東京は連日35℃近い猛暑。海の日の連休に休みをつけて、忘忙庵に来ています。
猛暑のときこそ忘忙庵
標高830mの河口湖の湖畔周辺は、盆地地形であることもあり、昼間は連日30℃を超えていて避暑というには少々つらい気温ですが、忘忙庵は少し山を登ったところにあり、標高が1000m以上なので、昼間でも30℃には届かず、朝晩は21℃ぐらいまで下がるので、大変快適です。
夏場の気温
忘忙庵には温湿度と照度を記録できる温湿度照度計を置いてあります。
3cm角で高さ10cmぼど。単4電池4本で数年間にわたって温湿度、照度を記録できる、なかなか便利な代物です。WiFi接続機能はありませんが、Bluetoothでスマホにデータをダウンロードできるので忘忙庵に行ったときにデータをダウンロードしてきます。
もともとは、室温や湿度、室内の明るさと、留守中に忘忙庵に上がり込む虫さんの関係を調べたくて買ったものです。虫さんとの関係は、まだよくわかっていませんが💦
直近8月はじめの室内の気温と湿度はこんな感じです。東京で34~35℃の暑い日が続いた週ですが、忘忙庵の室温は高い日でも27℃に届かない快適さ。
こんな季節に忘忙庵に行かない手はありません。
一宮で桃狩り
夏の楽しみは、甲府の笛吹市御坂での桃狩りです。樹上で完熟した桃のおいしさを知ると、やめられなくなり、忘忙庵に来るたびに行ってしまいます。
今回もお世話になったのは、いつもの浅間園さんです
浅間園では、桃の畑で40分間、自分で木から採った桃食べ放題です。これが、私たちが浅間園ばかり行っている理由です。
他の園では、「畑でお土産用のもも1個収穫体験+テーブルで収穫してある冷えたもも食べ放題」というところが多いのですが、やっぱり、たくさんある桃のなかから、自分でじっくり吟味して選んだ桃を食べるのが桃狩りの醍醐味。最近は「選桃眼」にも少し自信がついてきました。
朝一で行けば、まだ、温まっていないももが食べられます。最初に受付で入園券(\1,600/一人)を買い、
「もも→」の看板を頼りに、畑に向かいます。
大きなぶどう棚の下のバーベキューランチ会場を抜けていくと、
今日はこちらの畑でした。たくさん桃がなっています。受付で桃の取り方、品種、種・皮の片づけなどの説明を受け、いよいよももを探しに行きます。この日の桃の品種は、「嶺鳳(れいほう)」
ピンクのかごが下がっているのは、「この木の桃は熟していますよ」というしるしだそうです。
そして「なつっこ」
「一宮白桃」
の3種類でした。
とりあえず、3種の味比べと、それぞれ一個ずつ厳選してもいできました。
包丁で半分に切り、味比べです。
一宮白桃は、まだ熟れ切っておらす、かなり硬めで味も酸味が勝っている状態でしたが、他の2品種は、硬めですが、甘味は十分ありおいしくいただけます。中でも私の好みは「なつっこ」。果実が大きく、酸味と甘みのバランスが良く味が濃いと思います。次の桃を選びに行きます。
選桃眼
さて、どれにしよう… おいしい桃を選ぶこつは畑のスタッフに聞くのが一番。スタッフ曰く、「上から熟すので上のほうの桃ほど甘い」とのこと。また、表面に白いぽつぽつがたくさん出ているのが、甘いしるしとも言います。これなんか、白いぽつぽつがたくさんでていておいしそうです。
ネットで調べてみると、おいしい桃を作るには、一つの枝に1個だけになるように、間引いてつくるそうなのですが、さすがに桃狩りの樹では、一つの枝にひとつの桃ということはほとんどありません。でも、できるだけ一つの枝についている桃の数が少ないところから選んでいきます。
必ずしも、大きな桃が甘いとは限らないようですが、つい、大きな桃を選んでしまいます。4つも食べると、桃狩り時間の40分ほどでおなか一杯になりました。
もも畑の写真をとりつつ、受付の建物に戻る途中、まだ袋をかぶった巨峰やシャインマスカットの畑の下を通り、その先には、60cmにもなろうかという大きな緑色のブドウの房もなっていました。
お土産用のもも、ぶどう
受付の建物には、お土産用のももやぶどうも売っています。
おいしそうで立派な種無し巨峰を売っていました。ぶどうのシーズンも始まりです。ニューヨークマスカットや種無しデラウエアなども売っていました。
草刈りもはかどりました
今回の忘忙庵では、前半はお天気に恵まれたので、草刈りの続きです。草刈りの様子は以前のブログで紹介しています。
道路わきの草刈りで石に当たったり、少し大きくなった木の根元を切ったりしていると、刈り払い機の刃がどんどん減っていきます。新品の時はこんなでしたが、
数回草刈りをすると、
こんなに丸くなってしまいます。それでもヤスリで目立てをしながら、だましだまし使いますが、1シーズンごとに刃を新しくするぐらいのペースです。
吉田うどんも楽しみ
忘忙庵に来ると、買い物ついでの時などは、ランチを外食します。富士五湖周辺にはおしゃれなカフェやレストランなど人気店はたくさんありますが、私たち夫婦は、吉田うどんのファンです。
「吉田うどん」とは、
・富士吉田を中心に地元の方が営むうどん屋さん(富士吉田周辺で50店舗ほどあります)
・ゴワゴワの硬い麺、多くは味噌味のうどんつゆ
・トッピングは、茹でキャベツ、わかめ、馬肉しぐれ、わかめ、ちくわ天など
・注文は、テーブル上のメモ紙に書いてスタッフに渡しに行く
・テーブル上には、「すりだね」という、店ごとに個性のある辛味調味料がおいてある
・たいてい、民家調(古くはない)のつくりで、土間+小上がりというレイアウト
・たいていはランチのみ営業で、うどんがなくなり次第終了
というパターン。でもお店によって個性があり地元の方もそれぞれ好みの吉田うどんのお店があるようです。
私たち夫婦の好みのうどん屋さんのひとつ、「ムサシうどん」にお昼を食べに行きました。
のれんがなければ、うどん屋さんには見えないたたずまいです。
メニューはこんな感じです。
注文はいつも、「全部乗せ」を意味する「ムサシうどん」(\700)です。ムサシうどんのトッピングは、ゆでキャベツ、わかめ、細切りのおあげ、きつね(味付けおあげ)、かき揚げ、ですが、この日は、13時近くと遅めにお店に着いたので、かき揚げが終わってしまったとのこと。代わりに、肉(馬肉)か、カゴメトロロコンブがつけられますとのこと。
私は、肉をチョイス
妻は、カゴメトロロコンブにしました。
ムサシうどんの魅力は何と言っても、かつおだしの効いたうどんつゆと、吉田うどんの中でも硬めのしっかり噛み応えのある麺です。
途中ですりだねを加え、ちょっと辛く味変して、完食しました。他の吉田うどんのお店も、追い追い紹介していこうと思います。
お盆後半は台風の影響で雨
盆休み後半は、台風7号の影響で雨が降ったり止んだりとなり、家の中の押し入れのカビ対策にクッションフロアを張るなど、家の中の快適化を進めていました。
明日15日は、台風7号が紀伊半島に上陸するとのことで、甲信地方も一日雨の予報。午前中に東京に戻る予定です。5年前は、連続する台風で大変な目にあいました。
今回も大阪湾を通りそうですが、そのまま北へ抜けそうなので、前のように忘忙庵の樹が倒れたりすることはなさそうです。
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