のんびりシカゴ② ー 羽田(HND)-シカゴ(ORD)NH112 ANAファーストクラス ANA FIRST SQUARE 搭乗記 2025年 ー

海外旅行

ラウンジを出て目の前の110番ゲートから搭乗です。

機材は、ボーイング777-300ER

この日のNH112便の機材はボーイング777-300ERでした。

内装は最新鋭の、「THE Suite(B777-300ER・新212席)」ではありませんでした。ANA FIRST SQUARE(B777-300ER・212席)です。

今回乗った機材は、内装がこのタイプになってから日が浅いのか、シート周りはまだ目立った傷みはありませんでした。

シート周り

23インチ大型液晶ワイドスクリーン。

デジタルノイズキャンセリングヘッドホン

取り扱い説明書も入っていました。

これがないと、ノイズキャンセリングのON、OFFの切り替えなどなかなかわかりません。


シートモニターの下にはピアノの表面のような美しい仕上げの大型可動式のダイニングテーブルが収納され、


ジャケットやシューズの専用収納スペース、手元照明などもあり、こだわりポイント満載のシート周りでした。

窓側の壁には、エンターテイメント用のリモコンとともに、ミネラルウォーターが入るような物入れ、手元照明などがあり、シートコントロールスイッチパネルは、

壁から取り出して、リモコンのように使うこともできます。フルフラットベッドにした状態の時に使うのかもしれませんが、壁のままでもよいかなと。

また、小物入れも多く、ペットボトルや就寝時に眼鏡を入れておくところなど、あちこちの蓋を開けるとそこが収納になっていました。

窓は1席あたり3つあるのですが、座席から窓までが少し遠く、壁もあるので実質1枚半ぐらいしか外が見えないのはちょっと残念でした。

全席を同じ構造で作ると、中央の2席並びの場合この部分は隣との境目になってしまうので、このようになってしまうのかもしれません。窓がよく見えるという点は最新の”THE Room”のほうが良いです。

アメニティーは風呂敷包みで提供

座席の上には、なにやら風呂敷包みが置いてありました。

開けてみると、

スリッパ、機内で上に羽織るカーディガン、ブランケット(毛布)、リラックスウエア(パジャマ)などのアメニティーが入っていました。風呂敷、スリッパ、パジャマは持ち帰ることができます。

また、座席前方には英国王室御用達レザーグッズブランドETTINGERのアメニティーポーチが置かれていました。

本体素材は残念ながら皮革ではなく、キャンバス地です。

「響」特別販売

また、シートモニターの前にはこのようなパンフレットが置かれていました。

サントリーの「響」の特別販売です。中を開けると、

「響」100周年記念の4種類
 響 JAPANESE HARMONY
 響 BLENDER’S CHOICE
 響 21年
 響 30年
を、ファーストクラスに限り機内販売するとのこと。免税で買える分国内で買うよりお得なお値段になっていました。30年は国内では希少で定価40万円近くするものですが、時には60万円ほどで売買されることもあるようです。

残念ながらアルコールに縁のない私はスルーでした。そして、私にとって重要なソフトドリンクページです。

離陸

安全ビデオはピカチューバージョンでした。

定刻10:25から20分ほど遅れて離陸。城南島海浜公園や、

令和島とその奥に東京ゲートブリッジなどを見ながら上昇して行きます。

この日はお天気にめぐまれ遠くまでよく見渡せました。

機内食 充実のドリンクメニュー

水平飛行に移ると、メニューが配られました。いつものようにお酒のページから紹介しましょう。ファーストクラスのドリンクメニューは分厚いです。

最初は日本酒と焼酎のページから。

カメラが不調で横縞ノイズが入っています。ご容赦ください。

日本酒は12月~2月で一部銘柄が入れ替わります

秋田県 新政酒造 No.6 X-type《 フルーティーなタイプ 》
石川県 農口尚彦研究所 純米大吟醸 無濾過原酒 2019 Vintage《 コクのあるタイプ 》
愛知県 萬乗酒造 醸し人九平次 いのね 五つ星《 フルーティーなタイプ 》
山梨県 山梨銘醸 七賢 Alain Ducasse Sparkling Sake《 軽快なタイプ 》
福井県 黒龍酒造 黒龍大吟醸 龍《 軽快なタイプ 》
兵庫県 日本の古酒蔵 INISHIE 匠 No.1 -Doux-《 コクのあるタイプ 》

