石垣島に行ってきました②ー石垣グルメとダイビング編ー

グルメ

白保サンゴ村

2日目は、白保にある「白保サンゴ村」で毎週日曜日に日曜朝市が行われていると知り、行ってみることにしました。

ご存知の方も多いと思いますが、旧石垣空港の滑走路の延長も、土地問題などで難しく、拡張のため、1979年に白保地先の海を埋め立てて新しい大型空港 (滑走路2500m)を建設しようとする新石垣空港建設計画を白保住民と話 し合うこともなく決定したために、地元で、反対運動が起こりました。

島の振興を考えた推進派も多く、工事の計画も進んでいく中、「八重山・白保の海を守る会」結成され、白保のサンゴが世界的にも貴重であることを訴え、経済学者や生態系の研究者など多くの研究者を巻き込んで、1988年には、他団体と協力して国際自然保護連合(IUCN)総会に代表団を送り、ここで白保サンゴ礁の保護が決議され、海外の世論も味方につけていったそうです。

この年、世界的な科学雑誌『ネイチャー』に、翌1990年4月には 『ニューヨーク・タイムズ』にそれぞれ「白保の海を守れ!」の意見広告を掲載して、最終的に新空港を埋め立てや白保海岸のすぐそばのカラ岳陸上案などから、白保の海から離れた今の位置に計画が変更されることになったという経緯があるそうです。(八重山・白保の海を守る会のホームページを参照しました)

この論争のさなか、世界自然保護基金ジャパン(WWFJ)が、白保のサンゴの保護研究のためにと、地元と協力して2000年に設立したのが、WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」です。

白保サンゴ村は、その後、WWFの白保サンゴ保全活動は継続しつつ、地元、白保公民館に譲渡され、活動の主体が地域に受け継がれているそうです。その白保サンゴ村で、毎週日曜日に日曜朝市が開かれると聞いて、行ってみることにしました。

日曜朝市では、地元産の島バナナなど農産物

かき氷屋さん、地元の織物、八重山上布の織物で作った雑貨などの店が出ていました。

島バナナの試食をしてみると、普段食べるバナナとは違い酸味と甘みが強く、とても美味しかったので、島バナナの特売\300(6本)を買って帰りました。さっぱりとした酸味のある甘いバナナで、皮が半分以上黒くなったやつが一番おいしかったです。街のお土産物屋さんでは、一本\100で売っていました!

石垣島も暑い!

石垣島に行っている間、東京は、最高気温35℃前後の日が続く猛暑でしたが、石垣島も、最高気温は35℃ほどで、お天気も良く、じりじりと照り付ける🌞で景色の良いところに行っても、外を歩いていられるのは、せいぜい10分ほどという、酷暑です。

午後には、ダイビング仲間と合流し、あまりに暑いので、「アイスを食べに行こう」ということになりました。

石垣島ミルミル本舗

伺ったのは、「石垣島ミルミル本舗」本店です。

石垣島ミルミル本舗は、石垣島の酪農家が、低温殺菌牛乳と石垣産の素材や果物を活かしたジェラートを提供しています。

本店は、離島ターミナルから車で15分ほど西方の、唐人墓があるフサキビーチから、少し斜面を登った小高い丘の上にあります。

丘の上にあるので、石垣島の西方の石西礁湖に浮かぶ、竹富島、小浜島、黒島そして、その向こうにイリオモテヤマネコで有名な西表島を望むことができ、絶景ポイント。気持ちの良いところです。

時間は、午後4時ぐらいでしたが、沖縄は東京より1時間近く🌞の進行が遅い(経度が西にある)ので、まだ太陽はかなり高く、あまりにも暑いので、そそくさとエアコンの効いたお店の中に入ります。

ジェラートは、1カップ(¥495)で2種類選べます。フレーバーの種類は、バナナ、チョココーヒー、塩黒糖、ユーグレナ、ミルク、石垣島産紅芋、パイン、シークワーサー、ゲンキ クール、石垣島産ドラゴンフルーツ、自社農園産グァバ、石垣島産マンゴー(+\165)の12種類。

