忘忙庵に行ってきました ーJA直売所のはねだし桃は絶品、七輪BBQもー

グルメ

7月の3連休は忘忙庵に行ってきました。
ちょうど関東地方も梅雨明けし、連続の真夏日となる予報だったので、これ幸いと忘忙庵に出かけました。

甲府地方はもはや桃のシーズン真っ盛り。今回の目玉はやはり桃狩りです。それも2連チャン。

望月農園(甲府市山根)

最初に伺ったのは、甲府市の望月農園です。

こちらには、去年もお邪魔しています。リピーターが多いのも特徴かと思います。

 場所は、甲府市山根。甲府盆地の北側斜面を少し上がったところ。富士山も望めるところです。

ホームページからメールで予約しました。人気の桃食べ放題なので早い時期に予約は埋まってしまうようで、今シーズンの予約は、すでに受け付け終了だそうです。直売店での桃の発送の予約も完売だそうです。現在は、当日持ち帰り分のみ予約を受けているようです。

お店の前に5~6台置ける駐車場があり、少し離れたところにもまだ駐車スペースがあるので、車でOKです。

こちらの建物で受付を済ませると、番号札をもらい桃畑の食べ放題会場(といってもお店の右奥すぐのところです)の番号札のテーブルに向かいます。

食べ放題会場は、こんな感じです。

1グループごとに分かれてテントが設営されていて、日陰で楽しむことができます。

そして、望月農園の最大の魅力は、「席に座ったままで、次々とカットされた冷たいももが運ばれてくる」、妻いわく、「お嬢様桃狩り」なのです。

席には一人ひとりにお盆とお手拭きが用意され、

すぐに、お皿いっぱいの冷たいももが運ばれてきます。
皮をむいて食べるお客さんもいるようですが、我が家は皮ごと食べる派。山梨の硬めのももはその方がおいしいのです。

最初に運ばれてきたももの品種は、みさか白鳳。

みずみずしく甘く、あっという間にお皿は空に。スタッフにお代わりをお願いすると、

つぎは、日川白鳳が運ばれてきました。

酸味と甘みのバランスや実の硬さなどが微妙に違い、品種の違いも楽しめます。もう一皿日川白鳳を食べた後、4皿目は、夢みずき。

実の中まで赤いとても甘い桃でした。

さすがに、4皿食べ終わるころにはおなか一杯。他のテーブルのお客さんもみなまったりモードになっていました。

私的には、畑で自分で選んでもいだ桃食べ放題という桃狩りの醍醐味が好きなのですが、その場合、たまには外れもありますが、こちらは、確実においしい桃が食べられるので、とても人気があるのだと思います。

桃食べ放題の後は、農産物直売所へ

望月農園で、たっぷりおいしい桃を楽しんだあとは、忘忙庵滞在中の食材を仕入れに、近くのJAフルーツ山梨フルーツ直売所八幡店に向かいました。

直売所に着くと、なにやら入り口に何かを求めて並ぶ行列ができていました。行列の先頭は何?と見に行くと、

はねだし桃の販売でした。「はねだし桃」とは、農協の共選所に持ち込まれたものの、風によるスレ傷や核割れ、うちみ、完熟などの理由ではねられた、市場に出荷できない桃のことで、味には問題ないものです。

地元の方などは良くご存じのようで、迷わず列に並んで買っていました。

地元の方が、こんなに並んでいらっしゃるなら、おいしいに違いないと、私たちも並んでみることにしました。番がくると、売り場には、まだ結構ももが残っていました。

一番大きな13玉\2,800の箱はもう売り切れ。25玉\2,200の一番安い箱もありませんでした。大きな桃がおいしいと信じる私は、16玉\2,600をひと箱ゲット。その他の野菜類とともに買って帰りました。

買って帰ったはねだし桃をさっそく一人1個ずつ食べてみました。この桃の甘いこと、人生うん十年で、いままで出会ったことのない甘さです。どの桃狩りの桃より、もちろん、スーパーで売っているどの桃より、そして、ふるさと納税でいただいたセンサー桃より甘くておいしいのです。

