11月になると、別荘地も朝には気温がひと桁になり、紅葉も一段と深まってきます。以前は正月や真冬でも、たまに思い立つと別荘に行っていましたが、ここ10年ほどは11月に冬支度をして小屋締めをし、春に別荘開きに行くというパターンになっています。
別荘ができるまでの話の途中ですが、11月中旬に別荘の冬支度に行ったときのことを書いておくことにします。
冬に向けて
冬を前にして、やることはいろいろあります。いつも別荘に行くときは、そのときにやることをリストにしていきます。今回やる予定のことは、
- ブログ用の資料収集と写真撮り
- 家周辺の落ち葉かき
- 不要広葉樹の伐採
- 灯油の補充
- 水抜き・湯抜きと戸締り
ブログ用の資料収集と写真撮り
前回までと、今後もしばらくは別荘ができるまでの話を書こうと思っていますが、別荘が建つまでの経緯や、別荘ライフに関する資料はほとんどが別荘に置きっぱなしになっているため、これらの資料を一度持ち帰ってくる必要がありました。前回のブログの経緯や写真なども、資料ファイルをもとに書いたものです。
また、当時の写真で残っているものも少ないので、改めてブログのネタになりそうな設備や小物などの写真もたくさん撮ってきました。今後のブログにご期待ください。
家周辺の落ち葉かき
例年、紅葉を楽しめる時期に冬支度にいくので、まだ落ち葉が落ち切っていないため、たいてい春に最初に行ったときに落ち葉かきをするのですが、今年は冬支度にいく時期がちょっと遅れたため、大半の葉が落ちた後だったので、春の作業を軽くするために家の周りだけでも落ち葉を掃いておこうと思いました。残念ながらビフォアー&アフターの写真がありませんが、たとえば、カエデの木の下はこんな感じに厚く落ち葉が積もっています。
家が長年の間に埋まってしまわないよう、家の周りの落ち葉を熊手で集めていきます。集めた落ち葉は周りより低いところに撒いておきます。家が埋まる心配をしているのに、土地の低いところは何年たっても埋まりません(笑)。自然は手ごわいです。
ついでに、前の道路の路肩の落ち葉も、軽く(といってもかなりの重労働ですが)掃いてのけておきました。これを何年かに一っぺんやっておかないと、落ち葉が土になりそこから草が生えてどんどん道路を侵食していきます。自然は手ごわいです。
不要広葉樹の伐採
土地を購入してから30年以上も経つと、購入当初は指のように細かった木も、すくすく育ち、直径15cm以上、高さ10m近くにもなり、広葉樹ならうっそう茂って林が暗くなってきます。そこで、数年おきの紅葉の時期に、明るくしたい場所の不要な広葉樹を伐採しています。
紅葉の時期にやるのは、葉がないほうが、切り倒した木の枝の処理などがやりやすいのと、力仕事をしても大汗をかかずに済むからです。ただ、問題がひとつあります。葉が落ちてしまうと、樹種がわからず、花が咲いたり、紅葉したりと楽しめる大切な木を切ってしまう恐れがあります。そこで…
夏に、暗い影を作って切ったほうがよいなと思う木の葉っぱで樹種を確かめたり、花の様子を見たりしながら、切ろうと決めた木に、写真のようなテープを巻いておきます。マスキングテープなどが目立つし、はがすのも楽でいいですね。
これで、秋に葉が無くなっても安心して切ることができます。
電動チェーンソーで、切り倒します。
電動チェーンソーは、こんなやつを使っています。高枝切り用でパイプが3mぐらいまで伸びるので4mぐらいまでの高枝はもちろん、根元を切ったり倒した木を運べるように短く切ったりするときに、離れて作業ができるので、普通のチェーンソーのようにおがくずを全身で浴びなくても良い利点があります。これは、普通のチェーンソーから買い替えてから気が付いたことですが。
残念ながら枯れてしまった白樺も伐採しました。
枯れ木といえども、数日前の雨水を吸っていて、なんと重いことか。撤去するのが大変でした。なんとか無事に数本の木を伐採して、来年の夏は、周りが少し明るくなるのではないかと期待しています。
まだまだ冬支度はつづきますが、続きは次回に…
コメント