中津川の翌日は、中央西線の特急「しなの」に乗って、長野に向かいました。いわゆる昔の「ワイドビューしなの」です。
特急しなの2大絶景ポイント
中津川駅から長野駅まで約2時間。途中の塩尻までは木曽川に沿って広い谷や渓谷を進みます。よくもこんなところに線路や道路を通したものだというような深い谷を、山肌に沿って列車が走るところが何か所があります。
特急しなのでは、車窓の景色の見どころが2か所あります。
一つは、名古屋から長野に向かう南木曽(なぎそ)駅と木曽福島の間で左側に見える、「寝覚の床」です。
JR東海も頑張っていて、寝覚の床にさしかかる数分前に、「まもなく名所の寝覚めの床が左手にごらんになれます」とアナウンスが入りました。
列車がスピードを落としてくれることはないので、ほんの一瞬で、写真は撮りそびれました💦
代わりに、上松町の観光サイトでお楽しみください。
もうひとつの絶景ポイントは、松本と篠ノ井の間の姨捨駅付近から車窓の右側に見ることができる棚田です。
こちらはアナウンスは入りません。しかも一瞬なので、右側の窓に張り付いていないと見れません。こちらも写真は撮れず💦 こちらは、信州棚田ネットワークのHPでお楽しみください。
写真を撮らないほうが、記憶にはしっかり残るかもしれません。どちらも、いずれ何かの機会に車で通りがかることがあれば、じっくり見てみたいところです。
長野ではモンブランはしご
今回の最後の目的地はもう一つの栗の名所、小布施ですが長野駅周辺でワンクッション入れています。小布施では小布施でしか食べることが出来ないものがたくさんあるので、長野駅周辺でできること(食べられるもの)は済ませておこうという作戦です。
まず向かったのは、駅ビルMIDORIに入っている小布施堂です。信州のお土産を売っている店が並んでいる一角に小布施堂があります。ここで、目的のものをゲット。
中身は、モンブランです。
小布施堂のお店には、簡単なイートインのコーナーがあり、コーヒーはセルフサービスで、コーヒーマシンから無料でいただくことができます。栗感たっぷりの栗クリームと甘みを抑えめの生クリームの大人のモンブランでした。
長野駅周辺のお店などを見て回ったあと、次に向かったのは、同じくMIDORIにある桜井甘精堂のお土産物屋さんです。
ここでの目的ももちろん、モンブラン。
桜井甘精堂のお店にも、幾右衛門というイートインカフェが併設されています。紅茶とのドリンクセットを注文。
断面はこのようになっています。
小布施堂のモンブランよりさらに栗の風味の豊かなモンブランで、私の中では相当な種類食べたモンブランの中でも、BEST5に入るおいしさです。
この日は、2つのモンブランがお昼ご飯になりました。
泊りは久々の温泉
この日は久しぶりに、湯田中温泉と渋温泉の間にある安代温泉に泊まりました。湯田中近辺も昼は30℃を超えそうな厚さでしたが、さすがに山あいの温泉地。夕食後、ひと風呂浴びてからの散歩の時間には、涼しい風が吹き、鈴虫の音や川の音で、気持ちの良い散歩になりました。
湯田中温泉の隣の渋温泉には、「金具屋」という旅館があり、「斉月楼」という建物が登録有形文化財に指定されているそうです。こちらが公式サイトです。
そして、この建物は、「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋のモデルになった場所と言われています。
木を組み合わせて作られた4階建ての建物は壮観です。
下駄での温泉街の散歩もいいものです。
渋温泉は、今や世界的に有名な地獄谷野猿公苑も近いためか、こんなマンホールも見つけました。
普段、国内旅行はAPAとか、ドーミーインとかビジネスホテル系に泊まることが多いので、久しぶりの温泉宿でのんびり過ごしました。
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