忘忙庵に行ってきました① ー今までで一番の桃狩りー

グルメ

8月の3連休、涼を求めて忘忙庵に行ってきました。今年も猛暑ですが、桃狩りシーズンはまだまだ続きます。今回は、桃狩りができる農園を探していて、じゃらんでの口コミ評価がいつも高くて気になっていた、中込農園に行ってきました。

中込農園の桃狩り

口コミ評価が高いのに、なぜ今まで行けていなかったかというと、忘忙庵から少々遠いからです。中込農園は甲府盆地の南西側、南アルプス市にあります。

場所の説明がちょっとややこしいのですが、中込農園はいくつか農場があって、上の地図は、おそらくご自宅の位置で、このあたりに来ると、「次の信号右折(1km先)」などのように、その日の桃狩りをやる畑の案内が出ています。

桃狩りだけでなく、6月にはサクランボ狩り、そして季節に応じて、プラム、ぶどう、なし、リンゴまで多くの種類のフルーツ狩りをやっていいます。

「中込農園桃狩り→」の案内に従っていくと、桃狩り会場に着きました。

道路わきのぶどう棚の下の日陰に受付があります。受付を済ませると、桃の選び方や注意事項が書いた紙を渡され。

スタッフが農園まで案内してくれます。車を置いた駐車場のすぐ脇から、その奥まで、かなり広い範囲の数十本の樹から、自由に桃をもいで食べることができます。

もいだ桃は、受付奥のテントの下に、机と折りたたみいすが多数用意された日陰のエリアで食べることができます。また、桃や手を洗うための水場も用意されています。

この水は、水道水をたくさんのポリタンクに用意されたもので、清潔感があって良いです。

サービスの冷え桃やネクタリンも

桃狩り会場には、冷えたネクタリン(手前)やすもも(奥)がありました。

普段は、+\1,000で、ネクタリンの食べ放題をつけることができるのですが、この日は、サービスで、あるだけですが無料で食べ放題ということでした。また、冷やし桃も始めました、とのことで、

大きなクーラーボックスを開けてみると、

氷水につかった桃が入っていました。

ジャム用として、少し傷みのある桃は、無料で持ち帰ることができます。

8月上旬の桃狩り品種

この日、畑で狩れる桃の品種は、3種類。

なつおとめ
この日採れる桃の中で、一番甘いとのこと。

アルプス美人
やや大玉で果肉はしっかりめ。甘みと酸味のバランスが絶妙。甲府でもこの地区でしか作られていないため、スーパーなどにはまず出回ることはないということでした。

なつっこ
硬い桃で、大きな玉になるのが特徴。甘みは優しい印象ですが、しっかりと桃らしい香り。以前浅間園という桃狩り園で食べた中では、なつっこが一番好きでした。

甘くておいしい「なつおとめ」

畑を回りながら、品種の解説とももの取り方を教わったあと、いよいよ桃を採りにいきます。

真っ赤に熟れたももがたくさんなっています。スタッフから、幹から離れた先のほう、上の方ほど早く熟れる、とのことで、備え付けられた脚立を使って、手の届く一番上のほうから桃を選びます。

なつっこは何度も食べたことがあるので、まず、一番甘いというなつおとめとアルプス美人を1つずつ採り、サービスのすももをひとつもらってきました。

大きい方が、なつおとめです。

あっま~。思わず声が出てしまいました。いままでたくさんの桃狩りに行きましたが、この桃は、どの桃狩りの時の桃より甘くておいしかったです。

前回紹介したはねだし桃が、人生で出会った桃の中で一番甘く、それにはかないませんでしたが、桃狩りの中では間違いなく一番おいしかったです。

ただ、季節の移り変わりによる品種の違いや、年・地域による出来不出来もあるでしょうから、保証の限りではありませんが。

ネクタリンは桃よりおいしい!?

そして、サービスのネクタリンももらってきてみました。他の皆さんは、桃狩りに夢中だったので、遠慮なくケースの中で一番多きなネクタリンを選びました💦

ネクタリンは、現地では「毛無し桃」とも呼ばれているそうです。

いちばん右のすこし黄色いのがネクタリンです。

割ってみると、

まっ黄色な果肉。黄桃のような色です。そして、食べてみると、これまた甘い!桃とは比べ物にならないぐらい、味が濃いのです。ほんのりとした酸味と濃厚な甘さで、桃よりおいしいものでした。

あまりにおいしいので、「もう、畑の桃はやめて、そこのケースのネクタリンだけ食べるか?」と思ってしまうほどでした。

そうはいっても、せっかくの桃狩りなので、もう一つなつおとめを採ってきて、都合桃4つ+ネクタリン半分、すもも小1個を食べ終えておなか一杯になり、中込農園を後にしました。

農園で採ってきた桃の中で一番おいしかったのは、この桃です。

均整がとれていて、大きく、美しいです。

道の駅しらね農産物直売所

朝、中込農園に行く途中、道の駅しらね農産物直売所の前を通りがかると、9:00の開店前だったのですが、長蛇の列ができていました。

ざっと、100人ぐらいは並んでいるでしょうか?きっと、はねだし桃を求めた行列にちがいありません。駐車場に置いてある車のナンバーを見ると、大半が山梨ナンバーなので、地元の方が買い求めに朝から並ばれているようです。

はねだし桃は、傷や打ち身などではねられた、いわゆる規格外なので、お土産やご進物には向いていませんが、家庭で食べるとか、親戚に送るぐらいなら、こんなうれしいものはありませんね。

桃狩りの帰りに中をのぞいてみると、はねだし桃はもうありませんでしたが、立派なもも、ぶどうを売っていました。

桃の品種の親切な解説がありました。

忘忙庵で食べる野菜と、訳ありもも、ネクタリン、ブドウなどを買って帰りました。

午後は、涼しい忘忙庵で、スモークチーズなどを作りながら、のんびり過ごしました。

恒例スモークチーズ

スモークチーズにベストマッチのスモークウッドは、くるみなのですが、この日はさくらしか在庫がなかったので、さくらで。さくらだと、少しスモークの香りがきつくなるので、色の割にスモークのきついスモークチーズになります。

スモークウッドに火をつけて、

アルミ皿に入れ、

スモーカー、といっても段ボールの燻家にセットします。

箱の上から煙が安定して立ち始めれば、あとは3~4時間ほど待つだけです。

忘忙庵は、最高気温は27℃、朝は19℃まで下がり、炎天下の東京と比べれば天国です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました