10月はいろいろと所用があって忘忙庵に行くチャンスを逃してしまいました。
11月の文化の日の3連休、冬支度のため忘忙庵に行ってきました。
忘忙庵テレビ快適化
今回は、週末忘忙庵ライフを快適化しようという計画がありました。
この夏に妻の実家の片づけをしていた時に、2014年製のパナソニックの液晶テレビがもういらないのであげるということになり、まだまだきれいで十分使えるので、忘忙庵に設置しようといただいてきました。


それまで、忘忙庵では、パナソニックのお風呂用の防水液晶テレビSV-ME7000をテーブルの上に置いて視ていました。

もちろん、ケーブルテレビやインターネットでネットテレビを見る手もあるのですが、たまにしか行かず、それほどテレビをあれこれ見るほうではないので、テレビの受信にコストをかけるのもおもしろくないと思って地デジ4局で満足しています。
このテレビはメルカリで中古を買ったものですが、防水でバッテリー駆動でも1.5時間ほど動くので、お風呂に入るときなどそのまま持って入れるので重宝していました。画面は12インチノートPCぐらいですがフルセグ/ワンセグ両方見ることができます。
忘忙庵のテレビを32型の大きなテレビにしようというのが今回の快適化計画です。
防水ポータブルテレビは内蔵のバーアンテナで見ていますが、フルセグがぎりぎりという状態で、ちょっと周りの人が動いたり、雨の日や夏の木々の葉がおいしげっているような時は、電波が弱くすぐワンセグに切り替わってしまいます。
このようの状況では普通のテレビならちゃんとアンテナをつながないと映らないだろうと思っていました。
地デジアンテナ選定
そこで、まず地デジ用のアンテナを調達することにしました。
就職し、実家を出て以降ずっとマンション暮らししかしたことがないので、自分でアンテナを調達して繋ぐなんて初めてです。電気屋さんに頼めばすぐにアンテナを持ってきて屋根につけてくれると思いますが、やっぱりDIY魂に火がともってしまいました。
まずはネットで地デジアンテナを調べました。地デジはUHF帯で、こんなアンテナ(いわゆる八木アンテナ)を買って… と思っていたのですが、今どきはフェイズドアレー・アンテナという、面で受けるアンテナがあることを知りました。
電波強度は?
アンテナを選ぶときは、その地域の電波の強度が問題になります。地デジ受信エリアの目安が検索できる、A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)というサイトで放送エリアを調べられることを知りました。
忘忙庵近くの電波塔の位置を見ると、富士吉田中帯継所というものがありこの中継所が富士吉田から富士五湖一帯の地デジ放送を受け持っているようです。

忘忙庵もこの赤いエリアに入っています。
平面アンテナに決定
しっかり受信エリアには入っているのでそんなに性能の高いアンテナでなくても大丈夫かなと思ったのですが、地形や、周りの高い樹の影響などで万一電波が弱くて受信できないと、アンテナを買い直しになってしまうので、中電界地域でも使えるアンテナで、屋外でも屋内でも使える平面タイプのアンテナを購入することにしました。
買ったのは、日本アンテナのUDF90W(ホワイト)です。ベージュや黒もあるのですが、白だけ安いので迷わず白にしました。

今回、液晶テレビとアンテナを忘忙庵に持って行きました。
まず最初に、部屋の中にアンテナを置いて、テレビとつなぎ映るかどうか確認。無事映ることがわかりました。
電波はどこから?
普通、アンテナの設置をお願いされた地元の電気屋さんは、電波塔の位置を知っているか、または、近くのおうちのアンテナが向いている方向にそろえてアンテナを設置するそうです。
富士吉田の中継所の鉄塔は、富士山をかなり上ったところにあるようでした。それならば、鉄塔に向けアンテナを設置すればよいわけですが、念のため電波が来る方向を探してみることにしました。
近所で最初にアンテナを設置した電気屋さんがアンテナの向きを誤っていたら、いったいどういうことになるのでしょう?
テレビのチャンネル設定に、郵便番号と市外局番を入れ、アンテナをまず真北に向けてチャンネルスキャンをします。

すると、この地域で受信できる4つのチャンネル(NHK、Eテレ、UBS、UTY)の電波強度がアンテナ1本からアンテナ3本までで表示されます。もちろん、チャンネルごとに強度を調べれば、数字で電波強度もわかるのですが、それでは日が暮れてしまいそうなので、4局一括で取れるこのページでデータ取りをすることにしました。

そこから、アンテナを時計回りに22.5度ずつ回して、北、北北東、北東、東北東、東…というように1週についてデータをとってグラフにすると、このようになりました。

中継塔の反対側のほうが電波が強い?
予想に反して、NHK、Eテレ、UTYは北北西で強く、YBSは南南東で強いことがわかりました。あれ、同じ電波塔から出てるんじゃないの???と狐につままれた気分でしたが、どういうわけか、YBSも北北西では局部的に強いことがわかり、北北西にアンテナを向ければいいかも?ということがわかりました。
そこで、アンテナを北北西に向けることにしました。
屋内か屋外か
当然屋外のほうが条件良く強い電場を拾えそうですが、屋外の壁面は雨風の影響などもあり、同軸ケーブルを家の壁に穴を開けて通さなければならないなど面倒なので、できれば屋内に設置したいと思っていました。電波の方向探知は室内の机の上にアンテナを置いてやっていましたが、この高さでは金属性のブラインドを開け閉めしたり、金属製の雨戸を閉めたりすると受信状況も変わってしまいそうです。そこで、そういった影響のない高い位置に設置しようと、吹き抜けのリビングの梁の上に設置することにしました。
設置場所からテレビを置く机の上のまでの長さの同軸ケーブル(S4CFB5M)と両端のF型コネクタ(FP4-2P)2ケを購入。アンテナベースを取り付ける大きめの木ねじも併せて購入しました。

ケーブルの長さを測ってカットし、

両端にコネクタを付け、片方をアンテナに取り付けます。
庭の手入れ用の脚立を部屋に持ち込んで、梁の上の屋根を支える小屋束(こやつか)という柱にアンテナ取付用の台座をねじで固定します。

そして、台座にアンテナを取り付け

向きを北北西に合わせてテレビのスイッチON。チャンネルスキャンをすると、見事4局とも全部アンテナ3本立ちました。

ダイソーの回転テーブルは超すぐれもの
食事の時と、庭を眺めながらブログを書いたりするときで座る場所が違うので、スムーズに向きを変えられるよう、ダイソーで「回転テーブル」\200なるものも買ってきました。

これ200円なのに、耐荷重30kgで薄型でテレビを置くのにちょうど良い大きさ。そして回転もスムーズな優れモノでした。

仕事でPCのディスプレイを他の人に見てもらうなどという用途にも便利だと思いました。おすすめです。
ランチはガンジス川のチーズナンで腹一杯
この日は、アンテナ用の同軸ケーブルやコネクター、アンテナ台座を取り付けるための大きな木ねじを買いに、ホームセンターに出かけたついでに、富士河口湖町にあるインドカレー、ガンジス川でランチをいただきました。
店名が「ガンジス」ではなく、「ガンジス川」なんです。

いわゆるインネパ系の方がやっているカレー店で、スタッフもみなインネパ系の方なのに、店名に漢字の「川」がついているのが、ものすごく違和感ありませんか?
しかも、店先のメニューには、

店名が”GANJISUGAWA” これも、私的にはモーレツに違和感なのです。
皆さんはどう感じるでしょうか?
それはそれでおいておいて、このお店、土日祝もいつでもお得なランチメニューがあるのが魅力。3連休でもランチメニューがいただけます。
メニュー紹介
ランチメニューのカレーはこのようになっています。

Aランチは、カレー1種とナン、サラダ、1ドリンクのセット。Bランチは、同じくカレー1種ですが、選べるカレーの種類がよりおいしそうな4種(シーフード、マトン、ホウレン草、ダル(豆))となります。Cランチはさらに豪華になり、カレー2種(エビ、きーま、ホウレン草、ダルから)とチキンティッカ、ナン、サラダ、ドリンクのセットです。そのほかにも、バターチキンランチやカレーライスやお子さまセットがあります。
バターチキンカレーは、なにか特別なのでしょうか。
メニューを裏返すと、チキンやマトンのビリヤニやライスのオプションと、

辛さレベル表がついていました。
大満足ランチ
この中から、妻はBセットでホウレン草カレーをチョイス。私は、同じくBセットでシーフードカレー、さらにナンをチーズナンにチェンジ(+\250)しました。
すぐにサラダが出てきて、

ホウレン草カレーとナン、チーズナンが運ばれてきました。写真からはわかりにくいですがナンは特大です。

チーズナンは、ナンの生地にチーズを大量にはさんだものを焼いたもので、

中のチーズがあふれ出して、大変な状態でした。シーフードカレーは写真を失念💦
でも、このチーズが、ただのチーズではなく、ほんのりカルダモンなどのスパイスの味と、メイプルシロップからなにかのほんのり甘みがあり、チーズの塩味を合わさって、得も言われぬおいしさなのです。
特大ナンとチーズたっぷりチーズナンを妻とシェアしつつどちらもおいしいカレーをつけながら完食。もうお腹いっぱいです。
最後に、セットのホットチャイをいただいて、大満足のランチになりました。

最近はそこの街にもインドカレー屋さんがあり、私たちもあちこちで多分30店以上のインドカレーを食べていますが、その中でも五本指には入るお気に入りの店です。
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