冬支度の続きです。
前回のブログはこちら
灯油の補充
別荘では、電気のほかにエネルギー源としてLPガス(いわゆるプロパンガス)と灯油を使っています。キッチンのコンロはLPガス、風呂や給湯に灯油の給湯器、そしてメインの暖房として灯油のストーブを使っています。CO2削減にはあまりよくないなーっと思いながら、短時間で吹き抜けのリビングを温めるには、やっぱり石油ストーブが良いですね。
灯油は、別荘の管理事務所に電話すれば、灯油タンクに補給しておいてくれ、請求がくるようになています。でも、月1回ペースで数日の利用、夏場はお風呂だけなので、大きなタンクを満タンにすると1年以上も補充不要になります。あまり長くタンクに灯油を入れっぱなしにしておくのも良くないように思うので、スタンドなどで買ってきて自分で補給することも良くあります。
今回も、来春来た時に灯油切れで寒い思いをしないよう、補給しておきました。寒い日に、「あっ、灯油があと少ししかない!」というときは、とても心細いものです。灯油もじわじわ高くなってきたのが気になりますね。
水抜き・湯抜きと戸締り
さて、今回の別荘へ行った最大の目的は、冬に向けての上下水道の凍結防止の作業です。最終日に、帰る直前に、水抜きや凍結防止などをやります。大きくは3つの作業があります。
- 水道管の水抜き
- 給湯系・設備の湯抜き
- 排水トラップ、トイレの凍結防止
この作業を略したり手順を誤ると、春に大変なことになるので、確実な作業が必要です。過去に何度か大変なトラブルに見舞われたこともあります。それは、追って紹介しますね。
毎年のこととはいえ、一年に一回のことなので細かい作業や順番を覚えきれないので、写真入りのマニュアルを作りました。A4表裏2ページにわたるものです。水抜きは管理事務所にお願いして有料でやってもらうこともできますが、お金を払って人に仕事を頼むのが性にあわないので、自分でやることにしています。この性分が、なんでもDIYでやってしまおうという発想にもつながっています。
水道管の水抜き
キッチンや洗面、バスルームなど水道管が地中から立ち上がっているところに、立ち上がりの部分の水道管から水を抜くための「水抜き栓」があり、それを閉めて、蛇口の栓は空気が入るように全部開けてきます。寒冷地のお宅には普通にあるコレです。
給湯系・設備の湯抜き
給湯の配管や、給湯ボイラーの中の湯だめタンク、追い炊きのタンクなどから水を抜きます。
配管のしくみがわかっていないので、手順書のとおりバルブを開けたり、閉めたり、間違えないように進めます。
手順書の一部です。
排水トラップ、トイレの凍結防止
配管内の水が抜けたら、最後に、排水溝のトラップにたまった水が凍結しないよう、すべての排水口に、自動車用の不凍液を入れていきます。匂いの逆流防止のために配管が曲がっていて水がたまっている、あそこです。
排水系は凍結して水が流れなくなっただけでも大変なことになりますし、氷の膨張で割れてしまえば、床をはがしての工事になったり、洋式トイレが割れてしまったりしたら大変な出費になってしまいます。これも、絶対に手を抜けません。
手順書の一部です
手順書、なかなかよくできているでしょう❕
これで冬越しの準備OK。
最後に、庭の紅葉を楽しんで東京に帰りました。だいぶ葉が落ちてしまいましたが、この紅葉は、秋の別荘ライフの大きな楽しみです。
次回は、私が別荘を持つことになるまでの経緯の続きです。
コメント