9月の3連休、初日は午前中、最後の桃狩りを楽しんだのですが、午後はあいにくの雨模様。外作業や七輪バーベキューはできず、屋内でできることをやることにしました。
忘忙庵やることリスト
忘忙案でやることはExcelでリストにしてあります。その中で、屋内での作業は、たとえば、
・押し入れの壁・天井にクッションフロアを張る
・洗面台フッ素コート
・熊手の修理
・アイリスオーヤマ掃除機のメンテナンス
などです。順に片付けていくのですが、次々とまた新しい項目がリストに加わっていくのです。
屋外での作業も、毎年や隔年でやる作業など定例的な作業のほか、なにかトラブルなどがあり思いつく度に書き足し、やり終えるごとに消し込みをしています。
リカバリーウエア
屋内でできる作業で、懸案になっていてリストアップされていたことがあります。
読者のみなさんは、最近巷で話題になっているリカバリーウエアというのはご存じでしょうか?
特殊セラミックスを練りこんだ繊維でできた生地を使ったリラックスウエアやパジャマで、セラミックスの輻射による遠赤外線の効果で、着るだけで血行促進や疲労を回復する環境を整えてくれるというものです。
臨床試験で効果も実証された一般医療機器ということで、上下で2万円以上もするリカバリーウエアが大ヒット、品薄になるなど大きな話題になりました。
ワークマンのメディヒール
さらに話題になったのが、作業服・靴などを展開し、最近はワークマン女子やワークマンプラスなどで高機能アウトドア、タウンウエアなども展開しているワークマンが、このリカバリーウエアの生地で、アッパー、ボトムス各\1,900のメディヒールシリーズを展開。
この、格安リカバリーウエアを見つけて、つい、ルームウエア上下を\3,800で買ってしまいました。

ワークマンは、多くの商品でサイズがM、L、LLなど、Sサイズの展開がないため、小柄な私はMサイズを買ったのですが、やはりズボンが長い💦
そこで、雨の日、忘忙庵においてあるミシンを使って、メディヒールのズボンの裾上げをしようと思いました。
裾上げ作業
前に一度、山用ズボンの裾上げをやったことがあるので、ミシンの使い方はだいたいマスターしていました。

支度をします。
問題のズボンを着用して長さを合わせたところ、5cm短くしなければならないことがわかりました。

折り返しの位置に、明るい糸で印をつけて折り返し、端をジグザグ縫いで縫っていきます。

もとの糸をほどいたり、切ったり、印をつけたりに、かなり時間がかかりましたが、ミシンで縫い始めると、あっという間に縫いあがりました。
ジグザグ縫いなのですが、縫い目もよれよれと左右に曲がってしまいました💦でも、長さはジャストフィットです。
ブルーシートの端の補強
こちらも、やることリストにリストアップされていた項目です。ただし、外でやる作業です。3連休の中日はお天気に恵まれ、懸案になっていた外作業を思いっきりできました。
忘忙庵では、冬場に落ち葉が積もって湿ったままになったり、積雪や凍結でベランダの痛みが進むのを少しでも遅らせるために、冬場はベランダにブルーシートを敷いています。
この記事は2023年の冬支度の様子です。写真のように、ベランダの手すりの柱に合わせてはさみで切れ込みを入れて、ぴったり敷き込めるようにしてあります。
ところが、このブルーシートは、もう10年以上も使っているので、はさみで切った端がほつれて、ビニールひも状のものがどんどん出てくるようになってしまいました。

ほつれた青いビニールひも状のものが、ベランダ周辺に落ちて、回収して片付けるのが大変になってきたため、昨年、新しいブルーシートを新調しました。

同じように、柱のところに切れ込みを入れ、ほつれないように、シリコーンコーキング剤でほつれ止めをしました。

こんな感じです。

ところが、ひと冬越して春にブルーシートを片付けてみると、

コーキング剤がきれいにはがれてしまっていました。シリコーンコーキング剤は、ブルーシートの材質のポリエチレン(PE)には接着しないことをこの時初めて知りました。ネットで調べれば書いてあることでした。
さあ、ほつれ止めをどうしよう?というのが今年の懸案でした
ブルーシートに使える補修テープを発見
今年になってホームセンターに行く度に、何か良いブルーシートの切り端の補修方法はないかと、探していたところ、都内のコーナンドイトでこんな代物を見つけました。

