忘忙庵に行ってきました①

グルメ

先日のビワ狩りでは、帰りに忘忙庵に一泊しただけでした、今回は忘忙庵をメインに行ってきました。ビワ狩りのようすは前回のブログで紹介しています。

東京では、連日30℃を超えるようになってきました。こんなときこそと、週末忘忙庵です。いつものように、金曜の夕方東京を出発。途中のスーパーで食材の買い出しと夕食を済ませ、中央道で河口湖に向かいました。

サクランボ狩りのはずが…

今回の主目的はつつじ類の剪定と草刈りですが、もう一つ楽しみにしていたことがありました。毎年6月前半が旬のサクランボ狩りです。

5月の下旬、じゃらんの5月末までのクーポンがあったので、南アルプス市にある農園に、サクランボ狩りも終盤の6/15の予約を入れていました。

ところが、6月に入って、農園からTELがありました。

「じつは、5月28日の山梨県地方の強風でハウスが壊れてしまい、サクランボが雨をかぶって痛んで、サクランボ狩りはできない状態になってしまったので、キャンセルをさせていただきたい」との丁寧な説明がありました。

残念ながらサクランボ狩りができなくなってしまいました。それにしても、サクランボ農園さんも大変です。年に一度の書き入れ時だと思いますが、大変な痛手だと思います。

おっ、桃狩りが始まっている

そこで、私たち夫婦はといえば、どこか、ほかのサクランボ農園でできないか、甲府近辺を調べまくりました。もともとサクランボ狩りでも遅めの時期だったのと、たぶん、同じような被害で、ほかにもいくつかじゃらんに掲載されていた農園が、予約を受けなくなっていました。残念ながら、山梨のサクランボ狩りは断念せざるを得ない状況でした。ただ、5月末までだったじゃらんのクーポンは、戻ってきており、期限は6月末までに延長されていました。こちらはラッキーです。

代わりに桃狩りは?まだちょと早いかな?っと思いながら探してみると、ちょうど6月15日に桃狩りが始まる農園が、笛吹市で2件見つかりました。
そこで、前に行ったことがある、御坂農園グレープハウスに桃狩りに行くことにして、予約しておいたのです。

朝7時半ごろ、忘忙庵を出て御坂農園グレープハウスには、受付開始8時30分前に到着。シーズン初日の朝一です。

受付開始と同時に料金を払い、案内を待ちます。御坂農園グレープハウスの桃狩りは、いくつかプランがありますが、私たちが予約したのは、じゃらん経由で、
「農園でお土産用の桃1個収穫体験+テーブルにて冷えたもも食べ放題(時間制限なし)\1,600」
というものです、そのほかに、テーブルで冷えた桃食べ放題\1,300というプランもあります。

桃収穫体験は、マイクロバスで農園まで連れて行ってもらい、桃農園の樹から、自分が選んだ好きな桃をひとつもぎ取ってまた、マイクロバスで食べ放題会場に戻ってくるというシステムです。

9:00ちょうどにマイクロバスへの誘導があり、バスで5分ほどの農園に向かいます。

農園はこんな雰囲気です。お天気が良くて気持ちがいい。

スタッフが、桃の品種や取り方、おいしい桃の選び方などを面白おかしく解説してくれます。説明を一通り聞いたあと、お客さんはそれぞれ、好みのももを探しに、農園に散っていきます。

品種は「ちよひめ」という早生品種で、少し小ぶりで、甲府の桃としては柔らかいほうですが、甘みは十分とのこと。どの桃の樹にも、そこそこたくさんの赤く色づいた桃がなっています。

妻と、ああでもない、こうでもないと言いながら、「農園の中で最上級の私のもも」を求めて、品定めをしていきます。妻も私も、この樹からもぐことになりました。

さんざん、周りの樹を回って大きくて美味しそうな桃を探し回った挙句、結局同じ樹になってしまいました。この樹で1番大きな桃と、2番目に大きな桃を収穫。

またマイクロバスに乗り、受付と同じ建物へ戻ってきて、受付・売店のさらに奥にある食べ放題会場に行きます。

受付でチケット見せて、台ふきとナイフとお皿のセットを受け取ります。台の上には、3~4個ずつ桃が入ったお皿が並んでいます。

だいたい、大1、小2の組み合わせ。その中から、美味しそうなお皿を選びます。

最初の皿はこれ。

大きい桃が一番甘かったですが、小ぶりの桃もそこそこ甘い、というか、一つの桃の中で甘いところと甘くないところの差が大きいのです。ある部分をかじると甘く、その隣は甘くない、とい感じで一口ずつ味が変わります。

