忘忙庵に行ってきました② ー雨の日曜日は…ー

DIY

8月の3連休、忘忙庵に行ってきました。

初日は、南アルプス市の中込農園で、とっても美味しい桃狩りを満喫し、大満足の一日でしたが、

2日目の日曜日は、一日雨が降ったり止んだりの予報。

樹の剪定やら、雨戸や網戸、ガラス拭きなど、家の外でやりたいことはたくさんありましたが、いつ雨が降るかわからないと、なかなかやる気にならず、家の中のことを中心に、のんびり過ごすことにしました。

それにしても、せっかく忘忙庵に来たのに、東京も最高気温が30℃ぐらいと、今となっては”涼しい”ぐらいの気温なのはちょっと残念。

掃除機の修理

忘忙庵では、昨年まで30年ほど前の古~い掃除機を使っていて、階段から落ちたり、柱にぶつけたりして、あちこちが外装が割れたりしながらも、現役で虫さんたちを吸い込んでくれていました。

以前のブログから

さすがに、古くなったので、新しいものに変えようと、今年になっていろいろと物色していました。

忘忙庵で使う掃除機には、はずせない条件があります。床はさほどごみは出ないし、毎回ブラーバで拭き掃除をしているので、比較的きれいなのですが、掃除機は、毎回忘忙庵に着いたときに、虫嫌いの妻が家に上がる前に、私が虫さんたちの亡骸を吸い込んで片付けるのが主な用途です。

なので、最近主流のサイクロンタイプで、吸い込んだごみがみえてしまうのは、妻的には絶対NG。そこで、紙パック式で、でも万一ご存命の虫さんが現れた時、すぐに出動できるよう機動性の良い充電式のスティックタイプを探していました。

最近、駅やビルなどの清掃で使っているのをよく見かけるマキタのコードレスあたりを狙っていましたが、新品は結構いい値段がします。メルカリで探したりもしましたが、なかな程度の良いものがみつかりません。

あるとき、山梨のあるオフハウスに行くと、アイリスオーヤマの極細軽量スティッククリーナーKIC-SLDCO6が、3千円台で売っていました。紙パック式で、充電式スティックタイプ。そして、ごみセンサーがついていて、ごみがあると自動で吸引力をアップする自動モードがついています。

なかなスタイリッシュで、状態も良かったので、願ったりかなったりと、忘忙庵用に買って帰りました。

ホルダーと静電モップもついていて、ほこりを取り終わった静電モップは、ホルダーの下の穴に突っ込んで掃除機をONすると、静電モップの誇りを吸い取ってくれるというスグレものです。

もう廃盤なので、紙パックも製造中止で売っていないのですが、ホームセンターで、後継機種用の紙パックをゲット。若干サイズが違うようですが、なんとか使えそうです。

ところが、買ってからまだいくらも使っていないのに(あくまで中古ですが)、掃除機のフロアヘッド部に内臓されている電動ブラシが回転しなくなってしまいました。

そこで、修理をすることにしました。この部分です。

ドライバーでいくつかのねじをはずし、ブラシを外してみると、虫さんの足やら髪の毛やら、いろいろなごみがからまっています。(不快なのでとてもお見せできません💦)そして、画面の上の方にある小さなローラーが、ヘッドを床から上げた時に回転ブラシのモーターが止まるようスイッチになっているのですが、このローラーにごみがからんで、スイッチが引っ込まず切れたままになっていました。

スイッチ周りとローラー周りをきれいに掃除して、元通り組み立てると、ちゃんと電動ブラシが回転し、床から持ち上げると止まる、正常な動作になりました。

ズボンの裾上げ

最近、妻が実家の片付けに行った時に、ミシンをもらってきていました。東京の家は狭くてミシンなどおけないので、忘忙庵に持って行ってありました。

私がハイキングに使う山ズボンのすそが長く、忘忙庵やハイキングに行くときしか着ないのでまあいいかと、そのままにしていましたが、ミシンがあるならと、裾上げをすることにしました。

ズボンをはいて長さを合わせてみると、4cmほど短くしなければならないことがわかりました。よくもこんなに長いまま着ていたものです。

この物差しも、たぶん私が小学生のころ家庭科の授業で使っていた、竹の物差しです。

機械は小さいころから大好きだったので、半世紀以上の前の話ですが、私の実家にあったシンガーの足踏み式ミシンは私の格好の遊び道具になっていました。なのでミシンの基本的な構造や上下の糸がからむしくみなどは、だいたいわかっているので、あとは、取り扱い説明書を読みながら、ボビンの糸巻き、上下の糸のセットなどをやっていきます。