こんな桃があることをいままで知りませんでした。また買いに行きたい、と思いました。

ファミリー農場さの の桃狩り

3連休2日目も、また桃狩りに行ってしまいました。今度は、笛吹市にある、ファミリー農場さのにお邪魔しました。

こちらは、個人の農園のようで、規模はそれほど大きくありませんが、古くからから営業されているようでした。

受付でお金を払って、桃畑に案内していただきます。

ブドウ棚をくぐりぬけ数分坂を上ると、桃畑に着きます。

おいしそうなももがたくさんなっています。

案内によれば、今日食べ放題の対象の樹は、御坂白鳳の3本と奥の方にある、かすがいの1本の計4本の樹だそうです。

たくさんなっているのですが、おいしそうな桃は?と探すと、まだ未熟のももが多く、おいしそうな桃は数えるほど。これでは、他のお客さんとの競合が気になります。

3連休の2日目だったこともあり、おいしそうな桃が少ないのが残念でした。それでも、気を取り直して厳選のももをゲット。

左が、妻が採ってきたかすがい。右が私が採った御坂白鳳。かすがいは酸味がほとんど感じられず、妻好み。御坂白鳳は酸味と甘みのバランスが良く私好み。

ファミリー農場さのは、時間無制限なので、それぞれ、好みの樹から桃をもいで畑の中でのんびり門狩りを楽しみました。

小規模な農園なので仕方ありませんが、対象となる桃の樹が少ないのが少々残念でした。

甲府は、盆地のため甲府市も笛吹市もお昼には35℃を超えるような猛暑となるので、2日とも桃狩りを終え、早々に忘忙庵に退散しました。

涼しさは天国

忘忙庵の朝は、20℃を切り、19.2℃。

画質悪くてみません

夜は、長袖フリースを着て肌掛け布団にくるまってちょうどよいぐらいで、猛暑の東京に比べれば天国です。

ドウダンツツジやヤマツツジの剪定

この時期は、ドウダンツツジやヤマツツジの花も終わり、好き放題に伸びてきた枝を剪定しておきます。

Before

そのまま放っておくと、上写真のように、徒長枝という、まっすぐ上に伸びる枝がたくさん出てきて、下の方の日当たりの悪い枝に葉がつかなくなって、形が悪くなってしまいます。そこで、徒長枝を中心に切っていきます。

After

きっと、庭木の専門家から見れば、突っ込みどころ満載だと思いますが、ここはまあ独学自己流です。剪定と同時に、木にからんだつる性の雑草なども取り除いておきました。(忘忙庵では、あとから植えた木は記念樹として植えた夏ツバキ、ナナカマドや、このドウダンツツジとヤマツツジとアジサイぐらいで、そのほかは、もともと生えていた木や雑草がどんどん育ったものですが。)

ヤマツツジも同様に、ぴょこんと伸びた枝を切り詰めておきました。

アジサイの移植

もうひとつ、庭の中で前から気になっていたことがあります。

先ほど、後から植えた木の中にアジサイがあると書きましたが、そのアジサイの一本が、あまり日当たりの良くないところに植えてあったため、元気がなく花も咲かない状態で、今にも枯れそうになっていました。

参考書を読むと、本当は冬場に移植をしたほうが良いとのことですが、忘忙庵に行く機会はあまりないので、時間のある時に植え替えてしまおうと考えたのです。

問題のアジサイはこんな感じになっていました。

この時期なので、新しい芽から葉っぱが出ていますが。去年の枝より勢いがなく、ちょっと間延びしいます。草刈をしなければ、周りの雑草に埋もれてしまいそうです。

もう少し日当たりの良さそうなところで、忘忙庵の窓から見えるところに移植することにしました。
この辺なら陽が当たりそうです。

問題のアジサイを掘り起こし、

移植先に穴を掘り、

深めの穴の底に、配合肥料を少々入れて土と混ぜておきます。

この肥料も、昔々買ってあって封を切っていなかったので、たぶん買ってから20年以上経ったものだと思います。効き目が落ちていないとよいのですが。

この穴にアジサイを移植。

アジサイは水切れにとても弱いそうなので、心配なので、もともとの根が張っているよりかなり広く深く土をつけて移植し、その後たっぷり水をやりました。

夏場は、忘忙庵周辺では、週に一度ぐらいは夕立で雨が降ったりするので、なんとか根付いてくれればと思います。

七輪バーベキュー

忘忙庵での夕飯は、例によって七輪でのバーベキューにしました。

鶏ささみ肉と鳥もも肉を用意し、炭をおこした七輪で焼くだけのものです。

まあ、一言でいえば、串なしの焼き鳥です。

じっくり両面焼きあがりました。

ささみはまるで餃子みたいになりました。もも肉は、中まで火が通るようもう少し焼きます。

おいしそうな焼き鳥になりました。

夕飯です。

夏場の草木

家の周りでは、あまり花は見当たりませんでしたが、今年もエゴノキの実がなっていました。

忘忙庵から帰ったあとも、春日井のはねだし桃で、しばらくの間、毎日おいしいデザートタイムを楽しむことができました。

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