忘忙庵快適化計画 ーリクライニングチェア編①ー

DIY

忘忙庵では、外の見える大きな窓がありますが、滞在中はそこにガーデン用の木製折りたたみテーブルと椅子を置いて、外を眺めながらお茶をしたり、パソコンでブログ書きをしたりしています。

折りたたみなので、ベランダに持ち出せばそのままガーデンテーブル・チェアセットになり、気持ちの良い日は外でお茶をしたり、朝食を楽しんだりできます。

エコーネスのストレスレスチェアを購入

それはそれでよいのですが、木製折りたたみ椅子は、クッションを敷いているとはいえ長く座っているとだんだんおしりが痛くなってきます。また、リクライニングもできないので、ほんとうにのんびりしたいときには、少々難ありでした。

そこで、

そうだ、一人用リクライニングチェアを買おう! ということになりました。

実は、自宅ではもう15年以上も、エコーネスのストレスレスチェアを使っています。

当時は、国内で売っているカラーバリエーションに気に入ったものがなく、メーカーに特注で木の色と皮革の色を指定して注文したため、納期が6か月近くかかり、遠路ノルウェーから船便でどんぶらこ~と運ばれて届いたものです。

さて、忘忙庵用はどうしよう?と家具店などを訪問すると、現在のお値段は当時の倍、一脚30万円にもなり、別荘用に新調するには高すぎるお値段。あきらめかかりました。

でも、なんとかしたいと思い、ネットオークションで探してみることにしました。

2脚そろえる必要があるため、比較的数が出る色を見極め、ダークグリーンの皮革で脚の色が濃いものが良く出品されていることがわかり、ヤフオクとメルカリで探し始めました。

2か月ほど待つと、まずまず程度がよさそうで手ごろな価格で出品されているのを見つけ、慎重に入札。2万以内で落札することができました。ヤマトのらくらく家財宅急便で届けてもらいましたが、都内の出品者だったので送料も意外に安く済みました。

DIYで補修

さすがに中古品、ひじ掛け部分は何か所か皮革が痛んでいたので、補修をしてみることにしました。

上面の目立つところにも傷があります。皮革のシボの谷間に多少汚れもあるようです。

補修に使ったのは、サフィールの補修クリーム、「レノベイティングカラー補修クリーム」のチューブです。

幸いなことに、Color #20の「ダークグリーン」が色合わせの必要もなく、ぴったりの色しでした。

クリームを少量布につけてキズにすり込み、半乾燥ぐらいのときに拭き上げ、乾燥してから磨くと、

ピンボケはご容赦ください

遠目にはわからないぐらいになりました。ほかのところも、たんねんにクリームをすり込んで磨いていきます。

一人用なので、夫婦で座るにはもう一脚調達しなければなりません。

もうひとつは2週間ぐらい後に、横浜方面のリサイクルショップの出品のものを、こちらも1万円代で落札することができました。送料節約のために、レンタカーを借りて受け取りに伺いがてらそのまま忘忙庵に持って行ってしまおうという作戦にしました。らくらく家財宅急便の送料で、レンタカー代ぐらいはまかなえてしまいます。

チェア2脚運搬作戦

ワンボックスのレンタカーを借り、午前中に横浜のリサイクルショップに向かいます。12月のことでした。

リクライニングチェアーを受け取ります。予想以上に程度の良いもので、補修の必要はなさそうです。こんな感じです。

右奥にあるのは、自宅から積んでいったオークションで落札した1脚目です。途中、お昼時になったころ、ちょうど崎陽軒の横浜工場の近くを通りがかったので、

工場の駐車場わきにある直売所でシウマイ弁当をゲット。

港北ICで首都高に乗り、横浜青葉JC-東名-海老名JC-圏央道-八王子JC-中央道と経由して、途中のパーキングエリアでシウマイ弁当を食べながら、忘忙庵に向かいます。

富士山が近くなってきました。

無事、忘忙庵に着きました。

年の瀬もせまった時期でしたが忘忙庵周辺には雪もなく、エコーネス搬送作戦は無事完了しました。

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