さて、桃食べ放題とスイーツ食べ放題でおなか一杯になり、忘忙庵に戻れば仕事が待っています。
タイトルに書いてあるのでお察しのとおり、草刈りです。前回梅雨入り前の5月末に来たときは雨に降られ、半日しかできなかったので、ベランダ周辺だけで時間切れ。今回はその続きをやらなければなりません。
狩り払い機の刃の交換
忘忙庵で草刈りに愛用(酷使💦)しているのは、旧リョービ(現在は京セラ)のAK-3000という、電動刈り払い機です。昨年来刃を変えていなかったので、刃がこんな状態になっていました。

普通に草を刈っているだけなら、そんなにすぐに刃は減らないのですが、道路わきの草を刈っていると、小石や舗装に当たったりして減りが早くなるので、2年に一回ぐらい、刃の交換が必要になります。刃の交換は簡単で、軸の周り止めのピンを差し込んで、刃をとめているねじを六角レンチで緩めます。このねじは、逆ねじなので右回しで緩むので注意です。

そして、新しい刃に交換します。

こんなに違います。

準備完了です。
新しい刃での草刈りは爽快
前回の続きで奥の方を刈っていきます。新しい刃は、さくさくと刈れるので爽快です。
以下、Before→Afterの写真で。


全く見えなかった奥の切り株がみえるようになりました。狩り払い機で刈っていると、このような見えない切り株や雑草の影で見えない落ち枝などに刃があたり、跳ね返ったり、刃が食い込んだり、結構大変です。
こちらの奥の方も、


すっきりしました。
最後は、熊手で、刈った草を集め、あちこちにできた雑草の山を、

土地の低いところに片付けておしまいです。
朝食はベランダで
翌朝、5時前には目が覚めてしまいました。前の日は草刈で頭がいっぱいで、スモークチーズを作るのを忘れていたので、朝一でスモーカーをセット。

今日は、のびのびと枝をのばした樹の枝をはらって、周囲が暗くなりすぎないようにしたり、見通しをよくしようと思いますが、その前に腹ごしらえ。
朝食の準備が整いました。

ちょっとだけ「オーストラリアで忘忙庵」で紹介した、シャレー・アット・ブラックヒースの気分です💦 サラダには、進行中のスモークチーズも一部取り出して載せてみました。

朝食後は枝払い
さて、枝払いに取り掛かるのですが、草刈とちがって、伸びた枝をがんがん切ればいいというわけでもないようです。年中手入れができる庭というわけでもありませんが、それなりに見栄えはよくしたいので、切り方も勉強です。
樹の選定をするときには、この本を参考にしています。

庭木の剪定の仕方を、どうしてそのように切らなければならないのか、庭木の種類による特性などに合わせて、科学的な説明も加えながら丁寧に解説されています。
忘忙庵に多いのはもみじ(カエデ?)ですが、

自然な枝の流れを止めないように、立枝、下がり枝、逆さ枝などを払って枝を漉いていくというようなことが書いてあります。
選定の道具はこちら。

2つ折りの脚立は、伸ばせば3m近くの高さまで上ることができます。それでも、忘忙庵の樹は10m超のものが多いので、焼け石に水ですが。
ベランダの目の前の大もみじは、幹の下の方の枝が茂ってきて、目の前の視界を遮っていたので、

少し下の枝払いをしました。

ちょっと見通しがよくなりました。そのほかも、手の届く小さめの樹は、適度に枝をはらって、あまり高く・大きくならないようにしました。
切るのは簡単ですが、すぐに切った枝の山ができます。

片付けのほうが大変です。
でも、こうした緑に囲まれて週末を過ごせるのが、忘忙庵の魅力です。

東京も34℃と暑くなった週末ですが、涼しく過ごすことができました。
最後に、この日忘忙庵周辺に咲いていた花です。梅雨のこの時期、あまり多くありませんでしたが、

タツナミソウというシソの仲間だそうです。そして、

ヤマオダマキという花だそうです。例によってGoogleLensに聞いて調べました。
草刈りですっきりし、桃狩りのシーズンも始まり、忘忙庵シーズンインです。
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