。

そして、フルーツと黒糖ぜんざい。パイナップルはよく熟れていて甘い!。

最後に、ブルーシールアイスクリーム3種と、サーターアンダギーもいただきました。

2日目の朝は、このように、朝食で沖縄、石垣のご当地料理をたっぷり1時間半楽しんでから、スタートです。

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