栗とぶどうと蕎麦の休日① ー 小布施で新栗の朱雀を味わう ー

DIY

毎年9月には、長野県の小布施(おぶせ)を訪れ、新栗を味わうのが我が家の恒例になっています。今年も9月のある週末、小布施と佐久平に1泊ずつする旅行を計画しました。

小布施では新栗の「朱雀」を味わい、佐久では地元の食や秋の味覚を楽しむ予定です。

北陸新幹線で出発

上野駅で北陸新幹線に乗りました。

あさま601号です。

今回は、新幹線で佐久平まで行き、そこでレンタカーを借りて小布施へ向かうルートです。東京から車で行くのは結構大変ですし、新幹線で長野まで行き、長野電鉄に乗り換えて小布施に行くこともできるのですが、現地であちこち回るには車があったほうが便利だからです。

JAファーム佐久店で地元産野菜やフルーツなど見る

佐久平駅近くでレンタカーを借り出し、最初に、JAファーム佐久店に向かいました。お目当ては地元産品の直売です。

佐久平駅からは車で12~13分です。開店とほぼ同時に到着しました。

地元産の野菜や、

かぼちゃ、

そして、生のプルーンや、

くるみなどが並んでいましたが、

フルーツのコーナーには桃やブドウは見当たりませんでした。

栗の天心「朱雀」をいただくため、小布施堂桝一酒造へ

信越道の佐久平北ICから須坂ICを経由して、小布施の街に向かいました。

須坂の市内を抜けて小布施が近づくにつれ、沿道にリンゴ畑や栗の木が目立つようになります。

今回のメインの目的のひとつが、栗の天心「朱雀」です。栗菓子の老舗の小布施堂が提供しているもので、普通はネットで日付や時間を指定して予約して、ようやく食べることができます。それとは別に、小布施堂が運営している「桝一客殿」というホテルの宿泊者は、チェックイン時に宿泊日または翌日の時間を指定して、朱雀をいただくことができます。

私たちはこの日、桝一客殿に泊まるので、

小布施に着いてまず桝一客殿にチェックインし、荷物を預けた際に、そのままお昼前に朱雀をいただけるよう予約をお願いしました。

桝一客殿は、小布施の老舗造り酒屋・桝一市村酒造の建物をリノベーションし、小布施堂がホテルとして運営しています。そして朱雀は、桝一客殿から3分ほどのところにある、桝一市村酒造場(小布施堂)の「本宅」と呼ばれる建物でいただくことができます。

指定時間になり、桝一市村酒造場の門(小布施堂正門)へ向かいました。

門のところでスタッフに客殿の宿泊者であることを伝えると、中に案内されます。門の中には庭があり、その奥に、

本宅があります。古い家屋ですが、民家というよりずっと立派な建物です。

ネット予約した場合は本宅の1階の広間で朱雀をいただくことになりますが、桝一客殿の宿泊客は2階で朱雀をいただくことができます。その2階の部屋が特別なのです。

靴を脱いで急な木の階段を上ると、

このような広間があり、ついたてで仕切られた、4組ほどの机が設えてあります。この広間がとても気持ちがよいところなのです。夏でも冷房知らずで、涼しい風が吹き抜けます。窓からは緑豊かな本宅の庭を眺めることができる、気持ちの良い空間です。

席に座って待つこと数分、まず、ほうじ茶が急須とともに運ばれてきました。

パンフレットが添えられていて、今年は「ぐる」というキャッチフレーズでした。ちなみに、初めてこちらを訪れたときのキャッチフレーズは「ぱか」で、ぱかっと開いた栗の写真が使われていました。

そして、いよいよ朱雀の登場です。

朱雀は、その年の新栗を蒸して裏ごしし、砂糖などを一切加えず、栗あんの上にふわりと盛ったものです。栗そのものの味を、お客様ご自身に確かめていただきたいとの思いから提供しているとのこと。

新栗ができてから1か月間の限定提供なので、この時期に小布施堂本宅でしか食べられない貴重なものです。

ここ数年は毎年朱雀をいただきに来ていますが、年によって微妙に栗の味が違うように思います。

甘味がしっかりある年、ぱさぱさとした感じの年など、その年の気候による栗の出来栄えや、食べる側の体調、その日の天気・湿度などによって、栗の風味が微妙に異なって感じられるのです。

今年の栗は甘味はそれほど強くありませんでしたが、提供されたときから、渋皮の香ばしい香りが強く感じられました。

ふわりと盛り付けられた栗の中には栗あんが入っています。この栗あんとともに栗を食べると、栗感が増幅され、幸せな気分になります。栗が大好きな妻は大満足の様子でした。

朱雀をのんびり楽しんだあと本宅の庭に出てみると、栗の木や、

ザクロの実がなっていました。

庭の真ん中には、

朱雀を模したオブジェ兼ベンチがありました(笑)。これは昨年まではなかったものです。これは、昨年までは無かったものです。ここで記念写真を撮る方もいらっしゃいました。

巨大な朱雀の後ろには、これも初めて見るものですが、なにやら自動販売機があります。朱雀推しのグッズを販売する自販機でした。

このような販売機で、売られているのは食べ物や飲み物ではなく、

トートバッグや小皿、タオルハンカチなどの、朱雀推し活グッズが売られていました。そういえば朱雀が運ばれてきたときに、このようなパンフが添えられていました。

小布施堂さんがんばっています。

次回は、桝一客殿の宿泊記です。

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