幻のビワ、白びわ狩りに行ってきました

グルメ

5月末から6月に入るこの時期、毎年気になるイベントがあります。「白びわ狩り」です。ちょっと方向が違いますが、東京から西方向ということで、忘忙庵がてら、白びわ狩りに行ってきました。

白びわとは

白びわは、西伊豆の土肥(とい)でとれる稀少品種で、日本ではこの地区だけで育てられているびわです。

こちらは、伊豆市の観光情報サイトの白びわ紹介のページです。

普通のビワより、少し白っぽく、甘くておいしいのですが、とても傷みやすいため市場には出荷されず、ビワ狩りで楽しむか、伊豆市近辺のみで消費されるということで、ふだん、私たちにはほとんど目に触れる機会がありません。

この白びわ狩りは、毎年5月末から6月中旬ごろに、土肥からほど近い恋人岬の白びわ園で、大抵、週末2回にかけて行われており、今年は、6月1日(土)~3日(月)、8日(土)9日(日)にかけて開催ということでした。(実際は、6月1~3日で白びわがなくなってしまい終了だったようです)

目指すは恋人岬ステラハウス

初日の6月1日(土)の早朝、白びわ狩り開始の10時前には現地に着くよう、朝5時過ぎに、車で東京を出発しました。ナビに入れる目的地は恋人岬ステラハウスです。

東名高速ー御殿場から新東名ー伊豆縦貫道ー伊豆中央道ー修善寺道路というルートです。伊豆の道路は、有料だったり無料だったり、また、いまだに料金所でETCが使えず、現金で通行料\200を払うなどというところも2か所あり、なんとかしてほしいなぁっと思いつつ、土肥を目指します。

修善寺道路から、船原峠(土肥峠)を超え、土肥に向かって峠を下っていくと、道の左右に、ところどころすずなりにビワがなっている大きな木が見え始め、気持ちが盛り上がります。

渋滞も無く、休み休みでも、9時前には恋人岬に到着しました。

「土肥びわの里」の、のぼりも立っています。

駐車場からは、たくさんが実がなった白びわの樹が間近に見えます。

恋人岬ステラハウスの駐車場では、白びわ狩りの受付テントの準備が進められています。

恋人岬

白びわ狩りの受付まで1時間以上あったので、恋人岬まで、遊歩道の散策をしました。往きは結構な下り道で、帰りを思いやりながら歩くと、途中、「富士見遊歩道記念塔」なるものがあります。

この日は、あいにく曇り空でしたが、お天気が良ければ、石に空いた穴から、こんな感じで富士山が見えるはずです。

隣には、グアムの恋人岬と姉妹提携締結記念の「金の鐘」があり、二人で鐘を3回鳴らすと恋が実るそうですが、私たちはスルー💦

そろそろ列に並ばねばと、ステラハウスに戻ります。ステラハウスはもう開いていて、お土産用の白びわも売っていました。

ステラハウス前には、もう白びわ狩りの行列がてきていました。

白びわ狩り

9時ちょうどから、受付が始まりました。

受付が始まるころには、50~60人ぐらいの列になっていました。入園料\2000を払い、白びわ園に向かいます(といっても目の前です)。30分食べ放題です。

白びわは、こんな感じでなっています。

園のスタッフのお話では、今年は1年おきの裏年で、実の付きはもう一つ。また、最近大雨が多く、痛みが来ている実も多いのですが、味は抜群とのことでした。確かに、この写真のように、先が少し茶色くなったような実が多いですが、皮をむくと中はなんともなく、この上なく甘く、ちょとだけ酸味もあり、とても美味しかったです。樹上完熟の果物は格別です。

実の数も十分で、制限時間の30分も食べていると、お腹いっぱいになってきました。

土肥でランチ

白びわ狩りを終え、土肥の農協の直売所で、今晩の忘忙庵の食材などを買ったりして、さて、ランチはどこで食べようかと、夫婦で、忘忙庵までの道中の伊豆市、三島、御殿場などのランチどころを検索。

しかし、あまりピンと来るところがなく、そのうちお腹も落ち着いてきました(ビワも、水分が多いのですぐにお腹が空く💦)。せっかく土肥にいるので、何か海鮮を食べようということになり、土肥の街中のこちらのお店でランチを食べることにしました。

割烹玉しげというお店です。

食べログでみなさん推しの、海鮮丼を注文。ちょっと贅沢ランチですが。

メニューにはちゃんと英語。中国語も書かれています。しばらく待つと、お料理が運ばれてきました。

メニュー写真のとおりの盛り付けです。アジや、鯛、かんぱち(と思われる)がぷりぷりとしていて、とても美味しかったです。

濃厚ソフトクリームのおやつ

腹ごしらえをし、忘忙庵に向かいます。伊豆中央道から、節約のため、新東名にはのらず国道246号を走り、御殿場に向かいます。この区間は、246号もほぼバイパスで信号も少なく、高速と所用時間はあまり変わりません。

