4月の週末、春の恒例、小屋開けのために訪れた忘忙庵で、思いがけないトラブルに遭遇しました。
東京を夕方に出て、富士五湖周辺で夕食を済ませ、夜8時ごろ忘忙庵に到着。
この日は、さっと水出しをして暖かいお風呂に入ってすぐに寝ようと思っていました。
ライトに浮かび上がった玄関目前の異変
玄関横のカースペースに車を入れようとギアをバックに入れると、「ん?なんか変」。ナビのバックカメラの画面いっぱいに松の木の枝がひろがっています。
とても車を入れられる状態ではありません。しかも、この枝の上を乗り越えていかなければ玄関にたどりつけません。
夜で真っ暗だったため、忘忙庵のキーケースに入れてある小さなLEDライトを頼りに、注意深く枝の上を渡って転びそうになりながらなんとか玄関にたどり着き、鍵を開けて中に入りました。
玄関の明かりをつけてみると、

こんな状態になっていました。
この日は、玄関から荷物を運び入れるのはあきらめ、ベランダ側の窓を開けてそこから荷物を搬入。片付けは翌日にやることにしました。
今回は小屋開けなので、いつもより荷物が多いです。普段の食料などに加え冬の間東京の家で洗濯しておいたシーツやバスタオル類などや、忘忙庵に行ったときに練習しようと最近買ったギターなどたくさんの荷物をせっせと道路からベランダ経由で荷物を運び入れました。
そして、冬の間水抜き・湯抜きしてあった水道を復旧。
到着から1時間ほどかかって、ようやく落ち着きお風呂に湯をはるところまでこぎつけました。
大きな落ち枝がアプローチをふさいでいた
こちらは、翌朝に撮った写真です。

3本の大きな枝が落ちていて、車を置くスペースが埋まっています。
玄関横を見上げると、この太い赤松の枝だということがわかりました。

上の方の枝を見ると、

枝が裂けたあと、そして、折れてしまったけれどまだ幹につながっている枝が見えました。最初にもっと上の枝が風で折れ、下の枝を巻き込みながら落ちてきたものと思われます。

一番太い枝は直径15cm、長さ5m余り。ちょっとどかそうと思ってもびくともしないほどの重さでした。


そういえば、今年の3月に、東京でもめっちゃ風の強い日があったなと、調べてみると、3月4日から5日にかけて、関東から東北まで東日本で台風並みの風が吹いたので、この日の風で落ちたのかもしれません。


気象庁のサイトで調べてみると、河口湖で3月4日に16.5m、5日に17.5m、3月21日には15.7mの最大瞬間風速が吹いていたことがわかります。

落ちた枝がまだ新しかったので、たぶん間違いないでしょう。
過去にも、忘忙庵では台風の時に倒木があったりと、災難にあっています。
自然の中ですくすく伸びる樹のことなので、切ってしまわなければ避けようがありませんが、大きな樹に囲まれているのもまた快適なので、ここはがまんです。
忘忙庵の建物本体は、軒先のコロニアルが数枚割れてずれてしまっていましたが、雨漏りにつながるような被害ではなく、ほっと一安心です。ここは、今回時間がなくて補修できませんでしたが、次回メンテすることにしましょう。
風による倒木や枝の落下は、いつもぎりぎりのところで建物の被害を免れています。この幸運はいつまで続くか…
落ちた枝の片付けは筋トレ
落ち枝を片づけないと、出入りはベランダからだし、車も路駐になってしまいます。
がんばって片づけることにしました。
道具は、手袋とチェーンソーです。

チェーンソーで切り始める前に、落ちている細かい枝をひろって片づけ、作業をしやすくします。

そして、太い枝から枝分かれしている細い枝をチェーンソーでどんどん落として、太い枝の幹+細い枝たくさん、という状態にしていきます。太いところは長さをせいぜい1.5mぐらいまでにしないと重くて持てません。
電動チェーンソーでさくさくと思われるかもしれませんが、使ったことがあるかたはご存じと思いますが、チェーンソーを木に押し付けるには結構力が必要で、みるみる汗が噴き出してきました。
小枝を落とし、運び、枝の太いところを運びということを繰り返し、30分ほどでだいぶ先が見えてきました。

切って運んでを繰り返し、大部分の枝が片付くまで小一時間。ようやく駐車スペースが片付きました。
切った枝を積み上げると、ちょっとした山ができました。作業の翌日は脚・腰・腕と全身が筋肉痛になっていました。

落ちた枝は、忘忙庵の屋根にも当たっていたようで、屋根の角のコロニアルが何枚か割れて落ちていました。幸い、軒先部分で雨漏りにつながるような痛みではありませんが、こちらは、次の機会にでも直そうと思います。
思わぬ異変が待っていましたが、ここまでやってようやくいつもの小屋開け状態になりました。
次回は、忘忙庵のいつもの小屋開け作業を紹介します。
.jpg)



コメント