小屋開けに行ってきました①

DIY

東京の桜も葉桜になり、気の早いつつじは咲き始めています。4月半ばの週末、やっと忘忙庵の小屋開けに行ってきました。

忘忙庵ほぼ異常なし

毎年、厳寒の冬の数か月留守にするので、小屋開けに行くと、何かしらトラブルがあるものです。上下水の凍結や、ストーブに火が着かない、虫さんの亡骸がいっぱいなどです。

ところが、今回は、キッチンの水栓の水の止まりが悪いといったごくごくマイナーなトラブル以外、大きなトラブルは無く、虫さんもゼロではありませんが、数えるほど。温かいころに2週間間を開けたときと同じぐらいでした。-このたとえは、何を言いたいかわからないですよね。セカンドハウスをお持ちの方はご存じと思いますが、虫さんは、人がいないと家に入り込みやすいらしく、不在の期間が長いほどたくさん入りこんでいます。

あとは、季節要因で、春と初秋に増えますが、これは私が確立した「ぼうぼう理論」によります。ぼうぼう理論は、こちらでくわしく紹介しています。

キッチンの蛇口から水がぽたぽた

キッチンの水栓の水側はちゃんと止まるのですが、お湯側が、キューっと閉めても蛇口から水がぽたりぽたり。

これはよくあるトラブルで、おそらくパッキンの劣化。以前にもDIYで修理したことがあり、ホームセッターで買った交換用パッキンもストックしてあります。みんな寒冷地仕様のものを選んであります。場所によっていろいろな部品がありますが、標準的な水栓はホームセンターで部品が手に入るので安心です。

今回はたぶんこれを使います。

まず最初に、外の給湯器に入るところの水抜き栓を閉めに行きます。これをやらないと、水栓をばらしたときに、水が噴き出します。お湯を示す赤いキャップ部分をマイナスドライバーでこじってはずし、ねじを外せば、

取っ手が取れます。さらに、中の栓をプライヤーで緩めれば、大きなねじのような部品の先にパッキンがついています。

パッキンを止める六角ナットを緩めて、パッキンを交換。逆の手順で組み立てれば修理完了です。

最初に閉めた水抜き栓をあけ、水漏れがないか確認。軽く閉めれば止まるようになりました。

春の作業

もう、このブログではおなじみになりましたが、春には、まず、ベランダのブルーシートを外します。まず、シートの上の落ち葉を片付け、めくれ防止の重りを外します。

端からたたんで、片付けます。ついでに、スモーカーをセットして、スモークチーズ作りスタート。

落ち葉掃除

これまた、毎年小屋開けの恒例行事。家のまわりの落ち葉掃除です。家のそばには、風のためか、雪のためか、こんな白樺の枝も落ちていました。

熊手で落ち葉を集め

だいぶきれいになりました。

別の面も、

きれいになりました。

これで、家の中に入ってくる虫さんも少し少なくなるだろうと期待しています。

内外気温計がもう寿命

春が来たとは言っても、忘忙庵の朝の気温は5℃ほど。まだまだ寒く、朝晩はストーブを焚いています。そこで気になるのが室温と外気温。いままで使っていた内外気温計は、昨年、こんな状態になり、特に外気温(上側)はほとんどわからなくなっていました。

室温は、前にも紹介したとおり、長期間記録できるものをと思い、1年分以上、一時間おきの気温、湿度、照度を記録して、データをBlutoothでスマホにダウンロードできるこのような温度計をずっと使ってきました。

ところが、昨年スマホの機種変更をしたら、この製品のアプリがもうGooglePlayに存在しないことがわかり、もはやデータのダウンロードはできなくなってしまいました。

なんとかデータをダウンロードする方法はないかとアプリを探していると、「ルームサーモメーター」というアプリがあることに気が付きました。

内外気温を表示するアプリです。そうか、もはや温度計を用意する必要はなく、スマホアプリだけで用は足りるんだ!!
室温は、スマホのCPUやバッテリーの温度センサーを使い、(重たいアプリの使用中や充電中などは多少不正確になるようですが)、外気温は、位置情報からその地区のリアルタイムの気温を然るべきサイトから拾ってくるようになっているようです。似たようなアプリもいくつかありましたが、試しに「ルームサーモメーター」をダウンロードしてみると、このようになっています。広告が出ますが、

実際の室温、外気温と比べてみると、室温は、

1.7℃違い、外気温は、

1.1℃違い。まずまずの精度です。なんだ、これで十分じゃん。スマホもアプリもどんどん進化します。
ということで、新しい外気温計を買うのはやめにしました。

外回りのようす

この時期、まだまだ木の芽も固く、気の早い富士桜が、ちらほら咲き始めたところですが、

その中で、一足早い春を感じさせてくれるのが、馬酔木(アセビ)です。ドウダンツツジの花に似ています。

馬酔木は富士山のふもとの青木ヶ原樹海の遊歩道を歩いていても、よく見かけるように、この辺りでは自然に生えている樹種です。忘忙庵が建ったころに植えたものでしたが、もう老木だったのと、数回の台風の倒木が直撃して、太い枝がぽっきり折れたりして、3年ほど前にはすっかり木の勢いが衰えていました。
台風の時の様子は、こちらの記事で紹介しています。

図書館で庭木の本を読んだり、ネットで調べて、弱った馬酔木は
 ・枝を切り詰める
 ・花が終わって実がなったら、実をすぐに実をとる
 ・根の周りをしゃべるで切る(根切り)
をすると良いと書いてあったので、

そこで、書いてある通りにして、3年経った今年の春、しっかりとした葉が出てきれいな花が咲いていました。

そして、もう一つこじんまりしていますが、水仙がいくつか咲いていました。こちらは、天然のものです。

無事、忘忙庵の小屋開け作業は終わり、今回も甲府方面にドライブに行きました。その時の様子は、次回のブログで。

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