PRO-ACTマルチ補修テープ48mmというものです。コーナンのオリジナル製品です。水にも強く使用例にブルーシート補強の写真もあるので、くっつくに違いありません。長さも25mあれば十分足りそうです。
補強作業
柱に沿って切り欠いた縁に、表・裏半分ずつになるよう補修テープを貼っていきます。

このテープ自体は柔らかい素材でできていて、適度に伸び縮みするもので、接着力は非常に強力なので、はさみで切るとはさみにくっつき、接着剤どうしがくっつくと二度とはがれないので、その部分は切って捨てなけれがならないなど、かなり扱いが難しい代物でしたが、だんだん慣れて作業も習熟していきました。

テープの銀色も、買ったときはどうかなと思ったのですが、貼ってみると、補強された感が出て悪くないです💦銀と黒があったのですが、銀で正解かと。
小一時間で、補強箇所すべてに貼り終えました。

これで、懸案だったブルーシートの端の補強問題は解決ました(と思われます)。
重りも準備
ついでに、ベランダにブルーシートを敷いたときに、今までは、ビニールひもで重りを縛って吊り下げていましたが、

ハトメにひもを通して、あとでほどけるようにもやい結びをするのが結構面倒です。もっと簡単に冬支度ができるように、重り側は、ひもをもやい結びで結んでおいて、

ブルーシートのハトメにかける側にS字フックを取り付け、

S字フックの空いているところをペンチで閉じて、

S字フックがひもから外れないようにしました。これを、重りの数だけ用意しました。

あとは、冬支度のときに、このフックをブルーシートのハトメにかけていくだけなので、冬支度が格段に楽になるはずです。
夕飯は炭火焼ステーキとスモークサーモン
ブルーシートの手入れをした日は、一日お天気もまずますだったので、作業と並行して燻製づくりをしました。今回の材料は、チーズではなくこちらです。

お刺身用のサーモンとゆで卵です。サーモンには塩をして15分ほど置き、

そのままではしょっぱいので、水洗いで塩を落とし、キッチンペーパーでよく水分をとったあと、燻製前処置用の網に入れて乾燥します。

この日は、湿度が高かったので、サーキュレーターで風をあてて強制乾燥です。3時間ほど乾燥させました。ここでよく乾燥させないと、燻製したときに木酢液のようなにおいの酸っぱい燻製になってしまいます。
これを、いつもの燻家にセットします。このフックも燻家の付属品です。

そして、卵もセットして、火をつけたスモークチップを置いて完成を待ちます。

卵は、あまり強く燻製するとまずいので、1時間半ほどで取り出しました。

ブルーシートの作業も終わり、3時間半ほどでスモークサーモンも出来上がりました。

気温が28℃ぐらいと高く、サーモンに少し熱が加わったようで、身がボロボロになってしまいましたが、味はまぎれもなくスモークサーモンになっていました。
スモークサーモンは気温の低い冬場がよいようです。
炭焼きステーキ
夕方、お腹が空いてきました。この日は、スーパーでステーキ用の肉を買って来ていました。前回紹介した若林食品のナスといっしょに七輪で炭焼きにします。

遠火で片面10分ほど焼き裏返します。

適度に油も落ちて、ナスの水分も飛んで味が凝縮されています。この日の夕飯です。

ゆで卵の燻製は、翌朝のトーストサンドになりました。

季節の花
9月の連休、暑いせいか秋の花はまだあまり咲いていません。
8月に咲き始めたアジサイはもうほぼ終わりです。

サンショウの実が赤くなり、

ミズヒキが相変わらずたくさん咲いていました。

次に忘忙庵に来るときは、少し秋の気配が感じられることを期待しています。
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