個々のお酒の解説が詳しく書かれています。

焼酎

鹿児島県 村尾酒造 芋焼酎 村尾
福岡県 天盃 麦焼酎 クラフトマン多田キャンティブラウン
鹿児島県 奄美大島酒造 黒糖焼酎 浜千鳥乃詩原酒

それぞれ、おすすめの飲み方が挿絵入りで書かれています。

次のページはシャンパンと白ワインです。

シャンパン

シャンパーニュ・クリュッグ・グランド・キュヴェ フランス シャンパーニュ
シャンパーニュ・ビエール・ペテルス・キュヴェ・レゼルヴ・ウブリエ フランス シャンパーニュ
 または
シャンパーニュ・シャルル・エドシック・ブラン・ド・ブラン

白ワイン

ラシーヌ シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ キュヴェ 2020 カリフォルニア アメリカ
または
ポール・ホブス ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ 2023 カリフォルニア アメリカ
右ページに続きます
ローラン・ラヴァントゥルー シャブリ・プルミエ・クリュ ボーロワ 2023 ブルゴーニュ フランス
ジム・バリー ザ・フロリタ・リースリング 2017 南オーストラリア オーストラリア
ティエリー・ジェルマン ランソリット ソミュール 2024 ロワール フランス

赤ワイン

紫鈴(りんどう) カリフォルニア アメリカ
ドメーヌ・ジャン・マルク・エ・トマ・ブレ ヴォルネイ 2019 ブルゴーニュ フランス
レ・ラニャイエ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2021 トスカーナ イタリア
マリヌー シラー 2022 スワートランド 南アフリカ 

ポートワイン
ニーポート・ポルト・コリュイタ 2019 ポルト ポルトガル

右ページへ行って、カクテルとウイスキー

アペリティフ&カクテル
ドライシェリー
ドライヴェルモット
カンパリソーダ
カンパリオレンジ
梅酒
キール
キールロワイヤル
ミモザ
マティーニ

ビール
サントリー ザ・プレミアムモルツ
アサヒ スーパードライ
キリン 一番搾り
サッポロ 黒ラベル

ウイスキー
サントリーウイスキー響21年
(ニューヨーク・フランクフルト・ロンドン路線)
サントリーウイスキー響17年(上記路線以外)
または
サントリーウイスキー響
 サントリーウイスキー100周年記念
サントリーシングルモルトウイスキー山崎12年
ザ・マッカラン18年

スピリッツ
ウオッカ 80プルーフ
サントリージャパニーズ ジンROKU〈六〉

ブランデー&リキュール
ヘネシーXO
コアントロー

定番品からなかなか出会えないシングルモルトまでそろっています。

ノンアルコールドリンク。お酒を飲まない私はここからが重要です。

お酒に負けずこだわりのソフトドリンク

ノンアルコールドリンク

ANA オリジナルノンアルコールカクテル
 WA Citrus Blue(和シトラスブルー)
ノンアルコールスパークリングワイン
 ボッリチーネ ドライ アルテルナティヴァ アルコール 0.0
ノンアルコールビール
 サントリー オールフリー(ノンアルコール)
 アサヒZERO(ノンアルコール)

ソフトドリンクやコーヒー紅茶です。

ソフトドリンク

ANA オリジナルドリンク「香るかぼす」
オレンジジュース
アップルジュース
トマトジュース
コーラ
コーラ ゼロ

ジンジャーエール
冷緑茶
ミネラルウォーター
スパークリングウォーター
牛乳

日本茶

宮崎煎茶(宮崎 新緑園)
ほうじ茶(伊藤園)
抹茶(伊藤園)

ハーブティー
KUSMI TEA 〈カフェインフリー〉
(ルイボスバニラ/ヴァーベナ・ミント/アクアローザ)
その他
ホットチョコレート バンホーテン

ティーセレクション
TAYLORS(世界各地の茶葉を集めてブレンドする、英国でもトップブランドの紅茶)
アフタヌーンダージリン
アールグレイ
スコティッシュブレックファースト

