春のシドニー⑤ ーノース・シドニーからハーバーブリッジを歩いて渡るー

海外旅行

春のシドニーの郊外街歩き、フェリーで行ったオリンピック・パークに続き、今度は新しく開通した地下鉄に乗って、北のほうのノース・シドニー方面に行き、帰りはハーバーブリッジを歩いて渡って帰ってこようと計画しました。

高いところが嫌いな妻は、ハーバーブリッジを渡るのは難色を示していましたが、妻が行きたがっていた、ノース・シドニーの新しい街、チャッツウッド(Chatswood)を歩いてみるというのを「交換条件💦」に、しょうがない、行くか、ということになりました。

ノースシドニーの再開発された街 チャッツウッド

かつては、農園や果樹園と、そこからの農産物を加工する食品工場などが集まっていたところだったそうです。1980年ごろから、再開発が始まり、今では高層ビルや高層マンション、大規模商業施設が立ち並ぶ、ノース・シドニーの中心となる街になっています。

Googleより

シドニーの街中にある、2024年8月に開通したばかりの地下鉄シドニー・メトロ・ノースウェスト&バンクスタウン線のガディガル(GADIGAL)駅から地下鉄に乗ります。

駅は、ピカピカです。

完全無人、自動運転だそうです。まだまだ延伸されるようです。

NSW州政府HPより

チャッツウッド駅には、メトロをはじめ、シティートレインのT1線、T9線が乗り入れています。

アジア系移民が多く住む、賑やかな街

チャッツウッドの駅を降りると、東側にヴィクトリア・アベニューという目抜き通りがあります。

この通りには、漢字の看板の中華系、その他タイやベトナム料理、インドカレー、足つぼマッサージ店、携帯ショップなどありとあらゆる店が並び、さらに、スーパーやフードコートやデパートが入る、チャッツウッド・チェイス、チャッツウッド・pレイス、ヴィクトリア・プラザ、チャッツウッド・ショッピングセンターなど大規模ショッピングモールが並んでいます。

左橋がチャッツウッド駅。赤丸がショッピングモール

週末でしたが、アジア系の方が7割ぐらいで、観光客も入り混じって大変な人出でした。駅から一番遠いチャッツウッド・チェイス(Chatswood Chase)の中のフードコートでランチを済ませ、ちょっと一休みしようと、駅近くのコーヒーショップで休憩です。

シドニーのコーヒーはどこもおいしい

利用したのは、ケンブリッジ・カフェ’Cambridge Cafe)です。

駐在員さんが住んでそうなレジデンス・マンションの1階に店を構えています。

夫婦ふたりとも、フラット・ホワイト(Flat White)をオーダーしました。オーストラリアでは、カフェラテをフラット・ホワイトと呼びます。

大き目のマグカップにきれいなラテアートが施されていました。シドニーでは、ルーム10、ガンプしょん、カンポスコーヒなど有名カフェはもちろん、個人がやっているコーヒーショップなども、どこも大変おいしいコーヒーが飲めます。スタバのラテより、少しエスプレッソが濃いめ、ダブルショットぐらいで、苦すぎずミルクの甘みと程良いバランスがとれた私好みのフラットホワイトがシドニースタンダートです。

いよいよハーバーブリッジへ

Cafeで一息いれて、いざハーバーブリッジへ。

歩いてハーバーブリッジを渡るには、橋の北詰め電車のミルソンズ・ポイント(Milsons Point)駅からアクセスします。

ミルソンズ・ポイント駅のホームからの景色は、このように、間近にハーバーブリッジが見えます。

駅の東側の改札から出ます。ハーバーブリッジの歩道は、橋の東側にしかありませんので要注意です。

駅の出口を出て、右を見ると、少し向こうに橋に上がる階段が見えます。ほんの徒歩3分ぐらいのところです。

Bridge Stairs と書いてあります。

ここから橋の歩道に上がると、こんな景色です。

遠くにオペラハウスが見えます。橋の橋脚に向かって歩きだします。

北側の橋脚まで来ました。妻は微妙に揺れる橋が怖く、揺れのない橋脚のところで一休みしてから、「向こう側の橋脚までは立ち止まれないから、さきに行ってる。ゆっくり写真撮ってきて」と、速足で歩き始めました。

少し行くと、

シドニー湾全体が見えてきます。岬にオペラハウスがあり、中央の一番奥まったところがフェリーターミナルのサーキュラーキーです。サーキュラーキーには、大型のクルーズ客船が停泊しています。

お天気がどんよりと曇っていて、今一つだったのが残念です。

橋の真ん中あたりまで来ました。

シドニー市街中心部の摩天楼が迫ってきます。ビルよりも太いぐらいの客船の大きさもだんだんわかっています。昨日のハーバークルーズの時の船と色が違うのに気が付きましたか?

この埠頭には、ほぼ日替わりでクルーズ船が入れ替わります。夜のうちに到着して、午後から夕方に出航しているようです。

オペラハウスが間近になってくると、そろそろ橋を渡り終わります。

サーキュラーキー側の歩道の出口はこのようになっています。

橋を降りると、そこは、流刑された囚人たちによって岩山を切り開いた地区、「ロックス」で、アーガイル・カットや古い建物群が点在している観光スポットです。ロックスからさらに階段を降りると、

サーキュラーキーに戻ってきました。

この後、サーキュラーキーからライトレールに乗ってホテルに戻りました。

明日はとこにいきましょうか?

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