ひとしきり迷った末、私は、紅芋とシークァーサー(手前)にしました。妻は、紅芋と塩黒糖
奥)にしました。

酷暑の後のジェラートはまた格別に美味しいです。紅芋は独特の芋くささが楽しく、また、柑橘系フルーツ大好きな私は、シークワーサーのフレーバーは大好物です。妻の塩黒糖を一口分けてもらいましたが、これまた、沖縄っぽいフレーバーで、たっぷり汗をかいたあとには、ほんのり塩味が心地よいものでした。

同窓会は石垣牛のお店で

この日の夜は、ダイビング仲間と同窓会。離島ターミナル近くにある石垣牛の店、Zelkovaです。石垣牛を使った料理を、いろいろ食べました。

石垣牛のあぶりたたき

石垣牛のテールスープ。ほろほろに煮込まれたテール肉と、出汁の浸み込んだ野菜が絶品でした。

石垣牛もつ煮込み

石垣牛もつのアヒージョ

石垣牛のイチボステーキ、少し弾力があり歯ごたえがあります。

石垣牛のランプステーキ、やわらかい肉質で石垣牛の味を楽しめました。

これだけ、肉ばかり食べたのも久しぶり、昔の石垣島の仲間の話などで盛り上がりました。明日は、いよいよダイビングです。

17年ぶりのダイビング

次の日、川平湾にほど近いところにある、ダイビングサービス「島人(しまんちゅ)」にお世話になり、17年ぶりのダイビングです。盛んにダイビングをしていたころは、水中カメラ「ニコノス」(フィルムカメラです!)や、デジカメを水中ハウジング(防水ケースのこと)に入れて、大きなストロボを付けて写真を撮りまくっていましたが、そういった道具は、このブランクの間に、ダイビング機材とともに売却してしまい、手元にあるのは、水中マスクのみになっていました。

というわけで、残念ながら、今回のダイビングでは、皆さんにお見せできる写真は撮っていません。ダイビングボートは、当然、海水をかぶるのでスマホも防水ポシェットに入れっぱなしで、写真取れず💦

そこで、以前、石垣島で同じポイントに潜ったときの写真で、海の中を紹介しようと思います。

ダイビング1本目は、米原Wリーフ南

ダイビングサービス「島人」のダイビングボートは、川平湾から出ます。多くの観光客が楽しむ、グラスボートを横目に、米原ビーチ沖に向けて川平湾を出向です。

1本目のポイント米原Wリーフ南は、シュノーケリングのメッカとしても有名な、米原ビーチの沖、このあたりにあります。

水中は、昔に比べて、ところどころ白化したサンゴがあったりしますが、カラフルな魚も多く気持ちの良いダイビングスポットです。

昔の写真ですが、お楽しみください。

サンゴの浅瀬に、キンギョハナダイという魚が群れています。沖縄の海で、大好きな風景の一つです。水深7~8mほどのガレバの海底には、

ハタタテハゼという、かわいいハゼの仲間が、これまた昔と変わらず、たくさんいました。

久しぶりのダイビングも、体は覚えているもので、すぐに感覚を取り戻し、のんびり涼しい海中散歩を楽しみました。

ダイビング2本目は、川平湾

ボートから上がって、お昼のお弁当を食べ、この日の2本目です。午後は、少し波が出てきたこともあり、静かな川平湾内で潜ることになりました。

川平湾は、ダイビングスポットとしてはあまりメジャーではありませんが、入江の中でしか見ることのできない魚や、今やダイバーに人気のレアなウミウシなどがいて、これまた好きなスポットのひとつです。

が、残念ながら、川平湾での水中写真は撮っていませんでした。

久しぶりの石垣島ドライブと、ダイビングで、のんびり楽しい夏休みを過ごせました…っというのはここまでで、フィリピン沖に雲がまとまり、熱帯低気圧から台風になりそうとの情報が💦

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