それぞれ解説が書かれていて、ノンアルコール派にもうれしい配慮です。

スペシャルティコーヒーセレクション illy

イリーエスプレッソ
イリー“ルンゴ”エスプレッソ(ホットコーヒー)
イリーカプチーノ

イリーカフェ・マッキャート
イリー“アイス”エスプレッソ(アイスコーヒー)
アイス・カプチーノ

コーヒーも、ファーストクラスなら、パナマ・ゲイシャとかハワイコナ、ブルーマウンテンなど希少な豆が選べたりすると、お酒に負けない楽しみがあると思います。

こちらも、いろいろあって迷ってしまいそうなラインナップでした。飲み物のセレクトに迷いつつ、豪華ランチコースがスタートしました。

お料理のメニュー

続いてコース料理のメニューです。最初の食事はランチ相当になります。和食は、

カメラ不調で縞のノイズが入ってしまいました

12月のメインは、前菜、お造りに続き、鰤西京焼き 酢蓮根 菜の花昆布〆 鶏松風 くわい 松葉でした。洋食は、

カメラ不調で縞のノイズが入ってしまいました

ファーストクラスのランチコース

最初はアミューズです。アミューズは和食、洋食とも共通です。

グラスに丁寧にしつらえられたANAオリジナルシナモンジンジャースティックは大好きです。この季節らしいゆり根のコンフィ、真ん中の生ハムは鴨の生ハムで、うずらの卵の八角煮が包まれていました。一番左はスモークされたたらこと、ガーリックの効いたたらことクリームチーズが入って、これまたドリンクが進む一品です。

「ドリンクはいかがしましょう?」とCAさんに聞かれ「お酒は飲まないのですが」というと、すかざず「それでは、ノンアルコールカクテルはいかがでしょう?」とおすすめがあり、お願いしました。

食前にカクテルで非日常感がぐっと盛り上がります。この後、テーブルがセットされます。期待が高まります。

そして、前菜は、CAさんに「2種類いただいてよいですか?」と尋ねると、「ええ、大丈夫です」とのことだったので、

鰆のスモークと鮑のキャビア添え。

雑穀のリゾットの上にスライスされた鮑がのっています。オレンジ色のものは市田柿です。

キャビアが一缶添えられています。大粒できらきらと輝いているキャビアも非日常です。

ベルギー産でした。今はロシア産は流通しないのでしょうね。

上にキャビアを載せ、クリームソースをつけながら食べると、キャビアの塩味とクリームソースのコクが合わさりとても美味しいです。

2つ目はフォアグラと和牛のリエット 温州みかんゼリーとキャラメリゼしたナッツでガトー仕立て

上からみかんゼリー、フォアグラ、和牛のリエット(コンビーフ様のものと言ってしまうとちょっと違うのですが…)が層になっていて、まるでケーキのようなビジュアルです。牛とフォアグラはロッシーニ風の取り合わせで、よく合います。

メインの前に、グリーンサラダをいただきました。

メインの前にガーデンサラダをいただきました。ドレッシングは普段あまり使わないため、フレンチを選び別添えにしてもらいました。コーンスープの勧められかなり惹かれたのですが、まだコースの先は長いので、メインをおいしく食べるためガマンしました。

メインは和牛フィレグリル

メインは、和牛フィレグリルをチョイス。いつもの赤ワインソースがあまり好きではないので、別添えにしてもらいました。

グリルされたフィレ肉には、さわやかな香草の香りがするベシャメルソースのようなものがトッピングされており、別添えにしてもらった赤ワインソースは無しで十分美味しいものでした。後ろの3層のものは、3種類のお芋を重ねたものです。

メインのもう一つの平目と海老 鱈の白子のポーピエット ヴァン・ブランソース イカスミのチュイールもかなり惹かれて迷ったのですが、やはり、フィレ肉には勝てませんでした。お肉の焼き加減は、

レアに近い赤みが残っていますが、中まで温まっており、ほんのり赤い肉汁が出るぐらいの絶妙な焼き加減でした。ひところの和牛フィレのグリルより若干肉質は硬めになったかもしれませんが、いつも楽しみにしています。

