桝一客殿に宿泊
小布施では桝一客殿に泊まりました。ここ数年、毎年この時期に泊まりに来ています。

少々お高いですが、桝一客殿は、移築された複数の木造家屋や土蔵などを組み合わせた、小布施の街並みによくなじむ建物です。
内装や家具は、パーク ハイアット 東京も手掛けたデザイナー、ジョン・モーフォード氏がセレクトしており、和の雰囲気とモダンなデザインが調和したフローリングの洋室は、とても居心地がよいのです。
また、ホスピタリティーも群を抜いており、いつまでも滞在していたくなるホテルです。
和モダンな客室
客室は5タイプあり、部屋によってレイアウトがかなり異なります。書斎付きの部屋や、独立したリビングがある部屋、坪庭付きの部屋などがありますが、今回泊まったのは、ベーシックな「リラックス型ダブルルーム」でした。
フロントから客室までは、中庭を通り抜けて向かいます。

通路の脇には池があり、おおきな錦鯉がたくさんいます。
スタッフが毎朝餌をやっているようです。鯉たちは人の姿に気づくと、

ものすごい勢いでこちらに寄ってきて、大きな口を開けて餌をねだります。ごめんなさい、餌はもってないよ💦
こちらが今回泊まった部屋です。

ダブルベッドとソファーベッドがあり、窓際には一人掛けのソファと丸いガラステーブルが置かれています。
反対側から見ると、

ベッドの足元にも丸いガラステーブルがあります。
壁には大きな液晶テレビと、

その横には木のケースがあり、扉を開けると、

中には電気ケトルとミネラルウォーターがセットされていました。グラスとカップが入ったトレイには、小布施堂オリジナルのコーヒーのドリップパックや紅茶が用意されていました。また、下の棚にある冷蔵庫には、スパークリングウォーターやジュース、瓶ビール、ミネラルウォーターなどが入っており、すべて無料でいただくことができます。
入り口ドアの脇にはクローゼットがありました。

タオル、バスローブ、寝間着、スリッパが備えられています。
こちらは洗面台です。

ステンレスを使った直線的なデザインで、少しクラシカルなGROHEを思わせる水栓が付いています。
洗面台の横のドレスカウンターには各種アメニティーが置いてありました。

歯ブラシやシェーバーなどのほか、ロクシタンのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションが、それぞれ2本ずつ備えられていました。
最近は、比較的高級なホテルでも、環境への配慮から大きなボトルが設置されていることが多いですが、こちらではミニサイズのボトルが用意されていました。
ガラス製のお風呂
廊下の突き当りにお風呂があります。
木製にすると温泉のようになってしまい、一般的なバスタブにするとシティホテルのようになってしまう。悩んだ末に、ジョン・モーフォード氏が考案したのが、このガラス製の浴槽とステンレスパネル、タイルを組み合わせた内装だそうです。

ゆっくりと足を伸ばして湯につかることができ、散歩で疲れた足も癒やされます。
甘味喫茶 真田邸で栗あんかき氷
部屋にチェックインし部屋でひと休みしたあと、夕食までの時間を使って、小布施の街を散策することにしました。
最初に訪れたのは、今年3月に営業を始めたばかりの「甘味喫茶 真田邸」です。こちらも小布施堂が運営しています。桝一客殿からは、栗の小径を歩いて3分ほどです。


9月はまだかき氷が提供されていました。

玄関の暖簾の前にメニューがありました。9月のメニューは、栗菓子の「雁の山」、栗あんのかき氷、数種類の和菓子、ドリンクといった構成です

店内には、2人掛けのテーブルが5つあります(4人掛けに変更することもできます)。

私たちは、あらかじめネットで栗あんかき氷と雁の山のドリンクセットを予約していました。
緑茶のセットです。

こちらは、ホットコーヒーのセットです。

先にかき氷をいただきました。

トッピングされた栗あんは、硬すぎず柔らかすぎず、ふわふわの氷とよくなじんで、とてもおいしいかき氷でした。
もう少し暑い日だったら、さらにおいしく感じられたかもしれません。
かき氷をいただいたあとに、小布施堂の和菓子「雁の山」をいただきました。