2皿目以降も、概ね大きなももが一番甘く、小ぶりの桃は個体差があります。

台には、黄色いお皿にのった桃があり、こちらは硬い桃だそうです。

硬い桃は少し色も黄色く、へたの周りは緑色ががっていますが、種類がちがうのか、樹が違うのか、これはこれで、十分甘くておいしいものでした。

二人で8皿(22個)のももを平らげました。小ぶりなももが多かったとはいえ、我ながらびっくり。時間制限なしなので、たっぷり1時間半ほど滞在、今シーズン初の桃を堪能しました。収穫したお土産の桃も楽しみです。

売店では、立派なちよ姫の箱入りが売っていました。

(後日談:畑で採ったおみやげ桃は、食べ放題の桃より格段に甘く美味しかったです)

いつもの買い出し

帰りに、いつものように八代農産物販売所で、野菜を買い、

桔梗屋信玄餅アウトレットでおやつを買って、

ちなみに、有名な信玄餅詰め放題の整理券は、

あさ6時に配布終了だそうです。もう、ご近所さんでないとゲットできません。

ランチは河口湖周辺で

今回は、忘忙庵でいろいろやりたいことがあるので、早めに富士五湖方面に帰ってランチをいただくことにしました。

いままでに行ったことのないランチどころを、ネットで検索していると、「日本初!二郎系吉田のうどん専門店」マシマシ高菜先生、というお店を発見しました。次郎系吉田のうどん?これは行ってみないと、ということになり、河口湖へ。

マシマシ高菜先生は、河口湖の船津というところにあります。

河口湖大橋を渡り終えて、河口湖ICとの真ん中あたりです。大通りからちょっと奥まったところにあるお店は、こんな感じ。

もともと、吉田のうどんの辛味調味料「すりだね」の専門店だったそうです。玄関にはたくさんの種類のすりだねが並んでいます。

すりだねの説明は以前のブログで

次郎系吉田のうどん とは

次郎系吉田のうどん? でもなんとなく想像できますよね。メニューはこんな感じでした。

つまり、吉田のうどんに鶏むね肉、山盛りもやしトッピングがベースで、肉増量やニンニク油その他のトッピングマシマシができるというわけです。デフォルトで刻みニンニクと背脂ものっています。

こちらでは、普通のよしだのうどんもあるようです。メニューは

「肉」中心のラインアップです。でも、ここはやはり次郎系を食べてみないと、ということで、私は、基本の「次郎系肉うどん」(\900)、妻は、ニンニクも背脂も苦手なので、「次郎系肉うどん」の、マシマシならぬ、「刻みニンニク抜き、背脂抜き」のヌキヌキ(\900💦)にしました。

出来上がるのを待っている間、机の上を見ると、

ここにも、すりだねがたくさん並んでいます。楽しみです。

待つこと5分ほど、料理が運ばれてきました

手前が標準のに肉うどん。麺の上に、刻んだ鶏むね肉と刻みニンニクがたっぷり乗っかって、その上に大量のもやしと醤油で煮込まれたと思われるさいころ状の豚の背脂?三枚肉の脂?、そして揚げ玉がトッピングされています。

一口目から、ニンニクの香りとこってり脂がガツンときます。麺は吉田のうどんらしい、極太麺。ただ、吉田のうどんよりは柔らか目にゆでてあります。食べログによれば、吉田のうどんを頼むと、吉田のうどんらしく、硬めにゆでてくれるそうです。

すりだねの解説を読みながら、

途中で、ベーシック、シビカラ、天国と、少しずつ入れて味変を楽しみます。

ベーシックは普通の辛味、カツオ出汁が効いています。一番良かったのは、次に入れたシビカラです。山椒の香り高く、ビリっとしびれるからさとともに、鼻にさわやかな香りが抜けていきます。

最後の天国は、まさに天国。激々々々辛でした。耳かきいっぱいぐらい入れただけで、全体が汗をかく辛さになりました。耳かきいっぱいにしてよかった。

ひさしぶりに、がっつり系のランチを楽しんで、忘忙庵に戻りました。

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