昔のミシンに比べて、新しい(といっても20年物ですが)ミシンは、進歩していて、糸を通す箇所がだいぶ少なくなっています。そして、針に糸を通すのも簡単にできるので驚きです。

取り扱い説明書の一部です

寄る年波のせいで細かいものが見づらくなってきた身にはありがたい機能です。

取説をにらみながら、まずはタオルで練習。

なんとか行けそうです。というか、面白い!

ただ、まっすぐ縫えばよいというわけではありません。この山ズボンには、裾にゴムが入っていて、裾を絞れるようになっているのです。

この構造で、一気にハードルが上がります。実は、この構造がなければ、100均で裾上げテープを買ってきて、アイロンで止めればいいやと思ったのですが、ミシンがあるので、今度忘忙庵で雨の日に挑戦してみようと思っていたのです。

折り返しのところにボタンホールを開け、そこからゴムを出して、端っこをテープで固定するという芸当をやらなければなりません。

ところが、このズボンの生地が最近はやりの伸縮性のある薄い生地だったので、取り回しが難しく、また忘忙庵にはアイロンがないため、事前に折り目の癖をつけることもできません。

あえなく、ゴム入りの裾は断念。単に2重に折り返してぐるりと縫うことに方針転換。用意から練習、本番まで3時間ほどかかって、完成しました。疲れ果てて、完成写真を撮るのを失念💦

恵みの雨とちょっとした災難

結局、この日は、時々雨はふるものの、強く降ることはほとんどなく、時々は青空がのぞくような天気でした。なんだかんだしているうちに、一日もあっという間に過ぎてしまい、雨の合間に外に出てみました。

前回移植したアジサイが心配だったので確かめにいくと、

雨にも恵まれ、無事根付いたようです。新しい芽も出てきていました。

忘忙庵にもともと生えていた、野生のアジサイは、つぼみが大きくなり、

一部はほころび始めていました。

ドスンという衝撃

この日は、雨はたいしたことがなかったのですが、午後は時折かなり強い風が吹いていました。外をぼーっと眺めながら、なごんでいると、

屋根のほうから「ドス!」という大きな鈍い音がして、次の瞬間、ベランダに、大きな

赤松の枝がドサッと落ちてきました。

恐る恐るベランダに出てみると、どうやら強風で、ベランダのすぐ横のこの樹から枝が折れて落ちてきたようです。

こんな風が吹いていました。

根元は、一抱えもあるような赤松の幹が、ゆさゆさと揺れています。

幸い、忘忙庵の屋根もベランダも損傷はないようで、安心しましたが、風の強い日はベランダでBBQはやってはいけないということがわかりました。こんなものが直撃したら、大怪我をするかもしれません。気をつけましょう。

新たな虫対策に期待

昨年、今年と、アリさんやカマドウマさんの大量侵入はほとんどなく、忘忙庵に着いたときに、数えるほどの虫の亡骸を掃除機で吸い取るレベルでしたが、今回は、存命の特大カマドウマさんが2匹、部屋の隅で見つかり、アースの「凍らすジェット」で追い掛け回す場面がありました。

あるベそうブログで、アースのゼロノナイトという商品が良く効いたようだ、という記事を見て、さっそく購入して試してみることにしました。

一年に一度、一部屋に数回プッシュして噴霧しておくだけで、1年間は多くの種類のいやな虫が侵入してもすぐに死んでしまうといううたい文句です。あくまで、入ってきた虫が死んでしまうということで、侵入そのものを防ぐものではないようです。

いくつか懸念点がありました。

・侵入を防ぐわけではないなら、意味がない?でも、壁の中など部屋に入る前に死んでしまえばOK?
・床は、毎回ブラーバでウエットモードで拭き掃除をしてしまうので、床についた薬剤は長持ちしないはず?床の上をはうアリやムカデに効果があるのか?
・吹き抜けのリビングは屋根がかなり高いので、薬剤がいきわたらない可能性がある

まあ、ものは試しで、効果があれば忘忙庵の快適性が大きくアップするので、今回帰りに家全体に噴霧して帰りました。次回が楽しみです。

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