御殿場には、寄りたかったところがあります。静岡にいくつか店舗を構える、フードストアあおきです。スーパーとしては、少し高級感があるスーパーで、東京では豊洲のららぽーとにも出店しています。

この、フードストアあおき御殿場店の店内で食べられるソフトクリームが、極旨なのです。


私たち夫婦は、一時、ソフトクリームにはまっていて、北海道の「きのとや」のソフトや、銀座の北海道のアンテナショップの「夕張メロンソフト」、沖縄ブルーシールの「紅イモソフト」、小布施の「おぶせ牛乳ソフト栗いむ」、秋葉原のスーパー「福島屋」のソフトクリーム、丸の内のカカオサンパカのソフトクリームなど、実ににたくさんのソフトクリームを食べた時期があります。その中でも、伊豆半島の付け根、函南にある、丹那牛乳が運営する「酪農王国オラッチェ」で食べた、「丹那牛乳ソフト」が1,2を争う濃厚さで美味しく、ファンになっていました。

フードストアあおき御殿場店では、この丹那牛乳のソフトクリームが手ごろな値段で食べられるのです。大人の事情からか、「丹那牛乳」とはどこにも書いていないのですが、その濃厚な味わいは間違いありません。

店内には、こんなPOPがでていました。

一時、SNSでバズっていたようです。今は、それほどでもなさそうで、ほかにお客さんはおらず、さっそく、妻は大、私はミニサイズを注文。イートインスペースでいただきました。(テイクアウトとイートインで税金が違いますね)。

もちろん、カップでなくコーン選びました。クリームチーズを思わせるような超濃厚なもので、コーンの先端までしっかり詰まっています。久しぶりの丹那牛乳ソフトを満喫しました。

忘忙庵のようす

このあと、東富士五湖道路を経由して、忘忙庵に向かいました

忘忙庵で一晩泊り、翌朝は忘忙庵の周りを見回り。

実は、数日前の5月28日の夜、東京でもかなり強い風が吹きましたが、富士五湖地方では、風速30mの風が吹き荒れ、河口湖町では、大木が車の上に倒れて、70代の男性が亡くなるという事故もありました。

こちらは、その時の甲府地方気象台の発表です。

忘忙庵でも、また木が倒れていないかと心配でした。

周りを見て回ると、あちこちに折れた枝が散乱しています。

ベランダも枝がたくさん

夜に雨が降ったようです

幸い、倒木はなく、安心しました。

それにしても、もう「草ぼうぼう」になりつつあります。

今回は、一泊だけなので枝の片づけぐらいしかできませんでしたが、次回は、草刈りをしなければいけません。また、つつじやドウダンツツジは、花のあとすぐに剪定しないと、来年花が咲かないので、次回はツツジ類の剪定もやる予定です。

もう梅雨入り間近ですね。お天気が良いといいのですが。

帰り道、都留カンでランチ

日曜日の帰りは、中央道の渋滞が始まるまでに帰ろうと、午前中に忘忙庵を出て、途中、都留カントリー倶楽部のレストランでランチをいただくことにしました、。

こちらは、プレーをしない外来客もOKで、忘忙庵の帰りによく利用しています。

夫婦とも、ランチメニューから、スモークサーモンのクリームスパゲッティー(\1,000、LINEクーポン利用で\800、ただし、ランチメニューは6月末までで終了、7月からは、グランドメニューのみとなります)をチョイス。

オニオンスープ付きです。
彩りよく、ほんのりスモーク味が移り、塩味控えめのクリームソースで私好みです。おいしくいただきました。

そして、都留カンレストランのお楽しみは、ランチについてくるスイーツビュッフェです。都留カントリー倶楽部はケーキのシャトレーゼが運営しているので、ビュッフェ台にはシャトレーゼのケーキが並びます。

メロンのショートケーキをミルクティーでいただきました。コーヒーは別料金ですが(これがまた美味しい)、紅茶や日本茶などはセルフのドリンクバーでランチの値段に含まれています。

つい、もう一つ、いちごのショートケーキもいただいてしまいました。

ゴルフ場のレストランは、ラウンドが終わる順番にお客さんが入り、午後のラウンドのために確実に回転するので、混みあうことが無く、のんびりランチができるのも魅力です。

そろそろ山梨でも、果物狩りの季節がやってくるので、忘忙庵に行かねば。

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