7月の3連休の忘忙庵行きでは、恒例の桃狩りにも行きました。前回行ったような、座ったまま、次々と切ったおいしい桃が運ばれてくる、望月農園も、レストランでコース料理をいただいている、あるいは「わんこ桃」のようで良かったのですが、私はやはり、数ある桃の中からこれぞという桃を見極めて、自分でもいで食べるのが好きです。今回は望月農園の予約がいっぱいで取れなかったこともあり、浅間園に行くことにしました。
浅間園で桃狩り
もう何度か紹介していますね。こちらは、浅間園のHPです。
浅間園は自分でもいだ桃を40分間食べ放題です。受付を済ませて入園料(大人1,600円/人)を払い、チケットをもらって、「⇦もも」に沿って徒歩数分の桃畑に向かいます。
この日は、ベトナムからのお客さんもいらっしゃるようです。
受付のテントでチケットの半券をもいでもらい、ももの取り方と、皮や種を入れる小さなプラスチックのバケツと包丁を受け取り、おいしい桃探し開始です。
今回の品種は、早生で少し柔らかい日川白鳳(ひかわはくほう)と、少し硬めの御坂白鳳(みさかはくほう)です。樹に段ボールで品種が表示されています。日川白鳳は、もう樹の上のほうの桃はだいぶ採られていて、桃の数は少なくなっています。逆に、御坂白鳳はまだシーズン始まったばかりのようで、樹一杯に、たくさんの桃がなっています。
美味しい桃の見分け方
農園のスタッフに教えてもらったり、調べたり、自分で体得したおいしい桃の見分け方は、
・できるだけ樹の上のほう(熟れるのは樹の上から)
・桃の表面に、白い点々がたくさん出ているもの
・いわゆるおしりの窪み(割れ目?)の左右の大きさにあまり大きな差がないこと
・桃の横の肌に、白とピンクの細かいまだらのような模様が出ているもの(1つの実の中でもこの模様が出ているところのほうが甘い?)
・へたのそばが柔らかいもも(ただし、触っても良い農園だけ。多くの農園は桃に触るのはNGです)
・樹の上のほうの桃がもう採られていて、下のほうしか実がない樹の場合、樹の幹に近い太い枝の上側になっている桃が良く陽が当たっていておいしいように思います。
いくつかの樹で、その樹で一番おいしそうな桃に目星をつけ、どの樹にするか決めます。今回は、まず御坂白鳳から。御坂白鳳は、樹の上のほうにもたくさん実がなっているので、脚立を使っておいしそうな実を探します。
これぞという桃をもぎ取ります。
370gの御坂白鳳の中では、大ぶりの実です。
割ってみると、名前の通り中も白いですが、甘くておいしい桃でした。
次に、残り少ない日川白鳳を選びます。数はあまり多くなく、少し小ぶりなので、美味しいかなぁ…
割ってみると、種に近いところまで赤身があり、甘い桃でした。御坂白鳳にと食べ比べると、日川白鳳は、なんというか、うまく言えないですが植物特有のさわやかな香りがあり、こちらのほうが好みでした。
浅間園では、いつも、桃狩り会場に、大きなクーラーボックスが置いてあり、スタッフがあらかじめもいでおいた冷えた桃も用意されているのですが、今回は、初めて、クーラーボックスの隣の机の上に、竹籠に桃がならべられており、「もぎたて完熟」と書いてありました。
見た感じもとてもおいしそうだったので、中でも大きくておいしそうな一番左のやつを一ついただいてみました。
悔しいのですが、その前に食べた2つよりずっと甘い桃でした。種の近くまで赤くなっています。さすがはもものプロが選んだ桃、と思いました。
その後、日川白鳳と御坂白鳳1こずつもいで、今回は都合5個の桃を食べて、桃畑を後にしました。
夕食はバーべキュー
夕食は、普段、私たちはあまりやらないのですが、別荘メシとしては定番のバーベキューです。忘忙庵では、七輪に炭を起こしてバーベキューをします。
食材は、桃狩りの帰りに、JAフルーツ山梨直売所八幡店に寄って買ってきた、皮つきのベビーコーン、
ナス、ピーマン、しめじなど、地元食材と、
途中のスーパーで買ったエビ(ブラックタイガー)、サケの切り身、
などです。それから、前回紹介した合鴨の燻製、
合鴨のスモークづくりは、前々回のブログで紹介しています。
前回紹介した、スモークチーズ、卵の燻製などです。
まず、七輪に炭を起こします。炭に火起こし器で着火し、七輪に並べます
着火から、バーベキューができるほどに、程よく火がまわるのに30分ぐらいかかります。この間に食材を用意します。
今回は、夕方はいつ雨が降ってくるかわからないお天気だったので、机やいすはベランダに出さず、食材を全部焼いてしまってから、屋内で食べる作戦です。
まずは、ベビーコーンを皮ごといきます
最初、買ってきた状態のまま、七輪で焼き始めましたが、これでは、いつまでたっても中まで暖まらないことに気が付きました。皮をむいたほうがいいかも。ネットで調べると、皮を2~3枚残して焼くのが美味しいそうです。
あわてて皮を剥きます。こんがりいい色になってきました。
このぐらいまで焼きます。
すると、中は食べごろになりました。
続いて、ナスとピーマン。シメジはホイル焼き。
つきっきりなので、焼き加減はばっちりです。最後に海の幸。
こちらも、おいしそうな焼き加減でピックアップ。
この日の夕食は、こんな感じになりました。
幸い雨は降ってこなかったので、食べる直前に、もう一度七輪で温めなおして、いただきました。
久しぶりの忘忙庵でのバーベキューを楽しみました。炭焼きの香りのする野菜や海の幸はおいしいものです。夏場には、さっぱりしてよいですね。
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