冷たいかき氷のあとのホットコーヒーは体を暖めてくれてうれしいです。

雁の月も栗をふんだんに使った上品なお菓子です。
帰りに気が付いたのですが、お店の内装は、どこかで見たことのあるような細く切った栗を使った「朱雀」風でした。


洋栗菓子 nakaでケーキを購入
次に訪れたのは、こちらも小布施堂が運営する「洋栗菓子 naka」です。
nakaも桝一客殿から徒歩3分程度です。

この春にオープンしたばかりのカフェで、赤い格子とガラス張りの外観がよく目立ちます。
中に入ると、ショーケースにケーキが並んでいました。

栗やぶどう、梨など、この季節の味覚をふんだんに使ったケーキが多く並んでいます。

nakaではイートインも可能です。

お店の奥には、畳敷きのイートインスペースがあります。洋菓子店としてはユニークな造りです。
こちらでは、夜のデザート用に夫婦それぞれ好みのケーキを買って帰りました。

夜、桝一客殿の部屋でケーキを食べようと、フロントにコーヒーとお皿、フォークをお願いしました。
私は、

栗あんシュークリームをデカフェのコーヒーで。
妻は、

妻は「栗あんタルト~ぶどう~」です。
そして、昼間のうちに小布施の農産物直売所で買ってきたぶどうもいただきました。

LED照明のため、写真では色がうまく出ませんでしたが、シャインマスカット、クイーンルージュ、ナガノパープルの3種類です。どれも大粒で、とても甘かったです。
朝の散歩、栗の生育状況はいかに
翌朝は早起きして、朝食前に小布施散歩にでかけました。
毎年朝の散歩で見に行っているところがあります。
おそらく、小布施界隈で一番早く、いがが割れる栗の木がある栗畑です。
小布施の散策路「林の小径」の近くで、桝一客殿からは北西方向にあります。長野電鉄の踏切を越え、千曲川に向かう方面です。
目的の栗畑に着きました。

ようやく、栗が顔を出し始めたところといった感じでした。それでも大きなつややかな栗がたくさんなっていました。

2020年に来たときには、まさに栗が食べ頃のタイミングで、このようにパカッと割れたいがにたくさん出会いました。

朝早く散歩をしていると、すでに農作業をしている方に何人も出会いました。みな、私たちを見かけると、「おはようございます」と丁寧に声をかけてくれます。気持ちの良い朝です。
もしかすると、栗泥棒やぶどう泥棒への対策という意味合いもあるのかもしれません。
長野電鉄で思わぬ出会い
栗畑からの帰り道、長野電鉄の小布施駅近くの踏切で、思わぬものに出会いました。

ロマンスカーです。その昔、小田急電鉄を走っていた車両が、長野電鉄で今も現役で使われていることは知っていましたが、実際に目にしたのは初めてでした。
栗畑から宿に戻り、朝食の時間になりました。朝食は、桝一客殿の離れにあるレストラン「傘風楼」でいただきます。
傘風楼で楽しむ優雅な朝食
栗畑から宿に戻り、朝食の時間になりました。朝食は、桝一客殿の離れにあるレストラン「傘風楼」でいただきます。
ビュッフェスタイルではなく、コース料理のように1品ずつテーブルに運ばれてきます。
まずは飲み物を選びます。コーヒー、紅茶(ホット/アイス)、小布施のリンゴジュース、小布施牛乳などから選ぶことができます。もちろん、おかわりも、別の種類をいただくこともできます。

私は小布施牛乳を、妻はミルクティーにしました。写真にはありませんが、ミルクティーには熱々のフォームドミルクが添えられていました。
最初に運ばれてきたのは、じゃがいもときのこのポタージュスープでした。

濃厚なキノコの風味でとても美味しかったです。涼しい日だったので温かいスープが胃にしみわたりました。
そして、パンのバスケットが来ました。

奥の右からバゲット、食パン、サワードウブレッド、手前はスコーンです。そして、パンと一緒に、自家製ヨーグルト、自家製ジャムが提供されました。

パンはどれも絶品級のおいしさでした。バターは無塩で、ヨーグルトにはとても甘い生のぶどうがトッピングされていました。
そして、メインの卵料理は、フリッタータ(イタリアンオムレツ)、スクランブルエッグ、エッグベネディクト、プレーンオムレツ、目玉焼きから選ぶことができます。
私は、フリッタータをチョイス。

妻は、エッグベネディクトを選びました。

どちらにもロースハムが添えられていました。お皿に載っているサラダには、地元長野県産の野菜が使われています。

生野菜はシャキシャキで、レンコンとブロッコリーは、絶妙なゆで加減で歯ごたえが残っていました。
一見、さほどボリュームのある朝食には見えませんが、コース料理のように1品ずつ運ばれてくる料理を食べ終わるころには、お腹いっぱいになりました。十分なボリュームがあります。
食後には、小布施の中心にある広場で、焼き栗を販売するテントの準備を眺めながら、カフェラテをいただきました。最後まで、のんびりとした朝の時間を楽しめました。

この記事を書いていると、また食べたくなってしまうような、優雅な朝食でした。
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