5年前の8月、8日間の夏休みをとり、忘忙庵に向かいました。
和室のフローリング化DIYは、長い休みがとれた私がひとりで先に忘忙庵に行き、完成したころ、妻が河口湖まで高速バスで来て合流するという形です。
夏場は、夕立ちなど、急に雨が降ることも多いですが、フローリング化作業は資材を廊下に置けば、作業は屋内でできるので、計画通り進められそうです。
畳をはがしてみる
まずは、Beforeの写真です。こんな感じでした。
畳をはがしてみました。
畳の下はコンパネで古っぷるしくなっていましたが、特に傷んだりふわふわしているようなところはなく、下の根太(骨組み)などは問題ないようです。
畳の厚みを確かめます。障子の敷居のところはぴったり6cmです。
こちらの角材(畳寄せというそうです)のところは6.2cmぐらい。部屋の周りの場所によって高さが微妙に違います。
まあ、このぐらいなら許容範囲でしょう。
カマドウマさん襲来
ただ、この畳の下の床と畳寄せの間の2cmほどの隙間が曲者でした。床下に直接つながっているので、作業をしているうちに、一匹、二匹と特大のカマドウマさんが床下からはい出してきました。床下にはこんな大きなやつがいるんだ!
カマドウマさんには、忘忙庵完成のときから悩まされています。
これは大変!と、作業を中断してあわてて黄色い養生テープで隙間をふさぎました。
これで一安心です。まずはきれいに掃除をします。床を張ってしまうと2度とアクセスできないところです。
畳は、粗大ごみです!
作業一日目のここで、難関にぶち当たりました。
はがした畳は、処分しなければなりませんが、当然ながらそのまま捨てるわけにいかず、大変申し訳ないのですが丸のこで25cm角ぐらいに切って、少しずつ燃えるゴミで出そうと考えていました。たたみなら、電動丸のこでサクサク切れるだろうと思ったのが大きな間違いでした。
何せ築30年超、古い畳なのでわらを麻ひもで編んでできていましたが、丸のこで切っていくと、この麻ひもが丸のこの軸にどんどん絡んできて、すぐに止まってしまいます。丸のこも負荷オーバーでだんだん熱くなってきて、今にも壊れそうな音がしています。
仕方なく、細切れはあきらめ、軽トラックに積んでごみ処理センターに持っていこうと、村役場にTELで聞いてみると、村民でないと無料引き取りはできないとのこと。最寄りの産廃業者を紹介してくれました。産廃処理場に持っていくと、1kgあたり50円、畳6枚で180kgほど、少しおまけしてもらって6,000円で処分してもらうことができました。
産廃処理場のお兄さんが、「畳を切ろうとしたんですか? 丸のこですか? こわれませんでしたか?」と聞きます。「オレは丸のこ壊しちまったよ。」とおっしゃっていました。みんな、やることは同じです💦
一日目は、畳で思いがけずてこずり、作業はここまで。
畳との格闘で疲れ切ってしまったため、夕食は元気づけに、スーパーで買ってきたマグロのカマ焼き💛です。🍺を飲まない私は、夏はキンキンに冷えたコカコーラゼロです。
夏は地元鳴沢村でとれるとうもろこしが絶品です。おすすめです。
コメント