赤ワインソースは別添えにしていただき、薬味としてホースラディッシュをたっぷりつけていただきました。

じつは、ステーキに塩コショウと和わさびでたべるのもおいしいいんですよ。

食後には、チーズプレートをいただきました。チーズ好きの私にははずせません。普段、いろいろなチーズをいっぺんに食べることはできないので、

出会ったことのないような4種のチーズの個性的な味を楽しめるのはこの上もないぜいたく。左のナッツ類のはちみつがけとともにいただきました。

手前の赤いのは、大根?かぶ?口休めになります。まだデザートやフルーツもあるのですが、もうお腹いっぱいでたどりつきませんでした。

広々ベッドでのんびり就寝

この日は早起きして家を出たので、ランチでおなか一杯になると強烈に眠気が襲ってきました。食後に歯磨きをしようと席を立つと、CAさんから「今日はファーストクラスのお客様は3人なので、通路をはさんだ隣のお席にベッドをご用意いたしましょうか?」と案内があり、もちろんお願いしました。

さっぱりして戻ると、通路をはさんだ向かいの席のベッドメイクが終わっていました。

睡魔に任せて、3時間ほど爆睡しました。一寝入りしたあとは、もとの席に戻れば普通に座れるので、リクライニングの操作いらずで、超快適です。

長距離路線のお楽しみ「中間食」

一寝入りして目を覚ましスマホでニュースなどを見ていると、CAさんから「なにかお飲み物とかおつまみをお持ちしましょうか?」とお声がけ。のどが渇いていたので、気になっていたノンアルコールシャンパンをお願いすることにしました。

ブレブレですみません

このようなボトルで出てきたのは、ボッリチーネ ドライ アルテルナティヴァ アルコール 0.0です。無添加・無香料でアルコールを除去したシャンパンです。

グラスに注いていただくと、なんだかリッチな気持ちになります。

シカゴまでのフライトは12時間ほど。中間ぐらいになると、少しお腹も空いてきます。「お好きな時に」のメニューから選んでも良いのですが、ここでは、ランチコースで食べそびれたパルフェショコラ・オ・レをいただきました。

クラッシュされたクッキー様のものが入ったチョコレートムースとバニラアイスなどの盛り合わせです。CAさんはきっとけっこう緊張しながらこのパルフェの盛り付けをするのだろうと思います。チェリーのソースの軌跡にそれがあらわれているようです。とてもおいしくいただきました。

日本発便のファーストクラスのコースメニューはどれも気合が入っていてとても美味しいので、できるだけいろいろ味わっておきたくなります。

シカゴ到着までまだ5時間ほどあります。早朝6時着でホテルにはたぶんチェックインできないので、体力温存のためもうひと眠りすることにしました。

到着前には味噌ラーメン

到着まであと1時間ほどのころ、照明が徐々に明るくなり、CAさんから「到着前に軽くお食事などはいかがしましょう?」とお声がけがありました。到着前の朝食も「お好きな時に」メニューから選びます。

カメラが不調で縞模様が出ています

メニューには和食の「銀鱈山椒照り焼き」や洋食の「エッグベネディクト モルネーソース グリルベーコン添え」など朝食っぽい用意もあるのですが、豪華ディナーで少々疲れた胃袋のために、控えめに、「ANAオリジナル ~恵みの北海道~ 濃厚ねぎ味噌ラーメン」をいただくことにしました。

メニューには中太麺と書いてあったのですが、

結構細い麺でした。でもコク深いスープがよくからみ、糸唐辛子がぴりっと効いた王道味噌ラーメンの味でした。

最後にフルーツで仕上げ。

冬場なのに、どれもとても甘くおいしいものでした。

この日のファーストクラスに乗るためにせっせとフライトや普段の買い物でマイルをためた甲斐のある、非日常で至れり尽くせりののんびりだけどあっという間のフライトでした。

ほどなく着陸態勢に入りシカゴに到着しました。強い追い風に乗ったためか出発の遅れも回復し、定刻より50分ほど早く到着です。

次回は、シカゴのいかにもアメリカらしいNew Year’s Eveのカウントダウン花火の様子と、のんびり過ごしたお正月を書いていこうと思います。

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